Oggi che cosa hai fatto?

なんとなくな毎日

小さな親切 大きな悲劇

2016-05-24 16:31:16 | Weblog
私が中東を旅したのは2000年のことでした。

あの頃は、中東情勢もよくなっていくかのように見えましたが、ほんの束の間の穏やかな時期だったようです。
幸にも、まだ破壊されていないパルミラの遺跡も堪能することができました。
中東にたくさんの残るローマ時代の遺跡を回りながら、そのころ授業で読まされていた『地中海世界』という本の内容を
肌で感じていました。


その旅行は、レバノン、ヨルダン、シリア、イスラエルとまわって、帰国はイスラエルからでした。
その時に、ガイドさんや添乗員さんからしつこく聞かれたことは、
「現地の見知らぬ人からお土産だと渡されたり、日本から郵送してほしいと頼まれたりしたものはありませんか?」と言う事でした。


過去に、旅行者が仲良くなった人からお土産と渡されたものが、実は爆弾で悲惨な飛行機事故になったとか。




その時に思い出してぞっとしたのが、エジプト旅行。
旅行ちゅうずっと私達のガイドをしてくれていたエジプト人とも仲良くなり、帰りに頼まれたのがCDらしきもの。
前のツアーの参加者さんから頼まれていた音楽らしいのですが、エジプトから送ると高いから日本から送ってほしいというのです。
そのころは何も考えずに、安請け合いして、郵送料もお世話になったからいいよと断って、CDをスーツケースに入れ
日本についてから郵送したのでした。   
何事もなく、届いた方からもお礼をいただきました。


でも、もしそれが爆弾や、はたまた麻薬だったりしたら?!とぞっとしました。


つい まさかそんな悪意をもった人がいようとは思いもしないけれど。。。。
このご時世、つい最近まで仲の良かった人がいつどこで過激思想になるかもしれず。。。。


飛行機に限らず、国内の新幹線や電車に乗るときでも、これからは慎重になったほうがいいのかも、などと考える最近の国際情勢。

コメント