第11回 補足 蓋然性(がいぜんせい)とリスク 山上容疑者の侵入経路
コー
20階階から飛び降りるーーー生きる残る可能性はほぼない。死ぬ可能性は非常に高い。死ぬ確実性は非常に高い。確実性が高い。ーー蓋然性は高い。リスクは低い。
3階から飛び降りるーーーー死ぬ確率は低い。怪我や生き残る可能性はある。死亡にしろ生き残るにしろ、どちらかになる確実性は低い。確実性が低いーーー蓋然性は低い。リスクは高い。
この考えでいいのかなー。
確かに、山上容疑者が殺したという可能性は、とてつもなく低いと思うな。
検察は、山上容疑者を起訴できるんだろうか。
頭を抱えてしまうのではないだろうか。
問題はそこから先ですね。
警察や政府は明らかに嘘を言っている。
ではそれをどうやって覆せるかという事だと思いますね。
2001年、9月11日の時、ペンタゴンに旅客機が突っ込んだという政府の発表の時、そんな馬鹿な、飛行機の残骸がないじゃないかという意見が上がったんだけど、アメリカ政府がその時どう説明したかというと、なんと、熱で蒸発してしまった、と言ったんだ。
誰もがそんな馬鹿なと思った思う。
でも覆すことはできなかった。
あの時アメリカの多くの人が、それはあり得ないだろうと意志表示をしていたら、変わったかもしれない、その後の歴史が。
たとえば、アメリカ全国の学校の先生方が、そんなことはあり得ないと、意思表示をしていたら。アメリカ全国の消防士の人たちが、そんなことはあり得ないと、意思表示をしていたら。アメリカ全国の退役軍人の人たちが、そんなことはあり得ないと、意思表示をしていたら。そしてアメリカ中の科学者の人たちが、そんなことは非科学的で、あり得ないと、意思表示をしていたら。
<やつら>は安心しているんだと思う。
たとえ、バレたとしても、覆すことはできないという事を知っているから。