沖縄の歌や踊り、物産などを一堂に集めた「沖縄GOGO! ハイサイフェアin KOBE三宮」(KOBE三宮・ひと街創り協議会主催)が8日、兵庫県神戸市の三宮センター街周辺で開幕した。
センター街の通りの地面にある美術品をガラス越しに楽しめる三宮センター街「ストリートミュージアム」の収蔵品として、那覇市出身の陶芸家國吉清尚氏の作品「珊瑚文焼〆壷」が寄贈され、除幕式が行われた。沖縄と神戸双方の関係者はこの作品を礎に一層の交流を誓い合った。
フェアでは、神戸と沖縄の親交をさらに深めようと、このイベントのために結成された、エイサーとフラダンスの合同チーム「那覇太鼓with KOHANA」のメンバーが創作演舞を披露。那覇バスのガイドらも美しい歌声で、商店街を訪れた大勢の観客を魅了した。
神戸出身の島田叡(あきら)元沖縄県知事の写真展、沖縄物産フェアなど30日まで多彩なイベントを繰り広げる。
フェアは神戸-沖縄間航路開設130年、神戸開港150年、ソラシドエア神戸空港就航5年を記念して開催されている。