うちはケーブルTVです。
母は最近、時代劇チャンネルばかりを見ています。昔はけっしてそんなことはなかったのですが、年をとると小難しいものは見たくなくなるのだと、本人が言っています。
いや、まあ、いいんですけどねえ。大昔の時代劇ばかりくり返し見せられたのでは、こちらまで、今がいつやらわからなくなりそうなので、母が怒るのもかまわず、食事のときくらい、と、NHKニュースにかえます。
でも、時に見入ってしまうのですが、先日は、幕末の『大奥』でした。
一番新しい大奥のTVドラマは、今もフジテレビで元禄あたりをやっています。これの幕末版は、以前にやっていましたが、天璋院篤姫が「じゃっどん」とか薩摩弁だったりするものですから、あまりのばかばかしさにいやになって、途中で見るのをやめました。
いえ、『大奥』は笑うために見るものですから、大まじめなギャグだったらそれもおもしろいのですが、そういう軽快な乗りが感じられませんで。
時代劇チャンネルで放映している大奥シリーズは、私の知っているだけで、二つあります。昨日、ちらっと見たのは新しい方です。
新しい方といってもかなり古いもので、1983年のものです。もう一つ古いのは、1968年版だそうです。
ともかく、その1983年版の最終章です。
何回も放送されていますので、これ、以前にも偶然見て、どびっくりしたのですが、中村半次郎、つまり後の桐野利秋が出ているんです。
なんで京都にいるはずの桐野が江戸に????? なんですが、江戸薩摩屋敷でくりひろげられた挑発の指揮をとっているような感じ、だったと思います。
まあ、ともかく、栗原小巻演じる大奥最後の総取締役、滝山殿が、春日局の墓参りだったかで松方弘樹演じる中村半次郎と出会って、その後、倒幕軍の江戸先遣隊長だったかに桐野がなっていて、また出会う。
いや、ばかばかしいことこの上ないんですが、ラストがなかなかよくって、これは母もお気に入りです。
最後の最後、見事に大奥の後始末を終え、江戸城を背にする滝山。「滝山どんに敬礼!」と、桐野率いる薩摩藩兵は敬意を表し、ヤッパンマルスの演奏で見送るんですね。
そこに森山良子だったかの歌がセフィニとかぶさって……、あの歌はやめてほしくはあるんですが。
まあ、ともかく、なにしろ桐野が出ていますから、さらっと見てはいるのですが、細かいことはさっぱり覚えてません。先日見かけたのは、その最終回のひとつ前です。
最後の将軍慶喜公が、鳥羽伏見の直前に「江戸から京へ進軍されて」って、そんな馬鹿なあ~! もう無茶苦茶です。
で、なにが言いたかったって、とりあえず、薩摩の島津家から徳川家へ輿入れして、皮肉にも、実家の藩兵から攻撃される役回りとなった最後の御台所、天璋院篤姫と最後の将軍慶喜公、について語りたかったのですが、また明日にします。
最後の御台所は将軍慶喜の妻、のはずなんですが、この方は大奥に入っていません。
では皇妹和宮ではないか、と思われるかもしれませんが、和宮は御台所と呼ばれるのを嫌っていたというお話で、実質的に、大奥最後の総取締役(いわば女官長で、表の老中にも匹敵するといわれたほどです)・滝山の信頼を得ていたのが天璋院であり、最後を締めくくったのが天璋院と滝山であったことは、事実のようなんです。
で、詳しくは明日にします。
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母は最近、時代劇チャンネルばかりを見ています。昔はけっしてそんなことはなかったのですが、年をとると小難しいものは見たくなくなるのだと、本人が言っています。
いや、まあ、いいんですけどねえ。大昔の時代劇ばかりくり返し見せられたのでは、こちらまで、今がいつやらわからなくなりそうなので、母が怒るのもかまわず、食事のときくらい、と、NHKニュースにかえます。
でも、時に見入ってしまうのですが、先日は、幕末の『大奥』でした。
一番新しい大奥のTVドラマは、今もフジテレビで元禄あたりをやっています。これの幕末版は、以前にやっていましたが、天璋院篤姫が「じゃっどん」とか薩摩弁だったりするものですから、あまりのばかばかしさにいやになって、途中で見るのをやめました。
いえ、『大奥』は笑うために見るものですから、大まじめなギャグだったらそれもおもしろいのですが、そういう軽快な乗りが感じられませんで。
時代劇チャンネルで放映している大奥シリーズは、私の知っているだけで、二つあります。昨日、ちらっと見たのは新しい方です。
新しい方といってもかなり古いもので、1983年のものです。もう一つ古いのは、1968年版だそうです。
ともかく、その1983年版の最終章です。
何回も放送されていますので、これ、以前にも偶然見て、どびっくりしたのですが、中村半次郎、つまり後の桐野利秋が出ているんです。
なんで京都にいるはずの桐野が江戸に????? なんですが、江戸薩摩屋敷でくりひろげられた挑発の指揮をとっているような感じ、だったと思います。
まあ、ともかく、栗原小巻演じる大奥最後の総取締役、滝山殿が、春日局の墓参りだったかで松方弘樹演じる中村半次郎と出会って、その後、倒幕軍の江戸先遣隊長だったかに桐野がなっていて、また出会う。
いや、ばかばかしいことこの上ないんですが、ラストがなかなかよくって、これは母もお気に入りです。
最後の最後、見事に大奥の後始末を終え、江戸城を背にする滝山。「滝山どんに敬礼!」と、桐野率いる薩摩藩兵は敬意を表し、ヤッパンマルスの演奏で見送るんですね。
そこに森山良子だったかの歌がセフィニとかぶさって……、あの歌はやめてほしくはあるんですが。
まあ、ともかく、なにしろ桐野が出ていますから、さらっと見てはいるのですが、細かいことはさっぱり覚えてません。先日見かけたのは、その最終回のひとつ前です。
最後の将軍慶喜公が、鳥羽伏見の直前に「江戸から京へ進軍されて」って、そんな馬鹿なあ~! もう無茶苦茶です。
で、なにが言いたかったって、とりあえず、薩摩の島津家から徳川家へ輿入れして、皮肉にも、実家の藩兵から攻撃される役回りとなった最後の御台所、天璋院篤姫と最後の将軍慶喜公、について語りたかったのですが、また明日にします。
最後の御台所は将軍慶喜の妻、のはずなんですが、この方は大奥に入っていません。
では皇妹和宮ではないか、と思われるかもしれませんが、和宮は御台所と呼ばれるのを嫌っていたというお話で、実質的に、大奥最後の総取締役(いわば女官長で、表の老中にも匹敵するといわれたほどです)・滝山の信頼を得ていたのが天璋院であり、最後を締めくくったのが天璋院と滝山であったことは、事実のようなんです。
で、詳しくは明日にします。
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でも、こういうことって時代劇にはよく有りますよね。
「スパルタカス」に討伐側として、カエサルが出ているとか(笑)。
私もこの当時の大奥について、書いたと思っていたんですが、見つかりません。
書いてなかったのかな・・・。
3月から毎日書いていると、いい加減にわからなくなってきました。
まだ一ヶ月ほどですが、かなりくたびれてきました。
えー、なんか長くなっちゃいまして、予告しながら、なかなか慶喜公が出なくて、すみません。
人間、何事も充電というモノが必要と言うことと、書くことをプレッシャーだと感じないようにすることです。
人間ですから、いつもいつも、納得のいくモノが書けるというわけではないでしょう。
そういうときには、思い切って、手を抜きます。
私も書き始めは、ネタが多すぎたくらいでしたから、全然、困らなかったのですが、何ヶ月か経ったあたりから、心のどこかで、「あれ?!完全にネタに詰まったかな・・・。」などと思うようなことも出てきました。
が、なるべく、そういうことを考えないようにして、とりあえず今日は、昔、読んだ雑誌に書いてあったいい話などでお茶を濁したり(おっと、内緒ですよ(笑)。)ひどいときは、書きためているもので、ちょっと、量が少ないなというものに、適当に「忙しいからこれで」というコメントと共に、画像などを載せて、量を確保します(笑)。
まったくもって、余計なお世話でしょうが、老婆心とお笑い下さい。
小説なら、まず短編にはなりません。
ちゃんと構成ができていないから、といわれれば、その通りなんですが、書きながら考えるので、あっちこっちと話がとんでしまいます。
これが仕事だったら、ほぼ何字くらいで、どういう目的の文章、ときまっていましたから、注文にあわせるには、おそらく、仕方なく構成を考えていたのかもしれません。
つい先年まで、いわゆる職業ライターでした。
物語を書くのは趣味ですから、それでいいようなものではあるのですが、書きはじめて、完成したためしが、ほとんどありません。
いつまで書いても、結末がこないで、そのうちいやになって、書くのをやめてしまうんです。
死ぬ前に一つくらい、ちゃんと完成させたい(笑)
ぜひ、秘訣をお教えください。
本日、アマゾンからご著書が届きました。
って、もしや、買って頂いたんですかぁ!
感謝感激です。
恐れ入ります。
いや、少し、舞い上がっていますね(笑)。
失礼・・・。
何度も書いては消してます(笑)。
普段は、あまり、こういうことはないのですが・・・。
拙著はいまや、絶滅危惧種(笑)。
まずは、保護頂いたことに、心より、御礼申し上げます。