松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

伝わらないこともある

2012-03-16 14:22:41 | なんでもない日々
人になにか(情報)を伝えるのは、とても難しい。
そのことを痛感しております。

身内に不幸のあった方に手紙を書きました。
とても落ち込んでいるようだったので、少しでも切り替えるきっかけになればと思い、聞きかじったことを書いたのです。

松浦はこうみえて、実は山寺に修行合宿に行ったこともあるし、パリからポルトガルまで巡礼の旅もしています。
宗教の違いはあまり気にせず、その精神を学ぼうというスタンスです。

佛教は、そのスタートからして少しほかの宗教とは違うな、と思うことがあります。
何しろ、救いを求めて来る人を助けようとか、勢力を押し広げようとか、人々をひとつにまとめようとか。そういうものではないからです。
とにかく、「なんか生きにくいから悟りたいね」というところがスタートなのです。

悟ためのひとつの方法が座禅で、「余計なことは考えないようにしよう」ということです。
漫画家の小林よしのりなどは、「無になるんじゃなくて、バランスのとれた状態になるんだ」というような趣旨のことを書いていました。
松浦はバランス感覚は悪いのですが、心がけているのは「憶測と事実をしっかり区別する」ということです。
連想や憶測はたいてい、負のイメージです。そしてそれは妄想です。事実ではありません。

とまあ、こんなことを伝えようとしたのだから、うまくいかなくても仕方がないですね。
いずれ時が来たら、謝罪の手紙を書くとしましょう。
コメント
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