新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

十二運について(四柱推命)

2022年04月02日 |  四柱推命(十二運…地支星)
四柱推命には「十二運」というものあります。
胎・養・長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶の12個ですね…。
日干から見た十二支の強弱を表したもので、地支から導かれるので「地支星」とも言います。

長生~帝旺は旺相運。(ただし、沐浴は荒れる運)…エネルギーが強く外に拡大。
胎・養は中庸運…普通、中間。
衰・病は弱運
死・墓・絶は休囚運。…エネルギーが内向き。

また、その名称は人の一生にもなぞらえてあります。
以下の様な運気や意味合いもあります。

1. 胎…母の胎内に宿っている時の様な運(養子・甘え)⇔ 7. 帝旺…トップに昇りつめるが、後は下るだけ(勝気・強すぎて凶・極端)。
2. 養…養われているような星。面倒見も良い(養子・色情)⇔ 8. 衰…衰えが出はじめる(慎重・保守的・淡泊)。
3. 長生…すくすくと素直に成長する(吉運・温和・素直)⇔ 9. 病…病を得やすい様な運(敏感・芸能・医療)。
4. 沐浴…思春期の反抗期の様な時期(荒れる・不安定・色情)⇔ 10. 死…病が進み、死が訪れる様な…(せっかち・一徹)。
5. 冠帯…若気、地位名誉を得て冠をかぶる(智徳・宗教性・自己本位)⇔11. 墓…墓に入っている様な…(理財・陰気・歴史)。
6. 建禄…財を成し、一家を構えて安定(生財・独立)⇔ 12. 絶…来世に転生中(軽率・お人よし・極盛転落)。
参考資料

十二運の覚え方のポイントは…
例えば…
3. 長生…すくすくと素直に成長の反対は ⇔ 9. 病…の病気がち というふうに覚えると良いと思います。
5. 冠帯…若々しいの反対は ⇔ 墓. 古くさい、歴史、古いもの 。
参考資料

それでは、ここでクイズです。
以下の要素は、上記 十二運の中の何に当てはまるでしょうか…?
a. 開けっぴろげだが、時代の変化に敏感(   )
b. 古いものに興味を示し、貯蓄も好き(   )
c. 好奇心旺盛で移り気で衝動的(   )
d. カツコ良さ、野心家で体裁を重視(   )
e. 夢想的で幻想的、細かいとこが気になる(   )

さあ、いくつ出来ましたか?

また、十二運は必ず変通星とセットで見ます。
例えば、比肩という自我の星に十二運の沐浴が付くと、自我荒れる(我儘)とか…
食神という春の様な雰囲気の星に沐浴が付くと、色気に注意の暗示も出てきます。
偏印という、スピリチュアル的な星に十二運の墓が付くと、霊的精神的なエネルギーに囲まれます。
その他、様々ありますね…
男性の受験生の場合、偏財に沐浴等が付く年は、勉強よりも異性(女性)のことが気になってしまう場合も多いですね…。

就職・結婚・出産・新築 等、良い運期の時は自然に整いますが、そうでない場合は、中々上手く生きません。

時のエネルギーを知る…重要な事だと思います。

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十二運で見る相性

2021年02月05日 |  四柱推命(十二運…地支星)
四柱推命は年柱・月柱・日柱・時柱の四つの柱で出来ています。
生れた時間が不明な場合は三柱推命とも言えます。
生れた時間の影響は強く(30%)、特に晩年期(65歳~死ぬまで)や子供運(部下運)、寿命等にも多くの影響を与えているとも言えます。
故に、子供運(特に男の子の跡継ぎ運)等を見る場合は、時柱にどの様な変通星や12運が出ているかは重要なポイントになると思います。
柱毎には…
年柱は外側ですので、社会に対する様相(表面的)
月柱は父母や目上の人に対する様相
日柱は自分と配偶者に対しての様相
時柱は子孫や部下に対する様相
当然、自分自身の本音を見る場合は、日柱が中心になると思います。

日干が自分で日支が配偶者ですので、日支にどの様な12運が出るかで配偶者に対する傾向性も変わってきます。
12運別の吉凶面
日支が…
・胎の場合は、配偶者に対して気を配るが、愚痴や不満も持つ傾向がある。
・養の場合は、配偶者の面倒見は良いが、時にはしつこくなる場合もある。
・長生の場合は、配偶者に対して優しが出るが、未熟な面が出ると上手くいかない。
・沐浴の場合は、配偶者にとって新鮮な魅力を持つが、異性を求めてトラブルを生じる場合もある。
・冠帯の場合は、配偶者に対して格好よく見せたい気持ちが出やすく、悪くするとぶりっ子となる場合もある。
・建禄の場合は、配偶者に対して現実的に対応し、夢やムード作りは上手くない。
・帝旺の場合は、配偶者をリードすののは良いが、時として我儘になる場合もある。
・衰の場合は、配偶者に対して無用な干渉はしないが、やや淡泊で冷たくなる場合もある。
・病の場合は、配偶者に気を使い、その為にイライラする場合も出て来る。
・死の場合は、配偶者に安らぎを与える場合もあるが、自分だけの世界に籠る場合もある。
・墓の場合は、配偶者を守るが、ケチになったり古い考えを守る場合もある。
・絶の場合は、配偶者にエッと思う様な刺激を与えるが、熱しやすく冷めやすい極端なところもある。
上記は、日柱の12運という部分的な観点での判断の一つです。
実際の判断は、命式全体を見ることが必要とされるのは言うまでも無い事ですが…

また、天干は無形ですので精神(心)を表し、地支(12支)は有形ですので肉体とも見ます。
故に、男女間で日支を主に時支を絡んで三局しますと、肉体的な面で引き合う傾向も出て来るかも知れません…。
例えば…男女間で日支を絡んで「亥卯未」・「寅午戌」・「巳酉丑」・「申子辰」等があれば、肉体的には引き合う縁が強いともみることが出来るかも知れません…。
男女の四柱で…
(男)    (女)
時 日    時 日
〇 〇    〇 〇  
申 辰    〇 子 ……男性の日時の十二支の「辰と申」、女性の日支の「子」とで、「申子辰」水局して引き合う傾向が強くなります。

この場合、水局して、五行の水が強くなりますが、その水が、互いの命式にとって「良い五行」になれば嬉しいですね…。(俗に言う あげまん?)
男女は心と体の両方が一つになって溶け合うことが重要で、肉体だけの関係は麻薬の様な一時的な刺激となり、後には虚しさが生じると思います。
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人生の十二運

2018年12月02日 |  四柱推命(十二運…地支星)


日干から見た12支の強弱を表したものに12運というものがあります。
そして、この12運は変通星の下に付きますので、12運によっても変通星の強さや働きが変わってきます。

また、12運を人の一生になぞらえて表現する場合もあります(流派により表現の仕方は多少異なります)。
上図はその12運の表です。
(12運を見る時に対角線上で比較しながら見ると覚えやすいかも知れません)

1. 胎…母の胎内に宿る
2. 養…養われている状態。
3. 長生…スクスクと育つ子供。…その反対が「病」で、お爺さんになって病を得る。
4. 沐浴…思春期の難しい年頃。前向きだが荒れやすい。
5. 冠帯…青年、若気の至り。…その反対が「墓」で、年寄り、古いものが好き。
6. 建禄…働き盛り。完璧。…その反対が「絶」で、変化に敏感で開けっぴろげ。
7. 帝旺…トップ。行き過ぎ。
8. 衰…隠居。着実に目立たず。保守的。…その反対が「養」で人の面倒を見る。親和性。
9. 病…病気。夢想・幻想。…その反対が「長生」で、形式や実際を重視。
10.死…陰中の陰。せっかち、労働、努力、一徹。
11.墓…墓守、貯蓄、宗教性、歴史、古いもの。
12.絶…魂の転生。開けっぴろげ、軽率。消える。

12運の沐浴・帝旺があるとチェックを入れます。沐浴は運気が荒れやすく、帝旺は行き過ぎる傾向もあります。
また、長生や建禄も着目します。…良い意味で!

樹木の「葉」で表現すれば…
長生は「若葉」
帝旺は「濃い緑の葉」
墓は「紅葉の葉」、少し枯れた葉でしょうか…?

墓が多い人は、古いものや占い等が好きな方が多いですね…。

また、ビジネス等では、営業等の新規が得意な12運。
メンバー等の育成、人物金を握り、采配を振るうのが得意な12運。
その中間的な12運等があります。
命式を知って、それを活かした活動がしたいものですね…。

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変通星に付く十二運

2015年04月06日 |  四柱推命(十二運…地支星)
○比肩(敗財・劫財)に付く十二運は中庸(胎・養・長生)が無難だと言われています。比肩に帝旺が付くと自己中になりますし、傷官は変通星の悪さが出やすくなります。また休囚運(死・墓・絶)だと、ぽつんと一人ぼっちのイメージがあるかも知れません。

○食神に付く十二運は旺相(長生・冠帯・建禄・帝旺)を喜びます。私の知り合いの女性は食神に帝旺が付いていますが、とにかく楽しいことを見つけるのが大好きです。食神に付く沐浴は異性問題に注意の場合もあります。

○傷官に付く十二運は休囚運(死・墓・絶)が無難です。傷官の悪さが出ないのが絶かも知れません。傷官 墓で、時々○○を感じる人も居ます。また、傷官に沐浴や帝旺が付く場合は敏感過ぎる場合も出てきます。また、荒れる傷官が年上や時上にある場合は注意も必要です。

○財星(偏財・正財)に付く十二運は旺相運(長生・冠帯・建禄)が良いですね…。帝旺は少々強すぎるかも知れません。男命で偏財 沐浴は、異性に注意の暗示もあります。

○官星(偏官・正官)の十二運は旺相運(長生・冠帯・建禄)が良いですね…。事業家なら建禄が良いでしょう。正官に付く帝旺はプライドが高くなる傾向があります。休囚運の場合は足元を掬われない様に注意が必要かも知れません。

○印星(偏印・印綬)に付く十二運は旺相運(長生・冠帯・建禄・帝旺)が良いでしょう。評価を受け秋の稔が多いでしょう。休囚運(死・墓・絶)だと稔が無い場合もあります。また偏印に帝旺が付くと少し面白い捉え方をする場合もあります。

※ 変通星に付く長生は、その星の良さが出やすいですね。また、沐浴のばあいは、少々荒れやすくなります。私が、命式を見る場合には、帝旺と沐浴を注意して見ます。
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12運には、この様なとらえ方もある。

2013年10月25日 |  四柱推命(十二運…地支星)
十二運を人間の一生で表すと…

(中庸運)
●胎…物事の始まりで、人間に例えると、受胎した様な状態の運。力は無いので、母体の保護が必要な状態。
●養…母の胎内で栄養をもらって少しずつ静かに育っている様な状態。時間はかかるが着実に発展する運気。
●長生…母体内で健やかに順調に育っている状態で、生れてからの可能性がある。

(荒れる運)
●沐浴…出産、暖かくて安心な母の胎内から離れ、現実の世界に生れて産湯をつかる。試練にも逢う、迷い・色情。

(旺相運)
●冠帯…父母のもとですくすくと育つ。元服したような年齢で、目的に向かって走る。若気の至り。
●建禄…親から独立して一人前になり一家を構える。強い意志力と独立心を持ち、一人で堂々と歩む。成財性。
●帝旺…上り詰めて人生の頂点に達する。成就・君臨、しかし、上りつめればその後は下る。行き過ぎに注意。

(弱運)
●衰…還暦を過ぎて、一線を退いた様な運気。人生の折り返し地点で、後進に道を譲る。控えめ淡泊。
●病…下り坂で、衰えを感じ、病を得る様な運。障害・行き詰まり・病気。無理に動けば破れるような運。

(休囚運)
●死…物事の発展・変化の止まる姿を表し、エネルギーが弱く静寂。陰のエネルギー。死んだ様なエネルギーの状態。
●墓…墓(地面の中に)入っているような状態。地に蔵される…蓄え、隠れる、古いもの、蓄財。
●絶…肉体が滅び、魂が転生を求めている様な状態。軽率・変転・拘らない。死の様な陰の世界は無い。


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十二運について・・・ワンポイント(死・墓・絶)

2013年02月06日 |  四柱推命(十二運…地支星)
■十二運の死にはこの様な意味があるかもしれない。

初めての人が命式を見た場合、行運に出ている十二運の「死」を見て、私はこの時に死ぬのですか?と質問をする方がいます。…十二運の「死」は生死には関係はありません。この「死」は運気が死んでいる様な状態を表現しています。
われわれは、蛇の生殺しのの様な星と言っています。死には陰中の陰の様な意味があります。
性格は一徹で融通性が無い人が多いようです。また、努力家で勤勉で、コツコツした人生を渡って行くいく人が多く、せっかちなところもあります。また、家庭的に恵まれない傾向もあるようです(変通星にもよるが?)。

・年上の死…年老いて病弱の傾向?
・月上の死…親・兄弟との縁が薄い傾向?或いは中年期に…?
・日柱の死…配偶者の運が弱い…?
・時上の死…子供に大きく期待出来ない?


■墓について。

・墓の中に入っている様なエネルギー。肉親縁も強い方ではない。
・墓は入れ物…死人を入れるのが墓。お金を入れるのは金庫。病人を入れるのは病室。そして、悪人を入れるのは牢屋。墓を冲する星(冠帯)が共に出ると墓が開く…お金が入ったり出たり、入院したり、流年に比肩 墓で、その墓を冲する星が出ると嫌ですね!
・墓には墓守等の意味もあります。また、四柱に墓が多いと、古いものが好きですね。
・墓には理財の才があるようです。

■絶について。

魂が飛んでいる様な星。物が消えてなくなる。これから芽が出る。どんでん返しで幸福を掴む。
急転直下。事故運。破産・断絶、粘りに欠ける。ものごとに拘らない。軽薄。

・流年に偏官 絶の時に、会社を辞めてくれと言われる場合もある。
・絶と帝旺とかが並んで出ない方が良い…事故等に注意。
・傷官の絶などは、傷官の悪さが出難い。

※ 十二運に絶が多い女性を知っていますが、あっさりとして拘らず、良い性格の女性でした。



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十二運について・・・ワンポイント(帝旺・衰・病)

2013年02月03日 |  四柱推命(十二運…地支星)
■帝旺にはこの様な意味があるかも知れない。

最高に昇りつめてしまったので、いつ落ちるかわからない不安もあり、極限ピークの意味。これから衰えていくのは間違いがない。

・比肩に似たところがあり、強引で、突き進んで失敗する場合もある。
・思い切った行動をしてしまい失敗する場合もある。妥協出来ないワンマン型。

・正官 帝旺…位置や立場に拘る。 偏財 帝旺…金に拘る等…
・命式に帝旺 双並びは夫婦問題等に注意。
・帝旺 羊刃や沐浴が双並びすると荒れる。

・比肩・敗財・劫財に付く帝旺羊刃、そして財星や傷官に付く帝旺羊刃は特に嫌。

・年 帝旺…先祖は優秀な家系?
・月 帝旺…野心家が多い。月支 帝旺…男はマザコン?

etc…


■衰について。

・温厚の人が多く、印綬の様な意味もあるのでは? 学者・宗教者・教師。淡泊でおとなしく、迫力はない。他に旺相した十二運が付くと頑張れる。
・日支:衰…家庭の主婦には良いと言われている。マイホームで子供の事は面倒を見る。


■病について。

・小さい頃、身体が弱良場合が多い。体力が無く病弱の人も多い。
・年老いて病気になる場合は、長患いしやすい。
・ピンピンコロリではなく、ゆっくりと…
・芸能・医療関係・ボランティア等に縁がある。

・病が有っても、比肩や官星が並ぶ命式は確りしている。



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十二運について・・・ワンポイント(沐浴・冠帯・建禄)

2013年01月22日 |  四柱推命(十二運…地支星)
■沐浴にはこの様な意味があるかも知れない。

人間でいえば、ハイティーンの難しい時期を言います。
子供でもないが、大人でもない。上昇思考はあるが、経験不足から上手くいかずにガタガタしやすい時期ですね。

・四柱本体に2つ出ない方が良い。2つ出ると人生に波乱が多くなる。また、夫婦の問題も生じやすい。
・変通星に沐浴が付くと、その変通星の悪さが出やすい。(例)比肩 沐浴…我儘等…。
・日柱:甲子、辛亥の沐浴は、四柱が悪いと結婚に難が生じる傾向が強くなる。
・女性の場合は、偏官 沐浴。男性の場合は、偏財 沐浴の時は異性選びに注意が必要。


■冠帯について。

冠をつけること(偉くなる)。社会的優位、高官・高位に上がる。
四柱が良ければ積極的な人生を渡れる。最低まで落ちない。
年に合わない若さがある。精神的に強い。慈悲心強く、聡明。
悪い星に付くと、悪い方へ行く(泥棒?)。
若気の至り。

・比肩・劫財・敗財・偏印と共にあると、ギャンブルや詐欺まがいでお金を作る。
・冠帯と墓が共に並ぶと墓庫が開く。墓は入れ物…(入院・墓・牢屋・金庫等が開く?)。


■建禄について。

物事を始める。頂点に昇りつめる手前の星。独立・頭領運だが腰も低く粘りもある。
財運もあり。若い頃苦労すると40代から栄える。

・比肩が強くなるので、多少は財星を尅す傾向もある。
・月上:建禄は中年期に発展する。
・日柱:建禄はやり手の人が多い(四柱が良ければ)。また、女命の場合は夫よりもやり手になる場合もある。
・時上:建禄は晩年に発展する。特に、(財星・食神・正官)に付く建禄は、老後、金運・子供の心配も無い。正官 建禄は男の子に恵まれる。


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十二運について・・・ワンポイント(胎・養・長生)

2013年01月18日 |  四柱推命(十二運…地支星)
■「胎」にはこの様な意味もあるかも知れない。

文字通り、お腹に宿った赤ちゃんの様な運気。物が形づけられたり力が無い意味。
外に出て活動できず、運気的な発展は比較的スローモー。
人選の前半よりも中年以降に世に出る場合もある。
また、養子縁組の意味もあります。
夜明け、未熟、進展、また、力は弱く強い積極性はない。
環境の影響を受け、一貫性に欠ける場合もある。

・時上の胎:子供に脛をかじられる。
・印綬等と同じく、一つのものを研究するには良いかも?


■「養」について。

親に養われて成長している様な運勢で、やっと世に出て活動している状態。
エネルギーは弱いが平和という意味もある。人を養ったり、兄姉姑の面倒を見る暗示もある。
弱い変通星に養が付くと、あまりうまくは働かない。胎と似ていて、社会に出てバリバリやる星ではない。
養子縁組にも縁がある。

・日柱、月柱の養:養子縁で、男性の場合はマスオさんや養子に行く場合もある。
・時柱の養:子供に養われたり、子供が養子にいく暗示がある。


■「長生」について。

素直な性格の人が多く、四柱の並びが良ければ長者の風格もある。
また、男女共に夫婦円満型が多く、健康面も比較的良い。特に女性にあると良い。
十二運中最も安定した星で守りの運は強い。

・日支に長生があれば、四柱が悪くても最悪にはならない。
・変通星に長生が付くと、変通星の良さが出て、悪さが出難い傾向がある。


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誰が親をみやすいか?・・・十二運からみる傾向性

2011年01月20日 |  四柱推命(十二運…地支星)
老後になって、どの子が親をみてくれるのか?
関心のある事柄です。十二運別の相続相の傾向を記入します。

① 胎…親との縁は強く、親をみる運があります。日支にある場合は甘えん坊で、親の脛をかじる傾向があり、独り立ちするのが遅くなる傾向があります。

② 養…面倒をみたり養う運が強いです。男性の場合は、一人娘を好きになり、他家に養子に行く場合も多いです。

③ 長生…日支にあると素直な方が多い様です。相続運があり親の面倒をみる傾向があります。

④ 沐浴…相続運はありますが、親子関係にも波乱が多い傾向があります。時には他家に養子に行く場合もあります。

⑤ 冠帯…相続相は不定?

⑥ 建禄…独立独歩で家を出る人が多い。父子相尅の傾向もあるが、親の面倒をみる傾向もある。

⑦ 帝旺…独立運が強く家を出る傾向がある。他家に養子になる傾向もある。

⑧ 衰…相続相は不定?

⑨ 病…相続相は不定?

⑩ 死…相続相は強いほう。

⑪ 墓…墓守の役目があるので相続相はある。

⑫ 絶…相続相は不定?海外で活躍する人も多い。

※ この内容は、あくまでも十二運だけで見た傾向性です(部分推命)。変通星で多財の方は扶養の義務が発生しやすいですね。また月柱に比肩星がある人は、故郷を離れた方が運が開ける傾向もあります。
最終的には、四柱全体を見て判断する必要があります。

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十二運(地支星)について…絶

2008年11月05日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(12)絶
 「絶」も休囚運です。
肉体が死んで墓に入って朽ちた後に、その魂が次への転生に向けて飛んでいる様な状態です。
ですから、同じ休囚運でも死や墓よりも明るさや軽さがあります。
基本的な意味としては「極盛転落・突発的な出来事・ドンデン返しで幸福をつかむ・事故・軽率・お人好し・再生」等の意味があり、破産・断絶・粘りに欠ける・不沈等の暗示もあります。

①生日に「絶」がある場合
親の縁が薄く、思慮にも欠けて放任主義になりやすい傾向があります。
性格は、お人好しで短気な一面があり、軽率な判断から失敗することもあります。
そして、束縛を嫌い、自由を好む傾向が強く人から指示されることを嫌います。
その運は極から極に流れやすく極盛転落の星とも言われています。
また、軽率で人が良すぎることから騙されやすく。熟慮が要求される星でもあります。
基本的にはあっさりしていて、粘り強さに欠け気分屋のところがありますので、物事を進める場合は確りとした計画を立てることが必要です。
たとえ長子であっても、生家・故郷を離れることが多くなり、海外等で活躍する人も居ます。
突発的な事故運がありますので、財星や印星が弱い命式で、傷官や偏官が強く出ている場合は注意が必要です。

②生月に「絶」がある場合
孤独的な一面があり中年期に身の転身と、大きな変化の暗示がある。
一歩前に出て、積極的に人生を歩む努力で運が開きます。

③生年に「絶」がある場合
自分の祖父母の運が低調だった場合が多いです。しかし、信念を貫いてきた方が多いかも知れません。
また、祖父母の代で一度途絶えたり、一族に大きな変化があったかも知れません。

④生時に「絶」がある場合
老後自分の信念を貫こうとするが、子供の意見を取り入れることも重要。
子供はあまり当てにはならず、絶家の傾向も出て来るので、子孫運の強い配偶者と結婚することが良い。

⑤「絶」が付いた変通星
比肩星の絶、孤独性はあるが、あまり拘りはなく比較的淡白。
劫財絶は金銭問題を中心として身の変転が生じやすい。
傷官絶…傷官の悪さが出難い。傷官絶は却って事故運が少なくなる。聡明で頭が切れる人も居る。
食神絶…淡白な食神となります。
財星絶、突然金銭が無くなったり、盗難にあうこともあります。金運は良くない。
正財絶…男命では妻が突然消える暗示もあり。
官星絶…社会的な立場に傷が入ったり、突然のリストラや裏切りに遭ったり。…まるで足払い様に。
印星絶、夢や空想にふける。地に足が着かない場合もある。精神的な不満や焦りも生じやすい。

※実際の鑑定では天干星と十二運の関係や、天干星の横の並びを中心に、縦の生尅関係や五行のバランスを加味して判断します。
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十二運(地支星)について…墓

2008年11月04日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(11)墓
 「墓」は休囚運です。
親兄弟の縁が薄い人が多い。また、基本的な意味としては「過去・古いもの・墓守・先祖・宗教性・理財・金庫・入れ物・陰気」等があります。墓を持つ方は、神社仏閣等の古いものが好きで、特に天干に印星がある人は、その傾向が強くなります。

①生日に「墓」がある場合
墓という名の如く、先祖の墓を守る役目があったり、宗教的なものに関心を持つ人も居ます。
また、墓には入れ物という意味があるので、お金を貯める金庫という意味から理財の才を持つ人も居ます。
性格はやや陰気でクールで孤独な面も持っています。

②生月に「墓」がある場合
兄弟姉妹の面倒を見ざるを得ない状態になる場合もある。
また、中年期に宗教的なものに縁が生じたり、母親が宗教や占いに縁を持っていた傾向もあります。

③生年に「墓」がある場合
長男でなくても先祖の墓を守る方が多く、宗教感覚が強い人も多いです。
先祖の墓を守る。

④生時に「墓」がある場合
子供との縁は薄く、本人が健康なら子供との縁は薄い。そして、老後は子供に大きな期待は出来ない。
特に、時柱の天干星が 比劫・傷官の場合はその傾向が強くなります。
墓庫を持っている場合は、大運の良い時期(解冲)に福禄を集めます。

⑤「墓」が付いた変通星
傷官や偏印に「墓」が付くと、少々マニアック的なところが出てきます。中には霊的な人も…。
また、特殊な分野の研究や歴史性を持った分野にも向きます。
宗教性や占術、古典(習い事)等に関心を持つ人も居ます。
食神墓…女性の場合に子供のことで苦労するケースがあります。
財星墓…ケチの傾向があり、物やお金を溜め込む人が多いものです。
男性の場合には、妻との生死別の暗示があります。
官星墓…社会的な発展はあっても、ある時期に社会的な問題で八方塞がりや窓際族になったり、仕事中の災難や、官災などの暗示もあります。女性の場合、夫との生死別の可能性も…?
印星墓、古典や歴史・宗教に関心を持つ方が多い。また、母親との生死別の暗示があります。新栄堂

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十二運(地支星)について…死

2008年11月03日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(10)死
 「死」は休囚運です。
生死には関係ありませんが、運気が死んでいる様な状態を意味します。
蛇の生殺しの様な意味で陰中の陰の様なイメージがあります。
気性は一徹で融通性が利かず、判断力は確かでテキパキしていて几帳面なところがあり、せっかちで独断的な傾向もあります。親の愛も薄く妻が病弱や子供で苦労等、家庭的に恵まれない傾向があります。

①生日に「死」がある場合
幼児期に大病をするか、怪我などをしやすい場合があります。そして、親兄弟との縁が薄い場合もあります。
また、性格も一徹で短気なところがあり、人によっては陰気な一面があります。
地味な努力を積み重ね、何かに打ち込む頑張屋な面を持っていますが、時として人の言葉に耳を傾けない傾向もあります。女性の場合は再婚する毎に運が落ちる場合もあるので、離婚しない方が良いでしょう。

②生月に「死」がある場合
身内や兄弟姉妹がいても、自分の原因で、協力が得難い場合がある。また、中年期に運気が急落しやすい。

③生年に「死」がある場合
親類縁者と縁が薄く孤独になりやすい。常に和を心掛けると良い。また、晩年は健康にも注意が必要。

④生時に「死」がある場合
子供縁が弱く、老後は大きく期待できない。 孤独になったり、子供に先立たれる恐れもあります。
家系的に絶家の傾向があるので、時柱(子孫運)の良い配偶者を選ぶことが大切です。
時柱の天干が 比劫・傷官の場合はその傾向が強くなる。

⑤「死」がついた変通星
死が出ているからといって、早死にすることではない。
しかし、天干星に死が付いているとその働きが弱く、天干星の力を発揮することが出来ない。
しかし、傷官星に付く場合には、傷官が暴れ難くなり、怪我や事故などの心配が少なくなる。
比肩星に死が付く場合には、孤独性が強くなります。
特に敗財や劫財の場合、その傾向が強くなる。
食神に付く死…食神の大らかさが少なくなり傷官的になる場合もある。
偏財死…父親の力が衰えます。
官星死…女性の場合、男性運が弱くなります。男の場合、社会運が弱くなる。
印綬死…母親との縁が薄くなるか、母親からの恩恵が弱くなる状況が生まれます。
内向き志向となり内面の世界を探求する傾向がある。
新栄堂
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十二運(地支星)について…病

2008年11月02日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(9)病
 「病」も衰運です。
小さい頃病弱だったり、いつもすぐれない人が多い。
また、基本的な意味として「病気、敏感、芸能」等があり、医者・看護師等の医療系や福祉関係にも縁がある。

①生日に「病」がある場合
小さい頃は病弱であったり、早く両親と生死別したりする場合もある。
しかし、病弱でも小学校に上がる頃からは健康体となります。
男性は迫力を欠く風貌ですが、内面は進取性を持ち短気な面もある。
そして、繊細で神経質な面も見うけられ、 命式に傷官などが多いと、自意識過剰にもなりやすい。
基本的には急がされたり、あくせく働かされる仕事等は好きではない。
医療関係やボランティア・福祉関係に進む人も多く、芸能的な面の才能も有る。

②生月に「病」がある場合
中年に運が乱れやすく心労も多くなる。

③生年に「病」がある場合
晩年に運気の乱れが生じやすく、特に健康に注意する必要がある。
天干星が吉星ならば、それ程は気にする必要はないが…。

④生時に「病」がある場合
子供が病弱か、運気の発展が遅れるが、天干星が良ければ問題は出難いと思う。
しかし、偏印や傷官などの下に病が付く場合には、病気がちな晩年を送ることもあります。
…健康管理には気を付けて下さい。


⑤「病」がついた変通星
偏印・比肩・財星の流年(毎年運)に病が付く場合は、結婚診断を忘れずに!
また金銭も流れやすくなるので、投機的なことや金銭の保証人などは、良く考えてからにして下さい。
傷官に病が付く場合も病気に注意して下さい。
官星の病…男性の場合は、やや社会運がおちる。女性の場合には夫の運気の不調もあり。
新栄堂
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十二運(地支星)について…衰

2008年11月01日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(衰)
 「衰」は文字通り衰運を表しています。
温厚な人柄で、基本的な意味としては、「消極的、控えめ、内向、淡白、学者、技術者、老人」等の意味があります。
命式中に強い星が無いと気苦労が増えます。しかし、旺相した星が並ぶと頑張れます。学者等のコツコツやる人や医師などの知的な仕事や宗教家等には良いかも知れません。女性はマイホームで子供に意識を持つ人が多いかも知れません。

①生日に「衰」がある場合
性格は温和で内気で消極的で大きなものを嫌い、淡白で保守的なところもある。学者・医師・技術者等、地道な仕事にも向いている。また、親の恩恵は少ない傾向があります。
女性の場合は日支の衰が主婦に向くと言われています。

②生月に「衰」がある場合
人が良いので、他人の為に苦労したり損失する場合が多い。

③生年に「衰」がある場合
祖父母や両親の力はたいした事ない。また、晩年に運気の衰退があったり、子供に力になってもらえず等、心労がある。

④生時に「衰」がある場合
子供の運の発展が遅れる。また、老後は安定が保ち難い。

※「衰」は個性が弱くおとなしい十二運なので、天干次第で象意は大きく変わります。
上記に書いた衰の象意は基本的なものですから、実際には天干との関係で判断をすることが多い。

⑤「衰」がついた変通星
天干星に対して強く作用を及ぼすことが少ないおとなしい十二運なので、天干星の基本的意味がそのまま出やすい傾向がある。
新栄堂
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