気温30℃の薄曇りの空のもとで観蓮会2024が開催されました! 前日は雨だったのでお天気が心配でしたが、雨も止んで非常に多くの来場者で賑わいました。
世界から集められた100種以上の蓮たちは、この日のために大切に育てられてきました。昨年の初日より華やかな見本園の様子にしきりに写真を撮る来場者の姿も。
会場では蓮の葉シャワーが大人気でした!
蓮の葉の端を切って葉柄にホースをつなぐと、水がピューッと勢いよく出てきて涼を楽しむことができます。
大きな蓮の葉ならではの楽しみ方ですね。葉脈から水が出てくるのを子供たちが不思議そうに見ていました。近くではボランティアT氏がシャボン玉を吹きながら説明をします。
蓮の上にカマキリがいました! ハス見本園には多くの生きものが住んでいます。ここには検見川の里山の風景が残っています。
(ボランティアO氏撮影)
絶滅危惧種のチョウトンボが今年も元気に飛び回っています。翅の背面は光の加減によって青緑色に輝いて美しいです。
(ボランティアO氏撮影)
大賀蓮の妖精・ちはなちゃんが来てくれています! いつ見てもかわいいですね。
(ボランティアO氏撮影)
蓮の花には、花粉を食べに蜂が集まります。ちなみに蓮は蜜を出さないので、蝶は寄ってきません。
(ボランティアO氏撮影)
これだけの豊かな自然環境のなか、多くの蓮の種類が一堂に並ぶのは珍しく、ここは蓮の生態を知るには絶好の場所です。今日はハス守りさんによる「蓮ガイドツアー」が4回行われました。
地域の夏のイベントである「花園ハス祭り」の初日が観蓮会です。式典に駆けつけてくださった皆様にも盛り上げていただきました。
本日は暑いなか、検見川のハス品種見本園にお越しいただいた皆様にお礼申し上げます。
「大賀ハスのふるさとの会」をはじめ、地元の自治会、郵便局、ボーイスカウトなどのボランティアが一丸となって皆様をお迎えする一大イベント、楽しんでいただけたら幸いです。
引き続き、あと3日間の開放日がございます! 7月14日、21日、28日の午前6時から10時までの開門となります。美しい蓮たちとお待ちしております。
報告は以上です。
(担当: れい)
猛暑の中、リピートで来園いただいてるとは嬉しい限りです。ハスたちも喜んでます! またのお越しをお待ちしております。
花もきれいでしたが(初日のお気に入りは琴台歌手でした。)今年は初めてグラウンドに出られて幸運でした。
丸木舟の出土地点に立ってもう一艘の出土地点を見たとき、その間の芝生は湖の水面に見えてきました。ここは検見川の渡しなのだと思いました。
家に帰ってNHKの「二千年前のハスの実」の映像を見ました。(パネルでも紹介されているものです。)すると、丸木舟発掘中の右手前の中腰の男性の足元に黒光りする粒々が十数個。これは日の目を見なかった大賀ハスの兄弟たちなのでしょうか?
>ひょっとしてこれは... への返信
あの写真に写っているものが大賀ハスの実かどうかは不明ですが、当時、大賀一郎博士が丸木舟を発掘した人に聞いた話では、丸木舟のまわりには蓮の果托(かたく)がたくさんあって、「実もあった」という事でした。いくらでもあった果托は「邪魔になったんで、捨てちゃった」と言われて、検見川には必ず実が出ると確信したそうです。
素敵なコメントをいただき、ありがとうございました。
> interesante... への返信
Muchas gracias!!