写真セミナー報告【解説編】

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お待たせしました！　　前回の課題 のための撮影は、いかがでしたか？
苦戦された方も多かったようです。

えー、皆様に何をして頂いたかと申しますと。
カメラの異なるズーム領域（広角から望遠まで）で接写をした時の、描写の違い
をご自分の目で確かめて頂きたかったんですね。

【あらゆる画角で接写できる！】　これが、コンデジに特有の機能の一つです。
　（一眼レフカメラでは、全ての画角で接写が可能になるズームレンズって、ないんですよー！）

では、作例写真を見て頂きましょう。
　　　　
　手前の被写体が強調されて、遠近感が出る。背景のボケが期待できる。


　　　　
　ゆがみが補正され、自然な描写で、ある程度のボケも期待できる。


　　　　
　手前と後方の被写体の距離が圧縮される。物の形を正確に描写できる。


　これらの結果をふまえて、一昨日の問題の答えは・・・・・。
自然な描写で背景のボケを狙い、僅かに広角側。私のカメラでは、４０㎜でした。

＊表現の違いを確かめた所で、昨日のカタログ風な写真に、動きを付けてみます。

　　　　　　
　画面を斜めにするだけで写真に動きが出てきます。レンズは何㎜に見えますか？


　
　横位置が苦手だという質問を受けました。イメージを頭に描いて撮ってみては？


　まとめ
撮影の仕事をしている関係で、「料理や雑貨を撮るレンズは何ですか？」や。
「一眼レフじゃないと料理は撮れませんか？」というご質問を頂く事があります。

そんな時、『写真に決まりはないからこそ、奥が深く、興味が尽きない。』と
お答えしています。

だって。前述した描写の違いを組み合わせると、何通りも写真が現れる可能性が
あるんです。ご自分の料理の魅力を引き出せるのは皆様自身ではないでしょうか。

課題に挑戦して下さったユズさんより、コメントを頂きました。（勝手に掲載してスミマセン）
「昨夜のような意識でファインダーをのぞいた事は無かった！
スーと一本補助線が浮かぶまで、図形を眺めているような気分でした。」

写真を学び始めた頃、こんな風な気持ちで。毎日ドキドキしながらファインダーを
覗いていたことを思い出しました。縁あって（←縁って・・・。）写真を通じて、出会う事が
できた全ての皆様が、楽しみながら、ご自分だけの面白い写真に出会って下さる
と良いなぁ、と。心より思っております。　

最後に、セミナーのスタイリングで撮影した写真をＵＰして、終わりに致します。
講座にご参加下さった方々、お申し込み下さった方々、ありがとうございました。

　　　　　


　　　　　

くどいようですけど・・・。コンデジって結構すごい奴 だと思いませんか？