
今日1/24は再度東京に向かっております、女一代の技展も今日明日の二日を残すのみとなりました、会場でお待ちしております

会期中、各産地の先生方のお話を聞いてやたら勉強になったのですが、特にある産地の焼き物の方(無許可につき特定しないでおきます)の話は力強く心に響きました
土はその土地のいっちばんいいやつの良いところのみを使い、窯は年に一度だけ、薪の窯で10日間?焼くそうです、窯詰めだけに一週間かけるそう
他の産地で色々な釉調にこったり、美しい絵を描いたりということが、この地域の窯詰めだそうです、ナルホドナルホドです〜
薪窯なので当然でしょうが、どの位置に何を入れるかによって灰のかかり具合、溶け具合、酸化、還元の色調、わらを巻いたり置いたりしてヒダスキを出すようにしたり1つ1つの窯詰めこそがデザインということになるのですね、経験に裏付けされたその計算は非常に緻密で七割くらいは取れるそうなんです、
こりゃ、ボツをたくさん出してしまう普段の自分の仕事を反省してしまいましたー
美しい作品が出来るのであればどこの原料でも使いたい派の私とは制作の原点が違うんだなと思うのですが、なにか、本質というか姿勢が正しいというか、力強く、とてつもなく正道な気がしていいなあ〜と思ったのでした

この名刺入れは京西陣織の野元博美先生の制作体験で作らせていただきました
どこを作ったって?

こんな楽しい体験もいろいろありますのできて下さいね〜