本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
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高田郁さんの本

2014年05月13日 | 小説
高田郁さんの本を読みました。 「あい 永遠に在り」

房総の九十九里平野の貧しい農村で生まれ育ち、明治時代を懸命に生きた一人の女性の物語です。

     

小さいころから家の手伝いをしていた働き者のあいは、機織りを習っていたおばの養子寛斎と結婚。

医学の道にまい進する夫を支え、けなげに生きていくあいの人生が描かれた力作でした。
夫や家族のため、いつも明るく前向きにふるまうあいの強さと優しさが素晴らしかったです。

夫の関寛斎は実在の人物で、人道的で尊敬されていたそうです。

高田郁さんの原作の「銀二貫」が今NHK時代劇ドラマで放映中です。本を買ってあるのでテレビはあまり見ないでおこうと思ってるのですが、おもしろくてついつい観てしまったりしてます。 出てくる柴犬がとってもかわいいし、江戸の風情も味わえます。

高田郁さんの作品、これからもどんどん読んでみたいなと思います。

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