とあるスナックで
コー
すごく参考になる記事があった。
引用:ーーーー。
不良債権の存在は、銀行やノンバンク等の貸金業のバランスシートを大きく毀損する要因になりえる。たとえば、80円の借入金(銀行では預金)と20円の自己資金を元手に、90円を貸し出し10円を現金として置いておくとする。もし、貸出の1割(9円)が返済されなくなった場合、自己資金が11円になることになる。この場合、貸出額のたった1割であっても、自己資金に大きな影響を与えてしまっており、貸金業において経営上の大きな課題となりえる事が分かる。
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コー注:この部分を読むと、貸出金が返済されなった時は、銀行は自己資金で、穴埋めするということだと思う。そりゃそうだろう、負債の預金で穴埋めは出来ない。そうすと自己資本比率が悪くなる。ーーー。
引用:こうして銀行の体力が奪われたことは、バブル崩壊後の日本経済を再建する上で大きな足枷となった。銀行は融資に対して過度に慎重となり、中小企業に対する貸し渋りや貸し剥がしといった現象も目立つようになった。このため不景気に加えて、資金調達が困難となったために、新規事業の立ち上げが困難になったばかりでなく、融資を受けられないことによる倒産、さらには倒産が倒産を呼ぶ連鎖倒産、失業率上昇、中高年の自殺者も急増し、深刻な社会問題となった。ーーーー。
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コー注:この連鎖倒産が銀行を巻き込んで、渦のようにそしてドミノ倒しのように現在広がりつつあるということだと思う、中国は。いろいろ対策はやってるが、広がり過ぎて対策が間に合わなくなっているんだろう。連鎖倒産が続いてる。銀行の貸出金が返済されないと銀行は自己資金で手当てをする。マイナスの部分をゼロにするんだろう。そこで自己資金が消えるということか。またまたお金が消えた。
「貸しはがし」によって世の中で流通している「銀行預金」が消え、貸し出したお金が戻ってこなかったときは,銀行自身の「自己資金」がこの世から消える。つまりお金がこの世の中からどんどん消えていく。
これが「信用収縮」の核心だと思う。
「部分準備銀行制度」「信用創造」のなれの果てなんだろう。