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今週は、 「熱闘花時間・3の巻 : 卒制デザイン編」 をお送りする予定でしたが、
先週の記事への反響がっ、あまりに大きかったので。予定を変更して、特別記事
「これで、写真の世界に無理矢理入りましたレポート!」を起稿させて頂きます。
お花の話題を楽しみにして下さっていた皆様、すみません。しばしお待ち下さい。
あの~~、前置きしておきますが。いい話は、これっぽっちも聞けませんよっ!
心が温まる。とか、癒される。とか、元気をもらった。とかを期待されている方は、
この後、読み進まない方が賢明かと思われます。たぶん、呆れます・・・。
さて、さて。私の写真ライフは、冒頭から波乱の幕開けでスタートしました。
オリジナルレシピを写真に残したいと、通い始めた写真教室でしたが。。。
”写真は財力!”を豪語する先生の方針に、「お金持ちしか、ダメなの!?」と、
真っ向から異議を唱え、退会。「レンズ1本で撮る」と捨てゼリフを残しました。
普通はですね。写真を始めたばかりの頃って、’カメラを持ってお散歩!’とか、
’レンズ選びに、お店でウキウキ!’とか、’撮影旅行に行っちゃったー!’等、
楽しいことが一杯なわけですよ。で、色々な写真を撮って、上達していくと。
翻って、私。一眼レフなのに、単レンズ1本(しかも、安いf値暗い物。)のみ。
料理しか撮らない。それも、「自分で作った料理以外は、気合いが入らない!」
などと、撮影頻度、極端に少なめ。写真上達への道の、正反対を歩みました。
まあ、それでも。料理写真は「美味しく写ってくれ~!」と、念を込めて撮って
いたせいでしょうか。次第に、コマコマした撮影を頼まれるようになり。気心も
知れているし、好き勝手撮れるし、楽しかったので引き受けました。もちろん、
アマチュアだったので、な~んの責任感もありません。
そんなある日。私が必要経費以外を請求しないのは、相手に心理的負担を強い
ているらしいこと。(タダで写真を貰うのは、心苦しいと言われました。)一方で、
私の相場を基準に、プロカメラマンさんのギャラが値切られてしまったらしいこと
を、人伝に聞き、大大大ショッーク!
きちんとした技術を持った人が、正当な報酬を得られない!そんな、バカなー!!
私の遊び写真は、趣味のままで。無邪気なカメラマン気取りは、辞めようと思い
ました。(いつも考えナシなんですよー、行動が。)
ところが。最後の納品に訪れた日本料理店で、事件は起ってしまうのでした!
写真を渡し、再撮の必要がないことを確認してから、お店を後にし、駐車場で鍵を
取り出した瞬間です。追いかけてきた見習い君が、突然、ぼそぼそ言うんです。
「あのー、写真が違うんです。他の人と。雑誌に出てるのと違います。」
「へっ???私の写真のことですか?」
(そりゃあ、オシャレな雑誌なんて見ないから、違うかも。自慢じゃないけど、立ち読みしてる雑誌は、
週間ベースボールとジャンプ位だし・・・。← 本屋さん、すみません。買ってませんでした。)
「自分で思ってたのと、違うんです。撮る位置が違ってます。」
「す、すみません。和食の作法を損ないましたか?」
(もしかして、ダメ出し?業界紙と「今日の料理」と「栄養と料理」しか読まなかったのが敗因か・・・。)
「自分が一流の料理人になったら、自分の料理を撮って下さい!」
「えぇぇぇ~~~!?」
(ちょっと待て!! 私の返事ぐらいは聞いてから、帰ってね。 ていうか、聞こうよっ!!!)
予期せぬ出来事が起こると、人間は、リアクション出来なくなることがあります。
まさにそれ。その場で、オヤジ立ちをしたまま、しばらくの間、固まりました。。
(オヤジ立ちとは:足を肩幅に開き、手を腰に当て、空を見上げる姿勢です。)
「一流の料理人の写真は、一流のカメラマンしか撮れないでしょうがぁ!!!」
と、心の中でつぶやきつつ、その時、プロになろうと決めました。(単純至極。)
しかし、私の手元には。単レンズ1本、使ってない標準ズーム1本、壊れると評判
のカメラボディ1台。そして、写真工業出版社の本数冊しかありませんでした。
脳天気なので、気がつかなかったですけど、前途多難を暗示していました。
来週に続く・・・。(続いちゃうのね?長い、長すぎると、自分でも思います。)
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アンティーク雑貨を中心に、オシャレなドライフラワー教室もなさっています。
撮影時、入るなり商品のレイアウトを変え、オーナーさんを青くさせました。
(撮影時間が短かったんですぅ。←言い訳。)高価な商品を壊さなくて良かった。
とるてんさんお久しぶりです。
今日のお話よかったです。
これからもプロの日常きかせて下さい
こんばんは~!コメントありがとうございます!
新シリーズ、出だし、映画みたいですね!
ケーキもここまで大切に扱ってもらえると、
幸せ者だなって思います。(幸せ者は、金子シェフかな??)
カメラマンの王道を進まなかったので、この後も「?」マーク全開の
展開になるのですが。よろしかったら、遊びにいらして下さい。。。
本当に、呆れます・・・!
私も今日のお話、勉強になりました。
実は私も一眼なのにレンズは1本だけ。
しかも三脚も使わない人。
近所のおじさんから、花を撮るのに三脚使わないなんて信じられんって言われちゃいました
それでも今は好きなものや好きな瞬間を撮ることに楽しさ感じています。お金をもらえる撮影には、やはりプロとして取り組まないとダメですよね。今、とても反省してます。
これからもお話聞かせてくださいね!^^
順さん、おはようございます!
順さんのあのきれいな写真、手持ちなんですか?
すごいです!すごい技術ですよ!近所のおじさんに見せてあげて下さい!
やはり、極めるって素晴らしいですね。
私の場合は、飲食店関係で、やはり広告費がらみのトラブルとでも
言うのでしょうか?当時は、深刻に悩んじゃいましたけど、
今考えると、自分も楽しくて、友人も喜んでくれてという撮影が、
一番写真にとって幸せな関係かなと、思います。
順さんの写真、楽しいって気持ちが、あふれてます。見ているこっちも、
嬉しくなります。これからも、素敵な写真で、皆さんを
幸せな気持ちにして下さいね。
神保町の某キョウシツでご一緒させていただいた富山人です。
覚えてますか・・・?(心配)
毎週楽しみに拝見させていただいてます。
私も趣味でカメラをはじめて、
その魅力にどんどんはまりはじめてます・・・。危険。
これからもいろんなオハナシ楽しみにしてます。
こちらこそ、ご無沙汰しています!
もう、覚えてますよ~!って、そんなぁ!
先日、浅草橋にいたんですが、ビーズの買い付けに来ている方を見て、
そういや、Aya.さんも買って行かれてたなぁと思ってましたよ!
サイト、作品が増えてましたね!相変わらず、ボードきれいです!
ご活躍のご様子、嬉しく拝見させて頂きました。
ほんとに、バカバカしいブログですが、(最近、開き直り気味。)
もう、あきらめてご覧になって頂きたいと、
思っております!
秋の雰囲気たっぷりのお写真。なぜかチョコレートを食べたくなるよう気分になります。
とるてんさんのカメラマンへの道がいよいよスタートしたのですね。人それぞれにいろいろな出会いあり、めぐり合わせありですよね。と読んでいてそんな事を思ってしまいました。
とるてんさん、浅草橋までいらしていたのですか?
近所までとは行かないですが、うちからとっても近くて、なにかと雑貨物と花火はこの界隈で購入しているんですよ。ちなみに私のいきつけは、下町の東急ハンズ?とよばれている、シモジマへ出没しています。
浅草橋の街の雰囲気も好きなんです。
こんばんは!ありがとうございますっ!
どうも、骨董品の価値がよく分かっていない、私です。(汗。。)
たぶん、あの時。将来が不確定な見習い君が言ってくれたから、
決心できた気がしています。まあ、私の写真のどこが違うのか、
はっきりしませんけどね・・・。和食の職人が一人前になるのに、
最低10年といいますので、それまでに、良いカメラマンに
なっていないとー!と思います。
シモジマ、行きつけです!あの、ギフトラップ館1Fの食料品、
つい買っちゃいますよねー!力士さん御用達の定食屋に入って、
食べきれなかった経験が。あの界隈は、合羽橋も含めて、
魔のゾーンと呼んでいます。(お財布が空になっちゃうんですもん。)
熱闘花時間サイコーです!
「熱闘花時間・3の巻 : 卒制デザイン編」 楽しみに待ってます。
とるてんさんに写真を撮ってもらえるような立派なフラワーアーティストになって写真撮影を依頼してみたいです・・・マスターで頑張ります。
私も学生の頃初めて購入した一眼レフ久しぶりに使ってみようかなって思いました。
実は名前もついています。ぱんきち君です。
(カメラのカバーを付けるとレッサーパンダの顔に似ているからです。)
今日は、お疲れ様でした。
さちさんの作品、きれいでしたね~!このレベルになると、商品として
出せるのよねー!と○川先生が、褒めていらっしゃいましたよ!
ぜひ、ぜひ、撮影させて頂けるよう、カメラマンとして、精進しますっ!
(その前に、メインテーブルが私を待っているのでした・・・。)
ぱんきち君、いいですね~~~。名前まで付けて貰って。
カメラは使わないと、調子が悪くなるんです
ぅ。フィルム、ちょと値上がり
しましたけど。銀塩カメラは、デジタルに比べて故障が少ないので、
キビキビ、写真を撮ってくれると思いまーす。