ねいろ便り

私の作る器が誰かの暮らしを彩ったり、美味しくしたり、楽しくしたり、応援したり、できると信じて今日も制作しています

芳醇な果実がなったんです

2018-11-23 | 日記
青山スクエアの個展、匠展、無事開催できました、そして終了いたしました、ご高覧いただいた皆様ありがとうございました
このドラマチックな空は会期を終えた翌日、上野動物園周辺の空です、すぐ近くの東京都美術館に行きました












この実なんですが、フェイジョア(ポポーと言ってたけど違ってました)という
実でようじんが3年前くらいに植えて今年初めて実をつけたのです、ようじんが死んじゃってから実をつけたってなんの意味もないじゃん、と思ってましたが展示のディスプレイに使おうと持って行きました
とても良い香りがして会期後、Tさんのお宅で食べました
Tさん一口でパクッと行くなり、「美味しいっ!これご主人よ!ご主人のギフトよ」と言うので基本死んでしまったら魂はそれでお終いと考えている私ですが、なんか胸を刺された様な気になりました
魂は生き続け見守ってくれるとか言うのは信じられないと思っている私も、やはり信じている方が豊かなのかな、とも思いました
どうなんでしょうね?、読書家のTさんは私にその手の本を貸してくれたので一応読んでみようと思います、Tさんも2年前くらいに最愛の方を亡くされたのでした
でも、いずれにしても自分のためだけに植えたわけでもなく、ようじんからのギフトであるな、そう思うと全部がギフトだとも言える‥私の周りの全てが‥T_T

今回の展覧会は準備期間も不足し、いつもの半分くらいの窯しか焼けずでしたが、最悪の精神状態の中でギリギリになったけどやれるだけの事をやれたと珍しく思っております、大丈夫大丈夫と、自分に言い聞かせるも、そんな言葉では弱くて効かず、「余裕や」と言い聞かせ頑張りました
林檎さんの今やってるツアーのテーマが「不惑の余裕」なんですよ笑、林檎さん大きな仕事いろいろ入っていて「余裕」設定でプレッシャーと戦ってるのかな、と想像します
東京へ向かう時はまだどうしようもない精神状態のままでしたが、会期中優しい人たちにお会いしたりするうち、ちょっと元気になりました
展覧会終了翌日(昨日)は林檎さんのさいたまスーパーアリーナコンサートに行きました
東京都美術館も行きました、日仏工芸のコラボみたいなやつで、フランスのいろんな作家の人が日本の工芸技術を使って制作するみたいなやつでした


「見る、知る、感じる 現代の書」というのもやってました、これも良かったわ〜




明日からグラタン皿の仕事に入り、終わったらちょっと休みたいな‥


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