国王と王妃ら700人、国際通りを練り歩く あでやかで壮大な「琉球王朝絵巻行列」
国王と王妃を御轎椅(うちゅうい)に乗せ、通りを練り歩く琉球王朝絵巻行列=28日午後、那覇市の国際通り(大城直也撮影)
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首里城祭(主催・同実行委員会)2日目の28日、那覇市の国際通りでは「琉球王朝絵巻行列」が行われた。年に一度の一大行事を一目見ようと、国際通りは多くの見物客で埋め尽くされた。
色鮮やかな衣装に身を包んだ国王と王妃の姿に、沿道にいた見物客はカメラで撮影しつつ「すごい」「かわいい」などの歓声が上がった。
絵巻行列は、「御轎椅(うちゅうい)」と呼ばれる神輿(みこし)に乗った国王の神山博行さんと王妃の長嶺彩葉さんを筆頭に伝統芸能団など総勢約700人が国際通りを練り歩いた。
琉球王朝時代が再現されたかのような壮大で艶(あで)やかな世界観は、駆け付けた見物客を魅了した。
新元時雄さん(59)=那覇市=は「琉球王国時代の文化を見ることができた。改めて沖縄を誇りに思う」と満足げだった。
【琉球新報電子版】