大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

書の道

2010-08-29 22:42:30 | 日記
午前中は本を二冊読み返し、掃除、洗濯であっというまにお昼になり急いで上野の森美術館に泰書会の展覧会を拝見しに出掛けた。柳田泰山先生の作品に感銘した。品格と芸位が孤高の境地に達しているようにおもえた。書家の美学がなんたるものか思い知らされた。正直に言うと生まれて初めて書の神髄に触れる想いがした。極めた書の美しさに神の領域を感じると同時に偉大な書家である柳田泰山先生と同時代を生きていることの運のよさを感謝したいと思う。金澤泰子や翔子さんと出会えて、柳田先生と知り合えたことは僕の人生において心の貴重な財産であると確信できた。「芸術は人を感動させることが重要です。だからこそ、僕は完璧な楷書で人を感動させる努力をしなければいけないと思っています」と『書の道』かまくら春秋社の著書のなかで柳田先生は述べられています。今年の秋に北京の中国美術館にて柳田先生の「柳田泰山北京書法展」が開催されることが今から待ち遠しいです。柳田先生の書に目が醒めるような想いがして感銘を通り越し、尊敬の念で一杯です。本物の書
家に出会えたことを天に感謝したいと思う。『書の道』かまくら春秋社刊行柳田泰山著も優れた内容の書道の本です。ぜひ多くの方々に読んで欲しいと思う。今日という日は忘れることの出来ない記念日になりそうです。