ねいろ便り

私の作る器が誰かの暮らしを彩ったり、美味しくしたり、楽しくしたり、応援したり、できると信じて今日も制作しています

うわさの甘麹を作ってみました

2013-03-24 | キッチンラボ
                        

甘麹が酵素の働きとかでなにやらすごく栄養価高く、免疫力あげるとか??そんなうわさをこのごろよく聞きますね

で、簡単に作れるというので作ってみました


自然にこの甘さがでるのが不思議ですが、そのまま食べてもおいしいです

受け売りですが必須アミノ酸、パテントン酸、ビタミンB1、B2,B6が豊富で
必須アミノ酸は保湿、パテントン酸はコラーゲンの生成をたすけるそうで美肌効果も期待できるようです

作り方ですが

 材料 麹200グラム
    残りごはん200グラム
    お湯100から200cc

要はこの3つの材料を混ぜて70度以上にならないように注意しながら保温するだけなんですが


炊飯器の保温機能を使うと簡単らしいのですが温度が70度とかまで上がる設定だと麹菌が死んでしまうので
60度くらいで保温できる炊飯器であればそれを使うとよいらしいです

家の炊飯器は低温保温できないようだったのでヨーグルトメーカーを使いました 
ヨーグルトメーカーも高級機種だと温度設定ついていたりするみたいですが加藤家のシンプル機種では単一温度でした
 
まあ調べてみたらヨーグルトの発酵温度は40度ぐらいなので麹菌死滅させることはなく、ヨーグルトメーカーを使えば
時間はかかるけど失敗なしでできると思います

寝る前にセットしておけば朝にはだいたいいい状態になっているようです 私は様子見ながら昼頃までそのままにしてました

どういう状態でセットかというと私はジップロックが無かったので
ポリエチレンのペラペラの袋二重にしてそのままヨーグルトメーカーに入れて作りました

ジップロックで作った方が後々も便利かと思います 
発酵が進むので徐々に味に深みが出てきて徐々に酸味も出てきます
その後は発酵から腐敗の方に向かっていくと思われるので季節にも寄るでしょうが
冷蔵庫で一週間程で食べきったほうがよいらしいです

もっとオススメなのは味はこの辺でいいぞという時点でジップロックごと冷凍保存するのです
甘みが強いのでカチカチに凍ることもなく、使いたい分だけちょこちょこ使えそうです

でそのまま食べる以外どんな使い方があるのか、というと 
塩麹同様お肉の下味につかうとやわらかくなるし、煮物の隠し味とか、お砂糖の代わりにスイーツに使ってもいいし
応用範囲はかなりありそうです 私はこれからの時期、野菜ジュースに入れようと思っています

そんならばパンを焼くときのお砂糖を少し控えて甘麹を入れたらどうかな
麹菌がイースト菌を殺しちゃったら膨らまないかな、と
おそるおそるもチャレンジしてみると・・・

               
ばーん!!!

めっっちゃふくれてました パンのケースから取り出すのに苦労しました










 

畑にも春が来ました

2013-03-22 | 工房便り
                    
黒いのは種芋の切った小口に塗った灰です(防腐)

今年は駆け足で春がやってきたようですね
畑の大根も終了してわずかに春菜、水菜、ねぎ、たまねぎなど残して、なんもない状態になりまして
次、ジャガイモを植える時期となりました

おばあちゃんから引き継いた畑ですが、ようじんになると、どうせなら何か珍しい物を植えようと
ジャガイモも紫、黄色、赤にしました




下の写真は雑草と一緒に育つブロッコリーと水菜です 
ブロッコリーは冬の間、山鳩がほとんど葉を食べ尽くしもうダメかと思っていましたが春になりもちなおしました 
今年の冬は寒さが厳しかったせいか山に山鳩の食糧がなかったようです





ジャガイモの収穫はいつでしょうか 

紫、黄、赤いポテトサラダや
紫、黄、赤いポテトチップスなど出来ましたらお知らせしたいと思います

干してます

2013-03-05 | 工房便り



やっと春らしい陽気になってきましたね 
虫も動き出す啓蟄けいちつですから、わたしも動き出さなくっちゃ、とはりきっています

陶芸作家展は5月ですがリスト締め切りが近づいてきましたので、作品を作っています
(去年は作品名は番号だけにして価格だけ先に決めて提出し、後から価格に合わせて作るという無茶した反省)

作品作りに対する思いについて100字以内でというコメント提出はなんとか提出しました

去年までは

「自然の中で感じる光や風、香り、空気、そんな形のない感覚を、器にのせて届けたいと思います」でしたが

これはこれで私の制作の核心的な思いですが毎年同じ文章はいかんかなと思い

今年は

「器は大地そのものが原料であり、灰の粉の水溶液をかけ、熱の力によって作られるという原点を
 意識しておきたいという思いがあります。
 自然のリズムを感じながら暮らしを味わうお手伝いが出来たら嬉しいです」  にしました

ちょっと大げさな表現な気もするんですけど、まあ本当の思いだし、ま、いっか てことで・・・

で、土を作っています 暖かくなった日差しに干して、前は金槌で砕いてからすいひしていましたが、
最近はやっぱ、よく乾燥させた後、水につけてかき混ぜないで数週間してから混ぜ、すいひする方式に変えました