郎女迷々日録 幕末東西

薩摩、長州、幕府、新撰組などなど。仏英を主に幕末の欧州にも話は及びます。たまには観劇、映画、読書、旅行の感想も。

『ナルニア国物語』と『十二国記』

2006年03月02日 | 読書感想
昨日、ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 で、『ナルニア国ものがたり』は異世界もの、と書いたのですが、最近の日本のファンタジーで異世界ものの代表をあげるならば、小野不由美さんの『十二国記』シリーズではないでしょうか。

実は、映画の『ナルニア国物語』なんですが、原作2巻目『カスピアン王子のつのぶえ』の映画化が決まり、2007年公開予定だそうで、ざっと読み返してみたんです。
今回の『ライオンと魔女』より、あるいは映像向きかな、という気がしないんでもないんですが、うーん。
あらためて、願わくは、戦いではなくファンタジー的な部分を、もっと丁寧に描いて欲しいなと、感じました。

それはさておき、読みながら、『十二国記』シリーズの『月の影 影の海』を思い出しました。
似ているといっても、お話の骨格といいますか、基本的な構造が、なんですが、さすがにナルニアは古典だなあと、感心したような次第です。


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