今日は気温35度のなか、検見川のハス見本園が解放されました! 入口の門ではボランティアの誘導係が皆様をお迎えします。
パネルコーナーでは、1時間おきに蓮ガイドツアーがスタートします。
ガイドツアーでは、なぜ大賀一郎博士が検見川に古代蓮の実があると思ったのか? 大賀蓮の発掘のドラマ、蓮の生態などが説明されます。
ガイドと一緒にハス見本園をめぐると、大賀蓮だけでなく世界のハスの特徴や楽しみ方に触れることができます。
千弁蓮(せんべんれん)には1000枚から4000枚の花弁があります。下の写真は、千弁蓮の蕾です。
開花した千弁蓮です。支柱がないと花の重みで下を向いてしまいます。雨に濡れると花弁が黒ずんでいきますが、花びらは散ることがなく、そのままの状態で枯れていきます。
知里の曙(ちりのあけぼの)は、2000年にこの東大旧緑地植物実験所でつくられた品種で、即非蓮♂とヴァージニア♀の交配から生まれました。
一天四海(いってんしかい)という日本の伝承種です。大型の一重で、花弁に紫紅色の斑がある珍しい品種です。
多くの来場者がこの紅色の八重の美しい蓮に集まっていました。
蓮の葉シャワーが夏の暑さをしばし忘れさせてくれます。シャボン玉と水飛沫が涼しげです。
今年はかき氷も提供しております!
3日目の開放日にも多くの来場者にお越しいただき、誠にありがとうございました。7月28日が最終日となります。
報告は以上です。
(担当: れい)