「大賀ハスのふるさとの会」の冬の活動は地味に見えますが、実際は来季への準備と環境整備が中心で、力仕事も多くなります。その間、春先に次々と咲き誇る椿が会員たちを癒してくれます。
敷地の約100種ある椿のうち、ごく一部をご紹介します。まずは事務所から温室に向かう途中に咲く、白い椿の大木から。
頭上たかく咲く椿に気づくのは、たいてい地面に落ちた花を踏みそうになってからです。植物園でもあるこの敷地内の木々は、どれもよく育っています。
見本園へとつづく椿の回廊に咲く、華やかな中輪の源氏車です。珍しい二段咲きです! 11月から3月まで咲きつづけます。
不思議と同じ源氏車の木から、大輪の赤い花も咲いていました。
小ぶりで清楚な紅侘助です。色は少しオレンジがかったピンクで花弁は肉厚。
椿の葉に再びセミの抜け殻を見つけました。去年の夏からここにぶら下がっていたのでしょうか?
形の良い沖の浪です。名札には2009年10月に植えられたとあります。
濃紅色の秀芳唐子です。中輪で花期は4−5月とされますが、早く咲いていました。
大ぶりな白い椿です。今年は花つきが良いです。
椿の絨毯の正体は、いつもこの太郎冠者です。
太郎冠者は今年も溢れんばかりの花の数です。
その向かいでいち早く咲くのが鈴鹿山です。
下の写真の椿は、斑入りの大型の品種です。
地面に落ちてもゴージャスです。
落ちていた大輪の古金襴(こきんらん)です。八重の牡丹咲きで、花期は3−4月です。高い枝先で咲いている花たちは、撮影できず残念でした。
妖艶な白い椿です。中心がほのかにピンク色。
正統派の美しい椿、紅羽衣です。
そして牡丹咲きの太神楽です。花期は10月から3月までと長く、花は紅地に白斑が入ります。
大賀ハスのふるさとでは、一年を通して自然を楽しむことができます。冬の椿を見ていたら、この恵まれた環境を守っていかなくては、という気持ちを新たにしました!
今日の活動報告は以上です。
(担当: れい)