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『LIFE』
加島祥造 著
パルコ出版
ふとしたきっかけで加島祥造先生と知り合い、様々な著書を読む機会を得たことはとても有り難いと思う。特にパルコ出版から発行されたLIFEと題された本はタオについて簡潔にわかりやすく解説されていて道教のエッセンスを理解するにはとても良い入門書だと思う。「頂点で偉そうにしている人たちは、低いところで謙遜に生きる人が支えているのだ」という一節を読めば気分がスッキリする。また「いま水は濁っていても、いつかは澄んでくる」という言葉には真理の意味について再考させられる。87歳の加島先生はとてもお元気で文人画を深く追求し画境三昧の日々…味わい深い文章と絵筆が調和されていてかなり「いい線」いっていると思うけど。加島先生がお気の毒なのは身内の加島事務所の横柄な存在。自分の親が偉いから自分も偉いみたいに勘違いしている愚か者以下の勘違い人間がいる。隠さないではっきり言うけど僕は加島事務所を好きじゃない。時々芸術家の子供に見かける典型的なタイプの人間。大概芸術家の評判を落とすのは一番身近な存在だと僕は経験上思うけど。大体親子であっても他人でしょ!と僕はクールに考えるけど…僕の周囲の方々も同じように加島事務所のことを思っている。親にぶらさがって生きてるようでみっともない印象…人様に気分を害する物言いをしたり横柄な態度で人を見下すような接しかたをするのは良くないと自分は自戒している。人のふりみてわがふり直せ…これからも加島祥造先生の本は何度も読み返して学び尽くしたいと誓う。完璧な理解は無理かも知れないけど可能な限り努力してみたい。もちろん、不愉快な気分を吹き飛ばしながら…