本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
そんな私が綴る日々の暮らし。
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二十三時の夜食カフェ

2018年07月07日 | 小説
初めて読む作家さんの本は、読む前にドキドキワクワクします。

古内一絵さんの著作、初めて読みましたが、出合えてよかった。
おやかな気持ちになれる、面白くて優しい小説です。

「マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ」 古内一絵

    

カフェ「マカン・マラン」の店主は、女装の男シャールさん。
でも、妖しくなんてありません?!
身体にやさしい料理を出してくれる素敵なカフェなんです。

ド派手なシャールさんの外見にはビックリさせられますが、彼のおだやかな物腰、料理の上手さにもっとビックリさせられた!

悩める人たち、その人それぞれの状態を見て、その人に合う食材で心を込めて料理する。
どの料理も慈愛に満ちていて、優しげで美味しそうなんです。

最近ちょっとお疲れ気味のあなた、なにかでちょっと傷心気味なあなた、この物語を読むとおだやかな気持ちになるかもしれません。
面白くて心癒される小説でした。

この本には続編もあります。
これはもう読むしかない。
お気に入りのシリーズになりそうです。

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コメント
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