大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

北京の街 お買い物

2010-08-28 10:00:00 | 旅行
北京では、外国人特に日本人は中国人サイドからすると、『いいカモ』と思われているように思うのですが…。島国日本から海外に行くと、日本人はお人好しだからお土産屋さんなんかに行くと定価で買うのが当たり前だと思うんじゃないかな。今回北京で、日本から来た観光客の方と知り合い、いろいろ雑談しながら北京での買い物についてそれとなく話を伺うと、大体定価で買っているみたいでした。僕はガイドさんに「日本人が行かなくてヨーロッパの人が行く観光地を教えてほしいんだけど」と言い、何ヶ所か案内してもらいましたが、値段は「あってないようなもの」で大体言い値の半値以下で買うことが出来ると思います。店員が「シャツを一着100元でどう?」と言ったら、50元以下、おそらく30元でも買うことが可能だと思います。日本人は値切るのが恥だと思うのかもしれませんが、中国では恥でもなんでもないと僕は断言します。半値に値切るのは当たり前、3分の1からがスタートだと思って、北京では“値切ることの快感を味わう”のも悪くないと思います。麻のシャツをオーダーメイドしたのですが、おそらく日本であれば一着2~2万5千円くらいすると思うのですが、中国の洋服屋さんは最初200元と言ってきて、黙っていたら150元にすると言いました。僕はその時点でOKしましたが、100元でも作ってもらえたんじゃないかなと思います。大体、大卒の初任給が2500元、北京大学や精華大学を出た人たちは初任給が1万元だそうですので、そこから類推すれば、僕がオーダーメイドしたシャツの値段は割と高そうですが、まあまあの値段かな?と思います。今度北京に行く時には、日本で買った生地を持って北京で縫製してもらおうと思います。おそらく縫い賃は一着日本円で300円から500円くらいで仕立ててくれると思うのです(それも半日で仕立ててくれます)。国際貿易センタービルのすぐ近くです。今回、北京に行ってしみじみ悟ったことは、日本円でものごとを考えるのではなくて、中国元で日々の生活を生きようという風に為替について真剣に思い始めたことです。

(でも、ときどきロロ・ピアーナの麻のシャツも着ています。ほとんど遜色ないです。)


2010年中国初任給 2010年度の日本初任給