新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

時代の変化と、2024年の大雑把な運勢傾向。

2023年12月19日 | 毎年の運勢(日干から見た)
《時代の変化と来年(2024年)の運勢傾向》
人類歴史は闘争の歴史とも言えます。それでは、闘争はいつ迄続くのでしょうか…?
個人の拡大(集合)が家庭であり、家庭の拡大が社会・国家となりますので、人類共通の価値観や普遍的な真理が現れた時に私たちの心も安定すると思います。現代は、力から愛の時代へと移行する変革期なのかも知れません…。

2023年の干支は癸卯でした。癸は五行では水、色は黒を表します。
そして、「癸」は十干の10番目、最後に位置します。生命の終わりを意味するとともに、次の新たな生命が成長し始めている状態を意味する象意です。そして、十二支の中で「卯」は、穏やかなうさぎの様子から「安全」「温和」の意味をもちます。(黒いうさぎの年でしたね…癸卯は厳冬が去り、春の兆しが訪れ始めたことを表しています。)

2024年の干支は甲辰です。甲は十干の最初であり、物事の始まりや成長を表します。春の気を享けて種の殻を破って出る状態、出発する意味があります。また、十二支の辰は振(シン)と言いまして、震う(ふるう)ことを意味して、万物が凄まじいほどに身を奮い立たせて、もとの体から抜け出す様子を表しています。(甲の五行は春・木を表し、五色では青。青龍…若い青年や、新しい価値観を持った純粋な青年の様な人です。)

これらを総合すると、古い価値観から抜け出して、新しい価値観を持った人々が活躍し始める姿が浮かんできます。大谷翔平選手等もそれを象徴しているのかも知れませんね…。

【2024年:日干毎の大雑把な運】(2/4の立春から、翌年の節分まで)
日干毎の流年(年運)の運勢傾向や気になる月を書いてみました。
●日干:甲…比肩 衰…比肩ですので、一つの段階が終わって新しい出発の意味もあります。また、比肩には分離という意味もあります。宝を表す財星を剋す星ですので、宝(大切なもの=愛・命・財)との分離を表す場合もあります。命式本体や大運との関係が悪ければ、職場を辞めたり、夫婦間での分離や健康・お金の分離が生ずる場合もあります。単身赴任や海外留学等には良いですが、そうでない場合は、やや慎重に過ごして下さい。1月は疲れやすいかも…。3月は少しナーバスになりやすい。10・11月も気を付けながら過ごして下さい。

●日干:乙…劫財 冠帯…劫財の流年ですので、何かとモノに賭けたくなる年。投資等を行っている人は、慎重にされると良いかも知れません。しかし、3月はラッキーさもあると思います。10・11月劫財・比肩の月運ですので、特に慎重になさって下さい。劫財は、比肩と同じ様な分離の星ですので、比肩的な要素も出てきます。

●日干:丙…偏印 冠帯…高齢者で、命式本体や大運に食神があって、倒食となっている場合は、健康面等に注意の暗示も出てきます。健康診断は念入りになされて下さい。また、妊産婦の方や小さなお子様がおられる方で、同じく倒食となっている場合は、子供の事で苦労される場合もあります。受験生の方は勉学には良い年となります。月運では2~3月、そして12月は気を付けながらお過ごし下さい。

●日干:丁…印綬 衰…受験生の場合は、比較的学習に集中できる年となります。一般的に平穏な年だとは思いますが、お母さんの事で気になることも時々はおられます。2・3月、12月は無理はしないようにして下さい。計画を立てたり、自分自身を内観するには良い年でしょう。

●日干:戊…偏官 冠帯…行動的になり、現状を変えたくなるエネルギーが強くなります。サラリーマン等で転勤が多い職場の方は、職場の移動が有る方もおられます。また、夫に対して不満を持たれているご婦人の場合は、何か行動を起こしたくなる年とも言えます。良くも悪くも、偏官の流年はカッとしやすく行動的になりやすい傾向があるのですね…。4・5月は強い比肩・敗財が来ます。そして、7月は傷官ですので気を付けながらですね…。

●日干:己…正官 衰…若い女性の場合は、甲で干合して結婚しやすい暗示となります(傷官の強い命式の場合は注意が必要ですが…)。十二運は衰と少し弱いですが、それなりに社会に出ていく運勢なので頑張りましょう…。4・5月は劫財・比肩の月、6月は正官を剋す傷官の月ですので、注意しながら歩んで下さい。

●日干:庚…偏財 養…交友関係が広がり何かと楽しめる年と言えます。男性の場合は、女性を口説きたくなる年ですので、適齢期の男性の場合は恋人を得るには良い年とも言えます。ただし、既婚の男性は家庭を壊さないように注意して下さい。営業等には良い年ですが、受験生の場合は遊びに意識が向きやすいので、計画をしっかりと立てて勉強をして下さい。6・7月比肩・敗財の月ですので注意。8月は、流されて遊び過ぎない様にして下さい(特に既婚者は)。受験生は10月は学習に集中し難いかも知れませんね。

●日干:辛…正財 墓…せっかくの正財ですが十二運が弱いのが少し気になります。命式本体や大運との関係で、正財が良い働きをすれば嬉しいですが…。6・7月は劫財・比肩の月運ですので無理をされないようにお過ごし下さい。

●日干:壬…食神 墓…2年間の比肩・敗財の冬運が過ぎて、やっと春の運気を迎えました。お疲れ様でした…。強い偏印があって倒食していなければ、それなりの春の雰囲気を味わうことができると思います。6月は偏印の月ですので、おとなしく過ごして下さい。また、8・9月…9月は敗財 沐浴ですので、流されないように注意して下さいね…。

●日干:癸…傷官 養…2年間の劫財・比肩の冬運が過ぎて、やっと春の運気を迎えました。お疲れ様でした…。春になると、春一番の強い風が吹くときもありますが、気持ちも明るくなって来ると思います。ただし、もともと食傷が多過ぎて過傷官になる場合は、やや神経質になる場合も出てきます。命式や大運によっても変わると思いますので、気になる方は総合的な鑑定を受けられたら良いと思います。4月、8・9月は注意されながら過ごして下さいね…。

※ 上記 内容は、日干毎の大雑把な流年の傾向性です。
実際の鑑定は四柱本体や大運との関係をしっかりと見る必要があります。
それらによって、吉凶が逆に出る場合もあるからですね…

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2023(令和5)年、日干毎の大雑把な運勢傾向。

2022年12月04日 | 毎年の運勢(日干から見た)
2023年の干支は「癸卯」
「癸」は十干の10番目、生命の循環でいえば最後に位置し、草木の種子の内部にはらまれたものが、その長さを測ることが出来るほどになった状態を表している。
「卯」は十二支の4番目で、大地の門が開き草木が地面をおおう様になった状態を表し、萌え出る春 つぼみが開く直前の様なイメージがあります。
また、「卯」は陰陽五行説では陰木に分類され、五行の「木」には成長、発育、誕生、春の象意があります。
つまり来年 卯年は、控えめに成長することを表している。
癸卯(2023年)は厳冬が去り、春の兆しが訪れ始めたことを表しています。
2020年からのコロナパンデミックや’22年のロシアのウクライナ侵攻等の冬の時期を通過しながら、人類が 共に平和に生きる世界に進もうとしているのが分かります。

2023年の日干毎の運勢傾向。(特に気を付ける月を書きました)
● 日干:甲…印綬 帝旺(敗財)…秋の稔があるとも言えますが、母親が高齢の場合は母親のことで…という意味にもなります。
前年度と同じように勉強や研究には良い年とも言えます。
2・3月は旺相する比肩・敗財月ですので注意が必要。
また、年末12月と翌年の1月も比肩・敗財の月ですので気を付けてお過ごし下さい。

● 日干:乙…偏印 建禄(比肩)…命式本体や大運に食神を持つ方は倒食となるので注意が必要です。
特に年配で健康が気になる方は健康診断を忘れずに受けて下さい。
勉強や研究には良い年です。
月運では2・3月が劫財・比肩の月、5月も食神の月ですので倒食する場合は注意が必要。
また、年末12月と翌年の1月も劫財・比肩の月となりますので、気を付けてお過ごし下さい。

● 日干:丙…正官 沐浴(印綬)…せっかくの正官ですがその12運が沐浴と少し荒れています。
夫や仕事が荒れる場合もありますね…。
特に命式本体や大運に強い傷官がある方は、怪我や事故にも注意が必要かも知れません…。
4・5月が比肩・敗財の月。7月も傷官の月ですので注意しながら過ごして下さい。

● 日干:丁…偏官 病(偏印)…現状を変えたくなるのが偏官の月。
サラリーマンの方は隣の芝生が青く見える場合もあります。
4・5月が劫財・比肩の月。また、6月も旺相する傷官ですので、4〜6月の期間は少し注意が必要かも知れませんね。
そして11月も偏官の月ですので変化を求めたくなる気持ちが強くなります。
強い傷官と尅になる場合は注意して下さい。

● 日干:戊…正財 沐浴(正官)…せっかくの正財ですが、その12運が沐浴と少し荒れています。
命式本体や大運に敗財があって剋している場合は注意が必要ですね…。
6・7月が強い比肩・敗財の月です…高い買い物は注意しながらの購入が良いと思います。

● 日干:己…偏財 病(偏官)…遊ぶには良いですが、受験生の場合は勉学には集中できない場合もあります。
流されない様に計画を立てて行うと良いでしょう。
また、高齢の父親がおられる場合は父親の事で…という場合もあります。
6・7月は劫財・比肩の月ですので、少し注意が必要かも知れませんね…。

● 日干:庚…傷官 胎(正財)…ややナーバスになりやすい年です。
特に食傷が多い命式の方は神経質にならないようにして下さい。
4・5月は偏官・正官が出るので少し注意。
8・9月は強い比肩・敗財の月ですので、気を付けてお過ごし下さい。

● 日干:辛…食神 絶(偏財)…せっかくの食神ですが、12運が弱いのが残念です。
命式本体や大運に強い偏印がある方は倒食に注意して下さい。
7月は偏印の月で注意が必要。
8・9月が強い劫財・比肩の月ですので、劫達的にもなりますが…

● 日干:壬…敗財 死(傷官)…情が流れてお金も流れやすい年です。
年配の方は健康面にも注意が必要かも知れません。
高い買い物や投資等は避けて下さいね…。
10・11月は比肩・敗財の月ですので、特にこの2か月間は注意して下さい。
また、4・5月の財の月も気を付けてお過ごし下さい。

● 日干:癸…比肩 長生(食神)…分離を表す比肩ですがその12運が長生ですのでホッとします。
しかし、日柱:癸卯の方の場合は、反言の比肩となりますので分離運は強くなると思います。
2月は傷官 沐浴と嫌な傷官。
9月が偏印 病の月ですから、健康が気になる方は無理をされない様に…。
10・11月は劫財・比肩の月ですので、十分に気を付けてお過ごし下さい。

※ 上記はあくまでも流年の傾向性です。
命式本体や大運との関係で吉凶が変わりますので、鵜呑みにはしないで下さい(参考程度に考えて下さい)。

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2022(令和4)年、日干毎の大雑把な運勢傾向。

2021年12月13日 | 毎年の運勢(日干から見た)
2022年の干支は「壬寅」。
●壬…(大河、池・沼で、流れることが本能)
【語源】壬は、もともと妊(じん:はらむの意)を語源としており、草木の種子の内部に、さらに新しいものがはらまれる状態を表している。
・「壬」は「妊」で、任とは「はらむ」ことで、陰の気が陽の気をはらんでいる様子を表している。

●寅(いん)
【語源】演(のぶる)の「サンズイ」を去ったもので、植物の芽生えが陽春の温気に養われて、地上に伸び長ずる様を象徴したもの。
演とは前後左右に大きく伸び広がる威勢の良い意味を持っている。
・寅は「移」「引」に由来し、「うつす」とか「ひく」という意味がある。…万物の芽がようやく地面から出ると、これを引張り出して、伸ばし地から移しだす意味がある。
・「寅は万物始めて生じ、螾然たるをいうなり」螾然とはミミズやモグラが春気に誘われて地上に出ること、陽気と共に地中の生物が地上に現れることを意味する。
地天泰☷☰。

◎ 男性中心の時代から男女が横に並び、女性が活躍する時代になってきました。
男性中心の時代は、力(権力・武力・金銭力・知力)中心の時代ですが、女性の時代は(共有・和合・調和)の時代で、許し愛し一つになる時代を迎えていると思います。
また、内的な心よりも外的な体が優先されていた時代から、心が体の上位に来る時代に変わってきました。
文明圏も外的な西洋文明から内的な東洋文明へと変化しつつあります。
科学と宗教が同じ方向に向かって、より本質(原因)的な世界を目指している様にも思えます。
利己主義から利他主義へ…本来、陰陽は、互いを前提に存在しているのですから…
新しい価値観が孕(はら)み、まだ地上には出てこないが、地中で活動し始めた状態が今年の干支(壬寅)の象意の様にも思えます…。

(日干毎の大雑把な運勢傾向)
あくまでも、日干から見た流年の象意ですし、流年から見た流月の象意ですので、命式本体や大運 、五行のバランスによって結果は変わる場合もあります。
参考程度になさって下さい。…特別な事をされる場合は、有料鑑定をお受け下さい

● 日干:甲…偏印 建禄(比肩)…勉強や研究には良い時期。強い偏印なので、命式本体や大運に食神があって倒食になる場合は注意が必要。念為、年配の方は健康診断等を受けられたら良いかも知れません。
4・5月は比肩・敗財、特に5月は病気等には注意をして下さい。また、6月は年月の関係で倒食となるので、4~6月は注意が必要。12月は偏印 沐浴となり、悩みやすくなる場合もあります。

● 日干:乙…印綬 帝旺(劫財)…学習には良い年。大運も良ければ評価を受ける場合もあり。4・5月は劫財・比肩の月なので、少し注意も必要です。受験生は学習に集中しやすい年。母親が年配の方は、母親の事に縁がある場合もあり。

● 日干:丙…偏官 長生(偏印)…行動的になり、何かと現状を変えたくなるなる場合もあり、命式本体や大運に強い傷官を持つ方は、少々ガタガタしやすい年。官星が強くなる命式の場合は、外的なプレッシャーを受ける場合もあり。

● 日干:丁…正官 死(印綬)…それなりに活動的な運気に入りますが、エネルギーはそれ程強くはありません。適齢期の女性で日干:丁の女性の場合は、夫を得る暗示もあります。命式本体や大運等に強い傷官を持つ方は、正官を剋すので、仕事や夫には注意の暗示もあります。6・7月は劫財・比肩、8月は荒れる傷官 沐浴の月ですので、少々注意が必要です。

● 日干:戊…偏財 長生(偏官)…営業等には良い年で、何かと交友関係も広がります。年頃の男性は女性に意識を持ちやすい年とも言えます。また、受験生の場合は、学習に集中しきれない場合もあるので、学習スケジュールを立てて取り組むと良いと思います。命式本体や大運に強い比肩が出ていて、流年の偏財が剋される命式は少々注意が必要かも…?8・9月は比肩敗財の月運なので注意されて下さい。

● 日干:己…正財 死(正官)…未婚の男性の場合は妻を得る暗示もあります。それなりに落ち着いた年となるでしょう…。8・9月は劫財・比肩の月運ですので、高い買い物は控えた方が良いかも知れません。命式本体や大運に強い比劫があり、流年の正財が壊される命式の場合は注意が必要です。

● 日干:庚…食神 絶(偏財)…比肩・敗財の辛い2年間が過ぎてやっと一息つける年となり、食べ物も美味しさを味わえる年となりました。命式本体や大運に強い偏印等が出ていて、倒食してなければ、それなりの年になるかも知れません。8月は偏印の月なので運気が渋りがちになります。また、10・11月は比肩・敗財の月なので、命式によっては少しは注意も必要だと思います。

● 日干:辛…傷官 胎(正財)…劫財・比肩の2年間が過ぎて明るい春の運気を迎えましたが、時々春一番が吹くときもあります。焦らずに過ごして下さい。命式本体や大運に強い官星が有る方は、柔らかな表現をされると良いかも知れません。7月は偏官ですのでおとなしく過ごして下さい。10・11月は劫財・比肩の月ですので、自己主張せずに上手に過ごして下さい。

● 日干:壬…比肩 病(食神)…一つの段階が終わって新しい出発の時でもあります。身体の不調の方は、過去の古傷が痛む場合もあり。仲の悪い夫婦の場合は、別れたくなる気持ちも強くなりますし、職場を去りたくなる場合も出てきます。単身赴任や留学等で、故郷や家族の元離れるのは悪くはありません。2・3月、そして12月と翌年1月は比肩・敗財の月ですので、流年の象意が表面化する場合もあります。特に12月は比肩 帝旺(羊刃)の月ですので、注意して下さい。…日干:壬寅の方は、日柱反言という強い分離運になりますので、注意は必要です。

● 日干:癸…劫財 沐浴(傷官)…命式本体や大運等に強い比劫がある方は、投資等には注意が必要です。気持ちが大きくなり、物に賭けたくなりますので、高い買い物は控えて下さい(不動産等)。食神と並ぶと劫達的になりますが、やや控えめに過ごした方が良いと思います。新規事は避けて下さい。月の運勢では2・3・12・翌年1月が劫財・比肩月、特に2月は劫財 沐浴(傷官)、12月は劫財 建禄(劫財)と、強い劫財が固まりますので、原則に沿った生き方を心がけて下さい。また、6・7月も水剋火と強い劫財が水の財星を剋しますので、年配の方は血流系には注意が必要ですし、高い買い物は避けて下さい。

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2021(令和3)年、日干毎の大雑把な運勢傾向。

2020年12月26日 | 毎年の運勢(日干から見た)
2021年の干支は「辛丑」です。
● 辛(かのと・シン)
【語源】辛(しん)はもともと新(あたらしの意)と同語で、草木が枯死して、新しくなろうとする状態を表している。
・「辛」は「新」で、万物が皆縮んであらたまり、秀でた実が新たに出来る様子を表す。
・砂金は、川底から採取して壬水で洗う。
● 丑(うし・チュウ)
【語源】紐という文字の「糸偏」を去ったもので、結んで解けないという意味。植物が地中に芽生え伸ばし、根を張っていく状態を象徴したもの。
種子の萌芽が土中にあり、じっとこらえて春を待っ結紐(けっちゅう)の様相に似ている。地澤臨☷☱。
・丑は「紐(チュウ)」からきていて、「紐でしめる」あるいは「つなぐ」に通じ、万物が一斉に芽吹いて大きく成長するのを紐で縛って繋ぐことを表す。

昨年の干支は「庚子」、今年が「辛丑」。庚辛(コウシン)は更新(コウシン)とも言われ、改まって新しくなる時を迎えているとも解釈できます。
また、昨年の十二支の「子」を解字すれば「了」終わりと「一」はじめ。
換言すればものの「終始」で、混沌・太極を表し、混沌とした中に新しい活き方が求められた年だったと解釈できます。
今年の十二支の「丑」は前述のとおり、芽生えた種子が互い連携する様子を表しています。

個人の拡大が家庭や社会とも言えますので、究極的には私の心が問題だと思います。
…良心を中心としてエゴを克服し、為に活きる者たちが一つになることが願われる時なのかも知れません…(辛丑)。

2021(令和3)年、日干毎の大雑把な運勢傾向。(2021.2/3~2022.2/3迄)
日干:流年
●甲:正官 冠帯(正財)…昨年は偏官 沐浴とやや荒れやすい年廻りでしたが、命式中に強い傷官が出ていなければ安定しやすい年となるでしょう…社会的な使命に目覚める時でもありますし、未婚の女性は結婚が纏まる暗示もでてきます。6・7・9月は少し注意をしながら歩んで下さい。

●乙:偏官 衰(偏財)…活動的になりやすい年。また、命式中に傷官が強い方はやや注意が必要かも知れません。印星太過の方は行動するには良い年といえます。6~8月は少し注意しながら行動して下さい。

●丙:正財 養(傷官)…比較的安定した年と言えます。未婚の方は嫁に行ったり妻を娶ったりして安定するには良い年だと思います。また、不動産の購入等も悪くはないでしょうし、養子等を迎えるにも縁がある年とも言えます。妊活の方も頑張れる年とも言えます。8・9月はやや慎重に行動して下さい。

●丁:偏財 墓(食神)…比較的安定した年となります。男性の場合は、女性を口説きたくなる場合もありますので、既婚者は注意も必要です。また、長男・長女で、父親が高齢の場合は、父親に注意の暗示も出てきます。受験者の方は遊び心が出やすくなるので、自己管理を確りとしましょう…。8・9月は慎重に過ごして下さい。

●戊:傷官 養(敗財)…やや敏感になりやすい年ですので気分転換を上手に行って下さい。官星との尅が強い方は事故や怪我に注意の暗示もあります。また、命式によっては職場や夫の関係でガタガタする場合もありますので、冷静に過ごすことも大切です。6・7、10・11月は少し注意が必要です。

●己:食神 墓(比肩)…命式本体や大運との関係で倒食になっていなければ、それなりに平安な年となるでしょう…。しかし、偏印が強い命式の方は、倒食となり、儘ならない運気になる場合もありますので注意が必要です。9~11月は気を付けながら過ごして下さい。

●庚:敗財 墓(印綬)…昨年・今年と2年間は注意が必要な年です。特に今年はモチベーションが下がり、気持ちも流されやすくなりますので、志を無くさない様にして下さい。気持ちが流れるとお金も一緒に流れてしまいます。高額な買い物や投資等は控えた方が無難ですし、高齢の方は健康面も気を付けて下さい。2・3月は特に注意。

●辛:比肩 養(偏印)…自我が強くなり、人間関係も孤立しやすくなる傾向が出てきます。また、命式によっては、人の面倒を看ることを通してお金が出る場合もあります。新しい出発という意味もあるので、職場を辞める方もおられますし、人間関係でも別れが生じやすくなります。我欲を抑えると良いかも知れません。2・3月は注意して下さい。

●壬:印綬 衰(正官)…昨年・今年の2年間は、何かと勉強や研究には良い年だと思います。自分を内観し、生き方等を模索するには良い年だと思います。食神が主体の方は、昨年は少し苦労されたかも知れませんが、今年は落ち着いて来ると思います。受験者の方は勉強に集中できると思います。4・5月は少し注意して下さい。

●癸:偏印 冠帯(偏官)…勉強や研究には良い年です。しかし、食神が主体の命式で、倒食になる場合は注意が必要です。健康が気になる方は検診を受けておいて下さい。また、小さなお子様をお持ちのお母様は、お子様の事で苦労される場合もあります。4・5・7月は気を付けて下さい。

※ 上記はあくまでも傾向性です。命式本体や大運との関係で吉凶が変わりますので、鵜呑みにはしないで下さい(参考程度に考えて下さい)。…詳しい内容をお知りになりたい方はこちら

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2020(令和2)年、日干毎の大雑把な運勢傾向。

2019年12月23日 | 毎年の運勢(日干から見た)
2020年の干支は「庚子」です。

●庚(かのえ・コウ)
【語源】庚(コウ)は、もともと更(コウ:あらたまるの意)と同語で、草木が成熟団結して、行き詰った結果、自ら新しいものに改まっていこうとする状態を表している。
「庚」は「更」で、更(か)わるの意味がある。

●子(ね・シ)
【語源】子は孳(じ:ふえる意)で新しい生命が種子の中にも萌し始める状態を表している。
・易象は☷☳(地雷復)…子は孳(し)の上部を略したもので、「うむ・つとむ」とも訓みます。
すなわち、大地に蔵された植物の種子が新しい生命を生み出す意味がある。
・「子」を解字すれば「了」終わりと「一」はじめ。
つまり子とは終わりと始めを一つに束ねるところである。
換言すればものの「終始」のところで中枢・中心。
子は陽気と陰気の相混するところ、この混沌を「太極」、北極星とする

個人から国家まで、自分中心の価値観では限界を迎え、太極(天)の価値観に更新される時(干支)。

※最近の世界を見ると、異常気象や政治体制等、既存の価値観では限界を迎えている様にも思えます。
新しい次元の価値観で出発せねばならない時なのかも知れません。
陰陽五行の原理では、陰陽(男女)は互いの為に存在しています。
為に生きる精神を中心に、新しい出発の時を迎えているのかも知れませんね…。


2020(令和2)年:日干毎の大雑把な運勢傾向】流年:庚子(2020.2/4~2021.2/2迄)
日干:流年
●甲:偏官 沐浴(偏印)…行動力と意欲は湧いてくるが、やや荒れやすい年で、カッとしやすくなる年。強引に事を運ぼうとすると、周囲との軋轢が生ずる場合も出てくる。また、時には批判や非難をされ苦しめられる場合もある。特に命式本体や大運に強い傷官がある場合はガタガタする傾向も出てくる。現状を変えたい気持ちが強くなるため、職場の異動や、既婚の女性は夫に対する不満も生じやすい年。熟慮して物事を進めることが必要。4・5月は動き回り、8・9月はガタガタしやすいかも知れませんね…。

●乙:正官 病(印綬)…年頃の独身女性には夫を得る暗示もある(強い傷官が出ていなければ)。しかし、強い傷官のある命式の場合は、夫に傷が入る暗示も出てくる。少し弱い社会(仕事)運なので、前向きに頑張ると良いかも知れないですね…。8・9・10月は少し注意が必要な月かも知れない…。

●丙:偏財 胎(偏官)…安定の時期。社交性も強まり、何かと楽しめる年ともいえます。営業には良い年で、男性の場合は女性を口説きたくなる場合もあります。受験生の場合は、勉強に身が入らなくなる場合もあるので、学習スケジュールをきちんと立てて下さい。また、大運等に強い比肩が出て、偏財が剋される場合は、お金が流れる暗示もありますので注意して下さい。10・11月は注意の月です。

●丁:正財 絶(正官)…折角の正財が出てもその12運は絶、特に強い比劫が四柱本体や大運に出ている場合は注意が必要です。10・11月は劫財・比肩の月運なのでお金も出やすいかも知れませんね…。

●戊:食神 胎(偏財)…比肩・敗財の苦しい時期(2年間)が過ぎて、ほっと一息つける春の様な年となりました。ご飯も美味しく食べられ、年頃の人なら恋でもしたくなる様な運気ですね…。しかし、命式本体や大運に強い偏印が出て倒食している場合は、儘ならない運気となってしまいますので気を付けて下さい。劫財と並んだ場合は、棚からぼた餅、何か良いことがあるかも知れません。10月は偏印の月ですので注意をして下さい。

●己:傷官 絶(正財)…劫財・比肩の冬運が終わって、春の運気に入りました。運気は上向きになりますが、時々は春一番で荒れる場合も出てきます。多少神経過敏になる場合もあるので、気分転換を上手く行って下さい。官星との尅が強い場合は、事故や怪我にも注意が必要かも知れません。2・3月、8・9月は、少し注意が必要かも知れません…。

●庚:比肩 死(食神)…自分の殻に入り、少々孤立しやすい運気の時が来ました。特に日柱が庚子の方は反言となり、冬将軍の様な強い分離運となりますので、健康・人間関係・お金の分離には注意が必要になります。くれぐれも無理は禁物。高い買い物や健康面、高齢者がおられる方は注意して過ごして下さい。4・5・9月は、気を付けて…。

●辛:劫財 長生(傷官)…少々ものに賭けたくなる年。特に四柱本体に強い比劫が太過する方は、その傾向があります。また、若い方で海外留学等の場合は国を離れるには良い時期です。良い食神と並んだ場合は、ラッキーな事が起こることも…。4・5月、8月は少々気を付けて下さい。

●壬:偏印 帝旺(比肩)…年配の方は、健康診断は必ず受けて下さい。また、妊婦の方は、無理をされない様にして下さい。特に四柱本体や大運に食神が有って倒食している場合は、健康面やその他、運気が儘ならなくなる場合もあります。6~8月の期間は注意が必要です。

●癸:印綬 建禄(劫財)…昨年は、何かと忙しく動き回った年だったと思いますが、今年は落ち着ける年となります。勉強や研究等には良い年で受験生には嬉しい年となるかも知れません。2年間頑張った方は、大運が良ければ稔の秋となる場合もあります。評価を受ける方もおられます。6・7月は少し注意が必要です。

※ 上記は、流年から見た部分的な運勢判断です。正しい判断をする場合は、四柱本体や大運等の全てを見て判断することが必要です。
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新栄堂

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平成31年:日干毎の大雑把な運勢傾向。

2019年01月04日 | 毎年の運勢(日干から見た)
■平成31年の干支は「己亥」です。
そこで、平成31年の日干毎の大雑把な運勢傾向を記入します(平成31年の立春から)。
※ 以下の内容は、日干毎の流年の傾向性をワンポイントで記入しました…(注意月も)。
詳しい判断は、命式本体や大運との関係も見ないと何とも言えません。
※ 日干とは、生まれた日の柱の十干(甲.乙.丙.丁.戊.己.庚.辛.壬.癸)のことです。

(日干)(流年)

● 甲:正財 長生(印綬)の流年…独身男性の場合は、大運が悪くなければ、妻を娶るには良い年。また、物や不動産等の購入も悪くはありません。大運が悪くなければ安定した年となるでしょう。10・11月は高額な買い物は避けて下さい。

● 乙:偏財 死(偏印)の流年…大運が悪くなければ比較的安定した年で社交性もまあまあ。受験生の場合は、学習スケジュールを立てて勉強しましょう。長男 長女の場合は父親のことに注意という暗示もあります。10・11月は少々お金が出やすいかも知れません。

● 丙:傷官 絶(正官)の流年…ややナーバスになりやすい傾向があるので気分転換を心掛けて下さい。また、過傷官や官星との尅が強い命式の方は事故や怪我等にも気を付けて下さい。財星が多い命式の場合はOK。2・3月、12月は少し注意。

● 丁:食神 胎(偏官)の流年…命式本体が仮傷官や、偏印が多くて倒食になっていなければ楽しい年になるでしょう。未婚の方には恋愛のそよ風が吹きやすい年ともいえます。四柱本体に偏財が多い既婚男性の場合は、家庭を壊さないように注意して下さい。7月は遊び過ぎないように。また、2・3月、11・12月は少し注意の月かも知れませんね。

● 戊:敗財 絶(正財)の流年…楽して儲けたり流されやすくなる年。欲に魔が刺さないように正しく生きる事が大切な年です。人間観関係もチグハグ、お金も流しやすく、体の生理機能も低下しやすい年です。高い買物や投資等は注意して下さい。特に4・5月は注意が必要です。

● 己:比肩 胎(偏財)の流年…昨年・今年とやや注意の年です。何かが終われば何かが始まる。新しい出発という意味もありますが、結果は直ぐには出ずに却って苦労も多い年ともいえます。自我が強くなりやすい年ですので、自分を抑え気味にして下さい。高額な買い物は控えて下さいね…。特に4・5月は注意の月と言えます。

● 庚:印綬 病(傷官)の流年…昨年と同様、社会的な行動力は減退しますが、内的精神的活動は旺盛となります。勉強や研究には良い年ですので受験生には良いでしょう…。過去の整理をする時期でもありますので、軌道修正したり、足元を固めるには良い時期といえます。また、母親の様な年配の女性と縁を持ちやすい年ともいえます。6・7月は少し注意の月です。

● 辛:偏印 沐浴(食神)の流年…ややネガティブに考えやすい年。年配の方は健康チェックを行って下さい。また、食神があって倒食となる場合は注意が必要な年ともいえます。若いお母さんは子供の事に注意の暗示もあります。受験生等、勉強や研究には良い年です。6・7・9月は注意の月といえます。

● 壬:正官 建禄(敗財)の流年…主体性を持ち、しっかりとした考えを持てる年で、社会運(仕事運)も上昇します(傷官が強い命式でなければ)。大運が良ければ職場でも活躍できるでしょう。また、独身女性の場合は、夫を得る暗示もありますので、婚活は積極的に行って下さい。8・9・11月は少し注意の月です。

● 癸:偏官 帝旺(比肩)の流年…行動力と意欲が湧いてくる年で、少々カッとしやすい年でもあります。現状を変えたいというエネルギーも強く、職場に不満を持つ方は仕事を変えたくなる場合もあります。また既婚の女性では夫に対する不満も出やすい時期といえます。また、人によっては、自分を批判・非難する者が現れる暗示もあります。
傷官との尅が強くなる場合は事故や怪我等に注意の暗示もあります。8・9・10月は少し注意の月です。

以上、日干毎の流年の傾向性を単純に記入しましたが、実際の鑑定は、命式本体や大運との関係によって、随分と変わってきます。
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今年の干支について考えていたら…

2019年01月02日 | 毎年の運勢(日干から見た)
昨年の干支は「戊戌」。
戊も戌も五行では土。
昨年は何かと土の五行に星(●)が固まる年でした(特に6・7月は)。
命式均衡論の四柱推命から見ると少々嫌な年でもありました。
その年の世相を漢字一文字で表す、師走恒例の「今年の漢字」が昨年12月12日に発表されましたが、2018年の今年の漢字は「災」となっていた。
昨年は、北海道胆振東部地震、大阪府北部地震、島根県西部地震、西日本豪雨、台風21号、24号の直撃、記録的猛暑など、自然災害の脅威を痛感した一年で災害の「災」を意識した人が多かった年だったと思います。

さて、今年の干支は「己亥」。
(己:つちのと)
【語源】
・己は、もともと紀(すじの意)を語源とし、草木が十分に繁茂して盛大となり、かつその条理に整然となった状態を表している。
・己とは紀のことで、筋道という意味を持つ。…万物が成長し、はじめて万物が成就したとき、そこに筋目が現れる様子。

(亥:い、がい)
・11月。亥は閡(がい:とざす意)で、草木がすでに凋落して生命の力が種子の内部に閉蔵されてしまった有様を表してしる。
・亥は「核」の木偏を去ったもので、草木の種核が土中に包蔵され、やがて訪れる陽春を待つという意からこの文字を当てています。
・亥は十二支では最後となる。


来年、2020年の干支は「庚子」
(庚:かのえ)
【語源】
・庚(こう)はもともと更(こう:あらたまるの意)と同語で、草木が成熟団結して行きづまった結果、自ら新しいものに改まっていこうとする状態を表している。
・庚(こう)は更(こう)で更(か)わるの意味がある。…万物が成長しきった結果、次の新しい物に生まれ変わることを示している。

(子:ね、し)
・子は孳(じ:ふえる意)で、新しい生命が種子の中にも萌し始める状態を表している。
・大地に蔵された植物の種子が新しい生命を生み出す意味がある。
・子を解字すれば「了」終わりと「一」はじめ。つまり子とは終わりと始めを一つに束ねるところである。換言すれば「終始」のところで中枢・中心。
・子は十二支では最初となる。

この様に見ると、2020年が新しい出発の年になる様に思う…。
ちょうど、東京五輪の年ですね…。
世界を見ると、主義思想の限界を感ずることも多い。
一つの段階が終わり、新しい出発の時が2020年なのかも知れない…。
2019年は、その一つ前の段階の年と思えば、今年のことが何となく理解できると思う…。

陰陽五行論では、陰は陽を前提に、陽は陰を前提に存在しています。
夫婦で例えれば、妻は夫の為に、夫は妻の為に存在している訳ですね…。
為に存在するのが宇宙の原則ですが、現実は自分が中心になっている場合が多いものです…。
2020年まで、如何に個人や家庭、民族や国家のエゴを越えられるか…
愛の原則が試される時かも知れません…。
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平成30年の日干毎の大雑把な運勢傾向

2018年01月03日 | 毎年の運勢(日干から見た)
■平成30年の干支は「戊戌」です。
そこで、平成30年の「日干毎」の大雑把な運勢傾向を記入します(平成30年の立春から)。
※以下の内容は日干毎の流年の傾向性をワンポイントで記入しました(注意月も)。
詳しい判断は命式本体や大運も見ないと何とも言えません。
※日干とは、生れた日の柱の十干(甲.乙.丙.丁.戊.己.庚.辛.壬.癸)のことです。

●日干:甲の流年:偏財 養(偏財)…社交性も強まり、何かと人の面倒を見やすい年といえます。遊び心も出やすくなり、男性の場合は女性を口説きたくなる場合もあります。また、受験生の場合は、遊び心から勉強に集中できなくなる傾向がありますので、学習のスケジュールはきちんと立てて下さい。
商売(営業)等に携わる人は活躍の年とも言えます。
大運に敗財や食神が一緒に出ている場合は流されたり遊び過ぎたりしないようにして下さい。
2月・3月の月運は少し気になります。魔が刺さない様にして下さい。

●日干:乙の流年:正財 墓(正財)…一般的に正財の流年は安定した時期といえます。しかし、正財の十二運が休囚している場合は、そのエネルギーが弱い年ともいえます。大運に正財を尅す敗財(劫財)が出ていたり、四柱本体に正財を尅す敗財(劫財)が強く出て、流年の正財を尅す場合は注意も必要です。
2月・3月の月運は少し気になります。高い買物等は控えて下さい。

●日干:丙の流年:食神 墓(食神)…平成28・29年の辛い時期が過ぎてホッと一息。今年は吉星の食神の年ですので、まあまあの年とも言えます。しかし、食神の十二運が休囚しているので、その働きが弱く受け身の年ともいえます。但し、四柱本体や大運に偏印が強く出て、倒食となる場合は「儘ならない」運気になる場合もあります。…倒食かどうかで、吉凶が変わってきます。2・12月は月運が偏印ですので少し注意が必要。また、5月は流されない様にして下さい。

●日干:丁の流年:傷官 養(傷官)…平成28・29年の冬の時期が過ぎて、運気に明るさが出てきます。しかし、現実と理想のギャップで少々ナーバスになる場合もあります。焦らずに気分転換を心掛けると良いですね…。また、四柱本体や大運との関係で傷官と官星との尅が強くなる方は、事故や怪我には注意が必要かも…。5・11月は少し注意かも知れません。(命式全体を見ないと何ともいえませんが…)

●日干:戊の流年:比肩 墓(比肩)…10個の天干の中で、今年は少々注意が必要なのが「戊:つちのえ」の方かも知れません。…特に大運にも比肩・敗財(劫財)が廻っている場合は尚更です。無理なことや高い買物は控えて下さいね。また、身体の弱い方やお年寄りには気を付けて下さい。月運では6・7月は少々嫌ですね…。

●日干:己の流年:劫財 養(劫財)…今年の傾向は物に賭けたくなる運です。特に、四柱本体に劫財や比肩が強く固まっている命式の方は気を付けて下さい…一か八かの投資は避けて下さいね。大運や四柱本体に確りした食神がある方は、「劫達」的要素で「棚からぼた餅」的な事もあるかも知れませんが、それらは稀です。欲をかかずに地道を心掛けて下さいね…。特に6・7月は気を付けて下さい。9月は少しおもしろいかも…。

●日干:庚の流年:偏印 衰(偏印)…平成28・29年の疲れが出やすい時期です。特に大運や四柱本体との関係で「倒食」となる方や年配の方は健康診断をお忘れなく…。受験生の方は、勉学がはかどる年ですので頑張って下さい。経営者の方は、足もとを固める時ですので、もう一度事業内容を見直すのも悪くは無いと思います。月運では8・9・10月は少々気になります。※ 「倒食」とは、偏印と食神とが並び、偏印が食神の福禄を壊してしまうことをいいます。

●日干:辛の流年:印綬 冠帯(印綬)…思考力や理解力が発揮される年ですので、勉強や研究には良い年となります。また目上の引立てもあり、母親の様な年配の女性とも縁がある暗示があります。一般的に平穏な年で、良い官星と並ぶと社会的評価を受けられる暗示もあります。月運では8・9月は少し注意。

●日干:壬の流年:偏官 冠帯(偏官)…行動力が湧き、カッとしやすい年でもあります。また、人によっては、他からプレッシャーを受ける場合もあります。そして、現状を変革させたい気持ちが強くなり、地位や職場の異動が生じやすい年ともいえます。また、既婚女性の場合は夫に対する不満も出やすくなり、とにかく現状を変えたくなる気持ちが強くなります。この年は強い行動力と変化の年ですので、冷静に判断して行動しましょう(特に印星が弱い命式)。3・10・11月。

●日干:癸の流年:正官 衰(正官)…未婚の女性の場合は夫を得る暗示もあります。また、責任感も増し、社会性も強くなり、評価も受けられる年ですので、受験や就活等には良い年ともいえます。但し、大運や命式本体に強い傷官を持つ場合は、せっかくの正官の良さが半減する場合もありますので、やはり命式全体を見て判断する必要があります。2・11月は少し気になる月運です。


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平成29年の日干毎の運勢傾向。

2016年12月25日 | 毎年の運勢(日干から見た)
平成29年の日干毎の運勢傾向。
■平成29年の干支は「丁酉」です。
そこで、平成29年の日干毎の大雑把な運勢傾向を記入します(平成29年の立春から)。
※以下の内容は日干毎の流年の傾向性です。また、注意月もワンポイントで記入しましたが、詳しい判断は命式本体や大運も見ないと何とも言えません。…特に大運と流年の両方が悪い場合は注意が必要です。
(参考)日干とは、生まれた日の柱の十干(甲.乙.丙.丁.戊.己.庚.辛.壬.癸)のことです。

● 日干:甲の人…傷官 胎(正官)…理想と現実とのギャップでややナーバスになりやすい年でもある。官星との尅が強くなる場合は注意が必要かも知れない。
4・5月は比肩・敗財の月なので自我を通して争ったり怪我をしない様にしましょう。

● 日干:乙の人…食神 絶(偏官)…やっと一息心も落ち着きやすい年となります。
ただし、大運や四柱本体に偏印があり、倒食となる場合は注意が必要。
3月は偏印 建禄の月、流年との関係で倒食となり、命式によっては儘ならなくなる場合もあります。
4・5月は劫財・比肩の月。命式によっては注意が必要な場合もある。
8・9月はまあまあ安定。

● 日干:丙の人…敗財 死(正財)…目的感が無くなり、溜息等も出やすい年(特に大運も悪い場合)。
人情や欲に流されて失敗しないように注意が必要な年とも言えます。
お金も流れやすいですし、人間関係もチグハグしやすい年です。
お年寄りの場合は健康にも気を付けて下さい。高額の買い物や投資やお金の貸し借りはしないように。
6・7月は比肩・敗財の月。特に6月の月運は丙午 比肩 帝旺(羊刃)となり、魔がさしやすい月とも言えます。自我心や欲を抑えて正しい思考と行いを意識して下さい。特に大運も悪い場合は要注意の月と言えます。

● 日干:丁の人…比肩 長生(偏財)…丁の人の昨年(平成28年)は劫財 沐浴と、何かと勢いで失敗したり散財した方も多かった様に思います。昨年ほどではありませんが、今年1年間も自我や欲望を抑えて節度ある生活を心掛けて下さい。新しい出発という暗示もありますが、結果は直ぐには出ない場合もあります。
5月は年配の方は念の為健康診断を受けて下さい。
6・7月は旺相した劫財・比肩の月ですので、我欲や無理は通さない様に自重して下さい。この2か月間はおとなしくして調和のとれた生活を意識して下さい。高額な買い物や投資等はされないように。海外への渡航は悪くないです。

● 日干:戊の人…印綬 死(傷官)…昨年同様、勉強や研究等には良い年だが、外で出て行こうとする気持ちは弱い。また、人によっては母親の事で気になる事が生じる場合もあります。特に印星太過の方は考え過ぎてネガティブにならないようにして下さい。若い方の場合、恋愛等は燃え上がり難い傾向があるともいえます。
4・5月は旺相した官星が出る月ですので、社会運(仕事運)はアップしやすい月ともいえます。
6・7月は偏印・印綬の月。印星太過で考え過ぎる方は、ポジティブな思考を心掛けて下さい。
8・9月は比肩・敗財の月。人とのコミュニケーションを上手に図りましょう。

● 日干:己の人…偏印 長生(食神)…年配の方は健康診断をきちんと受けて下さい。特に五行に財星が無く、食神を壊して倒食となる命式の場合は無理をしないで下さい。戊の方と同じ様に、勉強や研究には良い年ですが、外的な行動力は減退します。自分自身を内観するには良い年だと思います。
6・7月は印星が固まりやすい月となります。受験生の場合は勉強がはかどるかも知れませんね。
8・9月は劫財・比肩の月。特に8月は劫財に荒れる十二運の沐浴が付きますので、魔が刺さぬ様に欲を抑えて正しい生活を心掛けて下さい。(大運が悪くなければ大丈夫だと思いますが…?)
11月は食神の月。流年との関係で倒食になる場合もあるので、その様な方は無理はしないようにして下さい。

● 日干:庚の人…正官 帝旺(羊刃)…社会運は旺盛だが背伸びをしたり行き過ぎには注意が必要。特に四柱本体や大運等に強い傷官を持つ方。また、十二支の巳・丑が共にある方は、金局して金(比肩)が強くなりますので、注意も必要です。
3月は傷官の月。傷官と正官とのバランスが悪い場合はガタガタする場合もあり。
6月は偏官 沐浴の月。官星が固まる命式の場合は、職場の異動やプレッシャーを感ずる場合もある。
10・11月は比肩・敗財の月。自己を主張しやすい時期なので根回しを大切に。

● 日干:辛の人…偏官 建禄(比肩)…行動力や意欲が湧いてくる年だが傷官とのバランスが大切。現状を変革したくなる年で、サラリーマン等は異動も多い。未婚女性は夫を得る暗示もあるが、夫婦関係でくすぶる女性は、不満が表に出やすい時期ともいえます。庚の人と同じ様に、四柱本体や大運等に巳と丑が共にある方は、少々注意が必要。また、官星太過で、偏官を抑える印綬や食神が弱い場合はカッときたり、自分を批判するものが表れる場合もある。
6・7月は官星が多くなりやすい月。命式如何ではカッときたり、忙しく走り回る場合もある。
10・11月は劫財・比肩の月。自己の思いを通したくなりやすいので、謙虚に生きるのがポイント。
12月は傷官の月、ややナーバスになりやすい月かも?

● 日干:壬の人…正財 沐浴(印綬)…吉星の正財も、沐浴が付くと良さが半減します。四柱如何によっては、男性は妻の事で荒れやすい場合もありますし、不動産や物の購入の場合は十分に注意をして下さい。
2・3月は比肩・敗財の月。此の2か月間は正財の意味する象意の良さが出難い月ともいえます。
12月と翌年の1月は比肩・敗財の月。特に12月の月運は比肩 帝旺(羊刃)の月。不動産や高額の物の購入は控えて下さい。

● 日干:癸の人…偏財 病(偏印)…社交性が広がり何かと楽しめる年。営業活動にも良い年で、男性の場合は女性に興味を持ちやすい年ともいえます。受験生の場合は、スケジュールを立てて勉強をしましょう。また、長男・長女の場合は、父親の事に注意をしておいて下さい。
2・3月は劫財・比肩の月。特に2月は劫財 沐浴なので賭け事や投資は慎重にして下さい。
5月は食神の月。男性の場合は女性に意識を持ちやすい月なので、良い出会いもあるかもしれません。
12月と翌年の1月は劫財・比肩の月。2月と同様に、賭け事や投資等は慎重に行って下さい。

※ 以上、平成29年の日干毎の大雑把な運勢傾向を記入してみました。
しかし、この内容はあくまでもその年(流年)の傾向性であり、四柱本体や大運によっては吉凶や判断の仕方が異なる場合も多々ありますので、参考程度に捉えて下さい。

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平成28年の運勢傾向(日干別)

2016年01月03日 | 毎年の運勢(日干から見た)
■平成28年の干支は「丙申」です。
そこで、H.28年の日干毎の大雑把な運勢傾向を記入します(平成28年の立春から)。
※ 以下の内容は流年の傾向性です。また、注意月もワンポイント書きましたが、正しい判断は命式本体や大運(命式全体)も見ないと何とも言えません。※ 特に大運が悪い場合は注意が必要。

(参考)日干とは、生まれた日の柱の十干(甲.乙.丙.丁.戊.己.庚.辛.壬.癸)のことです。

●日干:甲の人…食神 絶(偏官)…やっと一息、春が来たという感じでしょうか?
昨年・一昨年の冬運が過ぎて、ほっと一息つける年になりました。
四柱本体や大運に偏印があり「倒食」しなければ、運気は少しずつですがUPします。
若い人の場合は、恋でもしたくなる傾向があります。

3月…仕事面では「過ぎたるは及ばざるが如し」
4月…やや倒食気味…財星が少なく、中和出来ない命式は少し注意。
6・7月…比肩・敗財の月、特に7月は流されないように!
12月…若い女性は変な男に出逢わない様に(命式に子辰を持つ場合)。

●日干:乙の人…傷官 胎(正官)…やや神経質になり理想と現実のギャップでイライラしやすくなる年。
過傷官の人で、官星との尅が強くなる場合は事故や怪我に注意。また、女性の場合は夫婦関係に注意も…。

2月…命式によっては、プライドが高くなりややガタガタするかも…。
6・7月…この2か月間は、自我(分離運)が強くなるので注意が必要。
8月…少しナーバスになりやすい月。

●日干:丙の人…比肩 病(偏財)…いつもの年よりも自我が強くなり、大切なもの(健康・お金・人間)との分離が生じやすい年。年配の人は特に健康面に注意が必要。しかし、もともと比肩の弱い人は自分を押し出す事ができる場合もある。※ 特に日柱に「丙申」を持つ命式の方は注意が必要!高い買物は控えて下さい。単身赴任や海外留学には良いですね…。

3月…不動産等に注意?
6月…年配者は健康のチェックを!
8・9月…嫌な月ですね。夏バテなどしないように!

●日干:丁の人…劫財 沐浴(正財)…一か八かものに賭ける年。命式本体に劫財や比肩が多い人は、投資等に注意が必要です。楽して儲けたくなりやすい年です。丙の人と同様、注意の年です。

2月…宝を流さない様に。
7月…詐欺や書類等には注意して下さい。
8月…ものに賭け、思い切った事をしやすい月でもあります。欲を捨てて冷静に!
9月…8月よりもマシだが…。

●日干:戊の人…偏印 病(食神)…昨年・一昨年の活動の疲れや出やすい年。年配の方は健康診断を必ず受けて下さい。命式本体や大運に食神があって「倒食」となる場合は急に病に陥ることもあります。若いご婦人は子供の事で苦労する場合もあります。受験生は健康管理に気を付けて。
 
2月…年月の関係で「倒食」となりやすい月です。年配者は健康面には注意が必要です。
3月…ちょっとイライラしやすい月です。
6月…仕事面で注意?
8月…年配の方は健康チェック!若いご婦人はお子さんの事に注意。
10・11月…嫌な月。無理はせずにゆっくり休んで下さい。


●日干:己の人…印綬 沐浴(傷官)…印星太過の方は少々悩みやすい年。外的な活動力は弱くなるが、自分を内観するには良い時期。また、母親の事で何かある場合も…。

8月…悩みやすい月(特に多印星の命式)
10・11月…やや自我が強くなり、自分の世界に…。

●日干:庚の人…偏官 建禄(比肩)…行動力が出て活動的になる年で、傷官とのバランスが大切。現状を変革したくなる年で、サラリーマン等は異動も多い。未婚女性は夫を得る暗示もあるが、夫婦関係でくすぶる女性は不満が表に出やすい時期ともいえます。

2・3月…孤立しやすくなる月。
5月…少々ガタガタしやすい月。
8・9月…プライドが高くなり、カッとしやすい月。また社会からのプレッシャーも受けやすい月。

●日干:辛の人…正官 帝旺(劫財)…庚の人にも似ているが、やや行き過ぎに注意が必要。

2・3月…孤立しやすく、やや注意が必要。
4月…少々ガタガタしやすい月。
8・9月…プライドが高くなり、カッとしやすい月。また社会からのプレッシャーも受けやすい月。

●日干:壬の人…偏財 長生(偏印)…社交性が広がり何かと楽しめる年で、営業活動には良い時期。男性の場合は女性に意識を持ちやすい年ともいえる。受験生の場合は、本業の勉強に身が入らない場合が多い。

4・5月…孤立しやすくやや注意が必要。
6・8月…男性の場合は遊び心が出やすい月。
11月…安定した良い月。

●日干:癸の人…正財 死(印綬)…比劫が強くなければ、まあまあ安定した年。

4・5月…孤立しやすくやや注意が必要。お金が出やすい場合も…。

※ 以上、平成28年の日干毎の大雑把な運勢傾向を記入してみました。
しかし、この内容はあくまでも流年の傾向性であり、四柱本体や大運によっては吉凶が異なる場合も多々ありますので、参考程度に捉えて下さい。
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平成27年の運勢傾向(日干別)

2015年01月10日 | 毎年の運勢(日干から見た)
■平成27年の干支は「乙未」です。そこで、H.27年の日干毎の大雑把な運勢傾向を記入します(平成27年の立春から)。
※ 以下の内容は、流年・流月の傾向性ですので、正しい判断は命式本体や大運(命式全体)も見ないと何とも言えません。

●日干:甲の人。…敗財 墓(正財)…注意の年。
昨年は、歯を食いしばりながら頑張れたのですが、今年は少々疲れが出て、溜息もでやすい時期かもしれません。ある程度年配の方は疲れから体調を崩す場合もありますし、親族にご高齢の方がおられる場合には注意して見守ってあげて下さい。人情に流されて家庭を壊したりお金をながしたりしないようにして下さいね! 特に命式本体や大運に食神や偏財が多い男性の場合は、情が横に流されやすいので注意が必要です。また、高価な買い物や投資は控えて下さい。
3月…高い買い物は注意。人によっては健康にも注意。
6月…高齢者は健康に注意(倒食となる場合)。
8・9月…お金を流しやすいし様々な問題で注意の月。
10月…ホッとして魔が差さないように!
12月…男性の場合は女性問題に注意して下さい。

●日干:乙の人。…比肩 養(偏財)…注意の年。
昨年に引き続き自意識が強くなる年ですので、良い意味でも悪い意味でも自我が強くなり独立心も強くなります。仲の悪い夫婦でしたら、離れて暮らしたい思いも強くなります。また、誰かの面倒を看ることを通してお金が出やすい暗示もあります。若い人や、普段引っ込み思案な方は、思い切って自分を押し出すことも出来ますが、ある程度の年齢の方は自分を抑える方が無難だと言えるでしょう。
親元から独立したり、単身赴任や海外留学等を考えておられる方には悪い時期ではありません。
高価な買い物は控えて下さい。
5月…女性方の場合は変な男性に出会わないように注意して下さい。
8・9月…お金を流しやすいですし、様々注意の月と言えます。

●日干:丙の人。…印綬 衰(傷官)
昨年は、命式本体に食神があって倒食していた人は、何かと悩んで苦労した年だったと思います。
今年も考えやすい年ですが、自分を内観することも必要です。研究者や受験生の場合は勉強がはかどる時期ですので良い年とも言えます。また、目上の引立て等もありますので、縁談の場合には紹介等も良いかと思います。
1月…人情的になって流されない様に注意して下さい。情が流れるとお金も流れます。
3月…ナーバスになりやすい月です。気分転換を心掛けて下さい(特に官星が強い人は)。
6月…他人ライバルから攻撃されないように…。
8・9月…なるべくポジティブに考えましょう。
10・11月…何かと注意の月です。ちょっと孤独な風も吹くかも…?

●日干:丁の人。…偏印 冠帯(食神)
活動力は弱くなりますが、勉強や研究には良い時期です。偏印の年は病気の元をつくりやすい時期ですので、年配の方は健康診断を行って下さい(念のため)。また、若いお母さんの場合は、何かとお子さんの事で苦労する場合もあります(特に命式に財星が乏しく、食神があって倒食となる命式の場合は共に注意が必要です)。
1月…やや注意が必要な月。
3月…食神の月なので、財星が弱い命式の場合は気を付けて下さい(倒食)。
8月…何かと悩みやすくなる(特に官星や比肩星の弱い命式の場合)。
9月…夏の疲れが出やすい時期。
10・11月…何かと注意の月。

●日干:戊の人。…正官 衰(敗財)
昨年に比べると安定した年となります。真面目に仕事をするには良い年ですので、確りと頑張りましょう。
ただし、命式本体や大運に荒れる傷官を持った方は、昨年ほどではありませんが少し忍耐が必要かも知れません。また、印星太過の命式を持つ方には良い年になるでしょう。四柱本体の十二支に亥・卯を持つ方は仕事で変化が起こる場合もあります。
2・3月…やや注意の月。
5月…少々ガタガタする場合もあります。
9月…少々職場で居心地が悪いかも…?
12・1月…やや注意の時期。

●日干:己の人。…偏官 冠帯(比肩)
行動力や意欲が湧いてくる時期で、物事を変革したいエネルギーが強くなります。少々カッとする場合があるので、血気怒気には気を付けて下さい。また、自分を批判非難する者が現れて困らせる場合もあります。
特に命式本体や大運に強い傷官がある場合は注意が必要です。…職場の事や社会的な事。また事故や怪我等ですね…。既婚の女性の場合は夫に対する不満も出やすい年です。印星太過の命式の方は比較的中和します。
2・3月…自我が強くなりガタガタしやすい注意の月です。
4月…ナーバスになりガタガタしやすい月です。特に新卒の方や異動の方は神経を使いやすい時期です。夫に不満を持つ女性も注意が必要な月と言えます。
8・9月…プライドが高くなってカッとしたり、仕事上の事で変化が生じやすい月でもあります。
12・1月…自我が強くなりガタガタしやすい月です。

●日干:庚の人。…正財 冠帯(印綬)
四柱本体や大運に強い比肩(劫財)星が無ければ安定した年となりますが、比肩を洩らす食傷や比肩を抑える官星が無い場合で、強い比肩によって財星が尅されている場合は、逆に注意が必要です。財星が良く働く命式の場合は、不動産の購入や配偶者を得るには良い時期です(特に男性)。
4・5月…比肩・敗財の月運ですので、不動産や高価な物の購入は避けて下さい。
9月…命式本体に財星が太過している命式(財殺の命等)の場合は却ってお金や女性問題で注意が必要。

●日干:辛の人。…偏財 衰(偏印)
社交性も強まり、何かと楽しく活動範囲も広がりますので、商売等を広げるには悪くはありません。
命式本体に食神や偏財が多い男性の場合は、女性を口説きたくなる場合もありますので、既婚者の場合は男女問題には注意をして下さい。受験生や研究職等の場合には本業に身が入らない場合も出てきます。
4・5月…お金を流しやすい注意の月です。
8月…上述した「財殺の命」に近い命式の人は気を付けて下さい。

●日干:壬の人。…傷官 養(正官)
ややナーバスになりやすい年です。理想と現実のギャップで少々イライラしやすい時期ですが、焦りすぎずに頑張りましょう。特に大運に偏官が出ていたり、官星が強い命式の場合は、その傾向性が出てきます。
また、受験生や思春期の不安定な人もピリピリしやすい時期かも知れません。
2・3月…プライドが高くなり、ややガタガタしやすい時かも知れません。
6・7月…自我か強くなり何かとガタガタしやすい月です。
9月…特に神経質になりやすい月です。気分転換を上手にして下さい。
12・1月…2・3月と似た様な月です。

●日干:癸の人。…食神 墓(偏官)
大運に偏印が出ていたり、四柱本体に偏印があって、倒食する場合は注意が必要です。その場合には女性の場合はお子さんの事に注意が必要ですし、男女共に運気が不安定になる場合もありますので、無理をしないように心掛けて下さい。強い偏印が無く、倒食していなければ比較的落ち着いた年となるでしょう。
5月…偏印月ですので、やや注意が必要。
6・7月…やや注意の月。

※ 以上、日干別の今年の運気を大雑把に書きましたが、同じ流年(年運)でも、命式本体や大運によって吉凶が逆に出る場合もありますので、正しい判断をするには命式全体を見て総合的に鑑定する必要があります。例えば、現在の日本はアベノミクスの影響で、円安になっていますが、円安は、同じ日本国内の企業でも、輸出業者には良いかも知れませんが、輸入業者の場合は原材料費が高くなり良くはありません。四柱推命の変通星でもこれに似た様な場合がありますので、上記は部分的な参考として捉えて下さい。正確な判断を知りたい方は、有料鑑定をお願いします。
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平成26年の日干ごとの大雑把な運勢傾向

2013年12月18日 | 毎年の運勢(日干から見た)
■平成26年の干支は「甲午」です。そこで、H.26年の日干ことの大雑把な運の傾向性を記入します(平成26年の立春から)

●日干:甲の人…比肩 死(食神)
比肩だが、それ程は悪くはない(大運が悪い場合は嫌だが)。長男・長女の方で親が年を経ている場合は注意が必要(比肩の分離運が働く場合もある)。(注意月、平成25年12月、平成26年1月、10・11月)

●日干:乙の人…劫財 長生(傷官)
投資や上手い話が来やすい時期、儲け話に乗ってお金が流れない様にして下さい。何事も慎重に。
(注意月、平成25年12月、平成26年1月、10・11月)

●日干:丙の人…偏印 帝旺(比肩)
年配の方は健康診断を受けましよう。また、やや悩みやすい時期でもあります。四柱本体(特に月上)に食神があり、倒食する場合は注意が必要。女性の方はお子さんの事で…。また、何かと親の事で…。という場合も。
(注意月、平成26年2・3・12月)

●日干:丁の人…印綬 建禄(劫財)
勉強したり、本を出したり、資格を取るには良い年。受験生の場合は、勉強しやすい年。

●日干:戊の人…偏官 帝旺(偏印)
バッシングに注意の年。運気は荒れやすいし、忙しさから病気になる場合も。職場の異動も起こりやすい場合がある。特に四柱本体に強い傷官がある場合はガタガタしやすい。
(注意月:平成26年4・5月等)

●日干:己の人…正官 建禄(印綬)
良い年で、社会的な活躍が出来る年。四柱本体に強い傷官がある場合は注意。
(4・5月はやや注意)

●日干:庚の人…偏財 沐浴(偏官)
お金が荒れやすい年。長男・長女の場合は父親の事で…。男性の場合は女性問題に注意。
(注意月:6・7月)

●日干:辛の人…正財 病(正官)
良からず悪からず比較的平穏。十二運に病が出るが、それ程深刻な病ではない。
(6・7月はやや注意)

●日干:壬の人…食神 胎(偏財)
平成25年の冬の様な運気(特に10・11月)が終えて、「ホッ」と出来る年です。男性の場合は少し女性に注意の年です。
また、命式本体に偏印が強くあり、倒食となる場合は少し注意が必要。
(8・9月は少し注意)

●日干:癸の人…傷官 絶(正財)
平成25年の11月(12/6迄)は特に辛い冬の様な運気だったと思います。今年(平成26年)は運気は上昇します。現実と理想のギャップで焦らない様に過ごして下さい。
(8・9月は少し注意)

※ この内容は、あくまでも日干から見た傾向性(平成26年)です。実際の鑑定は四柱本体や大運の違いにより、ずいぶんと変わります。参考程度にご利用下さい。詳しい鑑定はこちらへ→http://www.sineido.com/yu-ryou.html

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平成25年の運勢傾向(日干別)

2012年12月14日 | 毎年の運勢(日干から見た)
★平成25年の干支は癸巳です。
そこで、25年度の日干ごとの運勢傾向を記入したいと思います。
(実際の鑑定は、四柱本体や大運等の全てを見て判断するのが基本ですから、ここでは簡単な傾向性を書きます)

■日干:甲(流年…印綬 病 傷官)
印星(偏印・印綬)は季節でいえば秋の様なものです。
読書の秋ですから勉強や研究には持ってこいの年になりますが、外的な活動力は昨年と同様に強くはありません。自分自身を内観するには良い時期といえます。
また、今迄コツコツと頑張って来た人には稔りの秋の様になる可能性もあります。
また、印綬は目上の引立てを得る暗示がありますので、目上の人からのアドバイスは素直に受け入れるのが良いですね。独身者の場合は紹介やお見合い等で良縁を得る暗示もあります。多印星の方は昨年同様考え過ぎないようにして下さい。
また、印綬には母親という意味もありますので、母親に関する事も生じやすくなる場合もあります。
・2月 比肩 建禄 比肩…自我が強くなりやすい時期。融和を心掛けましょう。
・3月 敗財 帝旺 敗財…お金を流さないように!保証人や不動産等の契約は控えて
・11月 印綬 長生 印綬…多印星の方は考えやすい時期。

■日干:乙(流年…偏印 沐浴 食神)
印綬と同じ様に考えやすい時期ですので、勉強や研究、そして自分を内観するには良い時期です。しかし、ややネガティブな思考になる場合も多いですね(特に多印星の方)。不安や迷いや取り越し苦労も多くなりますので、ポジティブな思考を心掛けて下さい。また、偏印には病気という意味もありますので、年配の方や健康が気になる方は健康診断を必ず受けて下さい。
大運や四柱本体に食神を持ち、財星が弱い方は特に注意が必要です(倒食)。
・2月 劫財 帝旺 劫財…お金を流さない様に、また書類等の不備にも注意して下さい。
・3月 比肩 建禄 比肩…自我が強くなりやすい。何事も融和を心掛けて。
・5月 食神 沐浴 食神…流年と流月の関係では倒食となります。守りに徹しましょう。
・11月 偏印  死 偏印…ネガティブになりやすい時期(特に印星太過の人)。

■日干:丙(流年…正官 建禄 敗財)
正官は地位や名誉や出世を象徴する吉運の星です。仕事面の飛躍が期待できる年となります(特に大運も良ければ)。男性の場合は仕事等で忙しくなる暗示がありますので、積極的に頑張って下さい。但し働き過ぎて過労にならないように!
受験生の場合は志望校に合格する暗示もあります。
また、未婚の女性は良い夫を得る暗示でもあります。
ただし、大運や四柱本体に傷官が強く出ていたり太過している場合は注意が必要です。
・5月 敗財 建禄 敗財…高い買い物等は控えて下さい。
・7月 傷官  衰 傷官…少し嫌な月ですね。

■日干:丁(流年…偏官 帝旺 比肩)
行動的な年で仕事に対する意識も強まります。また、自己を改善したり、環境を変えたいという思いも強くなり、外部からの圧迫を受けやすい時期で、そのために不安になる人も居ます。転勤や職場の異動も生じやすく、人間関係の不満から自ら会社を飛び出す暗示もあります。特に大運や四柱本体に強い傷官を持つ人はその傾向が強くなります。
未婚の女性の場合は夫を得る暗示がありますが、既婚者の場合は夫に対する不満が強くなる時期でもあります(特に強い傷官を持つ人)。
受験には良い年です。
・5月 比肩 帝旺 比肩…自我が強まり、分離運が強くなる。
・6月 傷官 建禄 傷官…ガタガタしやすい時期。
・11月 偏官  胎 偏官…プライドが高くなりカッとしやすい。

■日干:戊(流年…正財 建禄 印綬)
大運や四柱本体に比肩等が太過しない限り、安定した穏やかな良い年です。
正財は固定の財という意味があるので、稼いだお金を固定化するには良い時期です。預金も定期預金にしたり、不動産の購入や資材の購入にも良い時期です。家庭運も良くなるので、家族の絆を作るにも良い時です。
男女共に家庭的な運気が高まるので結婚にも良い時期といえます。
※財星太過の命式の場合は、逆にお金の問題が生じる場合もあります。
・6月 比肩 帝旺 比肩…財が流れやすい。
・7月 敗財  衰 敗財…高い買い物は控えてね。
・11月 正財  絶 正財…多財星の人は注意。

■日干:己(流年…偏財 帝旺 偏印)
偏財の年は社交性も強まり、営業等には良い時期でお金も稼ぎたくなる年といえます。
社交運と金運がアップする年と思って下さい(大運が良ければ結果も出る)。
営業マンは自分の勢力範囲を拡大する時期で、人脈も大きく広がります。
男性の場合は女性に対する関心が強くなり、女性を口説きたくなる時期でもあります。
独身の場合は良いのですが、既婚者は男女問題に注意も必要です。
また、偏財には遊びという意味もありますので、受験生は勉強に集中できない傾向があります。
多財星の命式の方はお金と女問題には特に注意が必要です。
※何事も過ぎるのは注意が必要です。
・6月 劫財 建禄 印綬…太っ腹になりやすく儲けてやろうか…
・7月 比肩 冠帯 比肩…お金を流さない様に。
・11月 偏財  胎 偏財…遊びたくなります。

■日干:庚(流年…傷官 長生 正官)
傷官は感受性や閃きの星です。また正官を尅す星でもあります。
良い意味ではクリエイティブな発想や閃き得るチャンスの時でもありますが、ともすれば理想と現実のギャップでストレスが生じやすい時でもあります。特に過傷官の命式で傷官と官星の尅が強い場合にはその傾向が強くなり、職場でガタガタする場合もありますし、女性の場合は夫を傷つける場合もあります。この年はストレスの発散を上手に行って下さい。
・5月 正官 長生 正官…気分転換を上手に行って下さい。
・8月 比肩 建禄 比肩…自我を抑えて下さい。
・9月 敗財 帝旺 敗財…人間関係もチグハグ。事故や怪我も気を付けて。
・11月 傷官  病 傷官…ナーバスになりやすい月。

■日干:辛(流年…食神 死 偏官)
過傷官や倒食にならない限りは良い年となります(倒食=偏印が食神を壊す)。
食神を季節で表せば、春の様な運気の時期を言います。穏やかな陽射しの中で可愛い花も咲き、生き物は暖かい春を楽しみます。精神的にもほっと一息ついて余裕もでき、食事も美味しく食べられる運気の時期です。食神は衣食住の福禄の星です。
人間関係も良好で、食神の時期はフェロモンが一番出やすい時期といえます。
独身の方は恋愛のチャンスの時期であり、結婚しやすい時期でもあります。ただし食神は受け身の星ですので、確りした考え方を持たないと流される場合もあります。
既婚の男性の場合は偏財と食神とが並び、十二運に沐浴等が付く場合は男女問題に注意の暗示もあります。
7月 偏印  衰 偏印…年月の関係では倒食ですね。やや注意が必要です。
8月 劫財 帝旺 劫財…棚からぼた餅。良い事も悪い事も…
11月 食神 沐浴 食神…四柱に偏財等がある男性は女性問題に注意。

■日干:壬(流年…敗財 絶 正財)
物事に嫌気がさしてきやすい時期で疲れも出て来ます。目的観や志もなくなり迷いや不安や疑惑や疑問もつのってきます。前の年は何とか頑張れたが、今年は人間関係もチグハグになり、誤解も生じて来ます。そして仕事のトラブルも発生しお金の損失も被りやすい時期となります。特に大運も悪い場合はその傾向が強くなります。この様な時期は楽して儲けようとせずに、原則を中心に生きることが大切です。
・5月 正財  絶 正財…高い買い物は控えましょう。
・11月 敗財 建禄 敗財…お金を流さない様に。原則を中心に生きましょう。

■日干:癸(流年…比肩 胎 偏財)
日干:癸の人で、流年に癸が来ると自我心が強くなります。自星が強くなるということは、自分の思いが強くなりますので、人との摩擦や分離も起こりやすくなります。比肩には、過去を切り捨て新しい出発という意味がありますので、仲の悪い夫婦の場合は、比肩の時期に新しい生き方を選択される人も多くいます。また、仕事でもその様なことが起こる場合もあります。それから、比肩とは兄弟姉妹という意味もありますので、この時期に相続等の問題から兄弟間の争いが生じる場合もあります。
分離運なので、単身赴任や海外への留学等には良い時期です。
中心星が財星の人は特に注意が必要です。
・2月 傷官 沐浴 傷官…ナーバスになりやすい時期。気分転換を上手に。
・11月 比肩 帝旺 比肩…自我を張らずに協調性を持ちましょう。

※ この内容は、あくまでも傾向性です。四柱本体や大運との関係によって変わってまいります。

新栄堂

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平成24年の日干から見た運気

2011年12月15日 | 毎年の運勢(日干から見た)
■平成24年の日干から見た運気
平成24年の干支(流年)は壬辰です。平成24年の日干ごとの運勢のポイントを記入したいと思います。
それから、気になる月の運気も記入します。(この内容はあくまでも日干から見た流年の干支の傾向性です。実際の鑑定は四柱本体や行運等の全ての関連性を見て判断します。…四柱本体の中心星により随分と変わります。この内容は目安です!)

■日干:甲 (甲から壬辰を見ると…偏印 衰 偏財)
昨年は行動力もあり社会的にも頑張れた年ですが、今年は昨年の疲れが出やすい年です。また、意識が内向きになりやすい年なので、物事をじっくりと考えたり研究したりするには良い年ですが、ややエネルギーが不足しがちです(社会的立場を外されやすい)。年配の方は健康チェックを忘れないように!四柱本体や大運に食神があり、倒食する方はやや注意が必要です。年齢の母親を持たれる方はお母さんにも注意が必要です。
・4月 比肩 衰 偏財…注意の時期、無理をしないように!
・5月 敗財 病 傷官…注意の時期、体調等に気をつけて!
・6月 食神 死 食神…財星が弱い方は倒食等に注意。
・12月 偏印 沐浴 偏印…ネガティブになり悩みやすい月、健康等にも注意いが必要です。

■日干:乙 (乙から壬辰を見ると…印綬 冠帯 正財)
昨年と比較すると、外的な行動力は減退するが、内的な思考力は上昇します。しかし、今年も活躍できる運はあります。勉強や研究等には良い時期で、受験勉強には最適な年となります。学問・芸能の才能が発揮されやすい年です。
・4月 劫財 冠帯 正財…お金を流しやすい時期。不動産等の買物は注意して下さい。
・5月 比肩 沐浴 食神…やや我儘になりやすい時期。自分を抑えて下さい。
・12月、翌年1月は、印星大過の方は考え過ぎないように!

■日干:丙 (丙から壬辰を見ると…偏官 冠帯 食神)
大運が良ければ行動力も出て社会的に発展しやすい年。人によっては人事等で職場の異動などが多い時期でもあります。四柱本体や大運に強い傷官がある方はやや注意も必要かも?
・3月 正官 沐浴 印綬…社会面でやや荒れやすい月、落ち着いて良く考えて行動して下さい。
・6月 丙午 比肩 帝王 比肩…お年寄り等で、血圧や循環器系が弱い方は注意が必要です。
・7月 丁未 敗財 衰 傷官…お金や健康等には注意して下さい。

■日干:丁 (丁から壬辰を見ると…正官 衰 傷官)
社会運(仕事運)は上昇します。しかし、財星が弱い方は足元をすくわれやすい暗示あり。位置を与えられても、部下が支えてくれない場合もあります。根回しを確りとしましょう!
・5月 偏印 帝王 比肩…持病等がある方は健康に注意の月です。無理をされないように!
・6月 劫財 建録 劫財…一か八か物に賭けたくなる月です。無理をしないように!
・7月 比肩 冠帯 食神…自我が強くなりやすい時期、自分を押し付けないように!
・8月 傷官 沐浴 正財…神経質になりやすい月、なるべく穏便に!事故や怪我にも注意して。

■日干:戊 (戊から壬辰を見ると…偏財 冠帯 比肩)
何かと神経を使った23年を終え、やっと一息つける年になりました。命式や大運が良ければ、社交性も強まり、何かと楽しめる年になりました。お金の運用もしたくなる年ですが、命式によっては詐欺等に注意の暗示もあります。
・3月 正財 沐浴 正官…奥さんの事や不動産の事に注意の暗示あり。
・6月 偏印 帝王 偏印…持病がある方は健康等に注意して下さい。
・8月 比肩 病 食神…やや自我が強くなる月。謙虚に過ごしましょう。
・9月 敗財 死 傷官…人情に流されやすい月。お金を流さないように。

■日干:己 (己から壬辰を見ると…正財 衰 劫財)
人によっては、昨年は良い出会いも有ったと思います?…今年はその夢の続きの年です…
・8月 劫財 沐浴 傷官…賭けごとその他注意が必要。自分の欲望を抑えて生活して下さい。
・9月 比肩 長生 食神…自分を強く出せるかも…

■日干:庚 (庚から壬辰を見ると…食神 養 偏印)
平成22・23年は辛い年を過ごされた方も多いと思います。今年に入り、やっと一息付ける年になりました。恋愛のそよ風が吹いてきやすい年です。既婚者は浮気等に注意、独身者は恋の出会いがあるかも知れません。四柱本体や、大運に偏印がある方は注意が必要です(倒食)。
・4月 偏財 養 偏印…男性の場合は社交性も強まり女性に興味が出てきやすい時期。
・6月 偏官 沐浴 偏官…男性は仕事の事に注意。女性は変な男性に出会わないよう注意して。
・8月 偏印 建録 比肩…命式に確りした財星がない方はやや注意の時期。
・10月 比肩 衰 偏印…やや運気が下がりやすい月。
・11月 敗財 病 傷官…運気の停滞しやすい月。

■日干:辛 (辛から壬辰を見ると…傷官 墓 印綬)
人によっては身内の冠婚葬祭に注意の時期。体調の悪い人は入院する場合も…どこか悪いところがあれば、サッと手術されるには良いかも。
・10月 劫財 冠帯 印綬…投資などの場合は詐欺等に注意して下さい。健康も注意。
・11月 比肩 沐浴 食神…体調の悪い人は気を付けて。

■日干:壬 (壬から壬辰を見ると…比肩 墓 偏官)
比肩 墓 故に、身内の生死別も起こりやすい年。体調が悪い方は入院する場合もあります。四柱本体や大運に戌がある方は注意して下さい。
・2月 比肩 病 食神…寒い月です、健康に注意してお過ごし下さい。
・3月 敗財 死 傷官…お金や健康を流しやすい月です。注意してお過ごし下さい。
・9月 正官 沐浴 印綬…社会運(仕事運)が荒れやすい時期です。
・12月 比肩 帝王 比肩…問題がおこりやすい月。お年寄りや、体調の悪い方は特に注意が必要。
・1月 敗財 衰 正官…お金や健康に注意。無理されないように!

■日干:癸 (癸から壬辰を見ると…劫財 養 正官)
大切なもの(健康・お金・家庭)を流しやすい年。健康や投資等にも注意も必要です。無理はせずに余裕を持って歩んでください。
・2月 劫財 沐浴 傷官…健康やお金には注意が必要。問題も起こりやすい月です。
・3月 比肩 長生 食神…やや注意の時期。
・11月 偏印 帝王 比肩…病気等に注意が必要な時期。
・12月 劫財 建録 劫財…ものに賭けたくなる月。やや注意の月。

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平成23年の日干ごとの運勢

2011年01月03日 | 毎年の運勢(日干から見た)
平成23年の日干ごとの運勢のポイントを記入したいと思います。
それから、気になる月の運気もいくつか記入します。
(この内容はあくまでも傾向性です。実際の鑑定は四柱や五行全体を総合的に見ます)

■日干:甲
(甲から辛卯を見ると…正官 帝旺 敗財)
大運が良ければ、社会的上位の人と縁ができたり、自分の位置も昇格しやすい時期。
しかし、足元をすくわれる可能性もありますので、背伸びはしないようにして下さい。
仕事で昇格してもかえって苦しくなる場合もあります。
甲から見て卯は帝旺 羊刃ですので、四柱本体や大運の十二支に胎がある方、また 傷官が強い方は注意が必要です。

・3月 正官 帝旺 敗財…年月と正官 帝旺 なので事件や事故の主人公にならぬ様!
・6月 比肩  死 食神…分離運、孤立する場合もあります。
・7月 敗財  墓 成財…分離運、チグハグトなり、物事も上手くいき難い傾向あり。
・9月 傷官  胎 正官…飛刃となり羊刃が暴れやすい。事故・事件・怪我等に注意。
・12月 庚子 偏官 沐浴 偏印…仕事上の変化が生じやすい時期。カッとならない様に!

■日干:乙
(乙から辛卯を見ると…偏官 建禄 比肩)
大運が良ければ、行動力も出て、社会的に発展しやすい年。ただし、四柱本体や大運に強い傷官を持っている人は注意が必要です。

・2月 正官 帝旺 劫財…活躍できる人も居るが問題も起こりやすい。強い傷官は注意!
・6月 劫財 長生 傷官…やや自我が出やすい時期。賭け事は慎んで!
・7月 比肩  養 偏財…分離運。やや注意の時期。

■日干:丙
(丙から辛卯を見ると…正財 沐浴 印綬)
男性の場合は、妻、または財のことで一騒動ある場合も…?

・3月 正財 沐浴 印綬…男性の場合は妻の事や財産の問題に注意。
・8月 比肩  病 偏財…注意の時期。健康不調の人はチェツク!
・9月 敗財  死 正財…厭世的になり、お金も流れやすい。

■日干:丁
(丁から辛卯を見ると…偏財 病 偏印)
大丈夫だとは思いますが、お年寄りや、気になる方は健康をチェツクして下さい。

・2月 正財  死 印綬…妻運や財運は低下気味。
・8月 劫財 沐浴 正官…金儲けをしようとして、金銭欲に振り回されないように。
・9月 比肩 長生 偏官…やや自我が強くなりやすい時期。人の話は聞きましょう。

■日干:戊
(戊から辛卯を見ると…傷官 沐浴 正官)
かなりナーバスになりやすい注意の時期。官星が強い人は事故・事件・仕事・夫の事等に注意。

・3月 傷官 沐浴 正官…感受性が強くかなり神経質になり、問題が発生しやすい時期。
・6月 偏官 帝旺 偏印…事故や怪我やトラブル等に注意。
・10月 比肩  墓 比肩…仕事を辞める人も居るし、入院しやすい人も居ます。
・11月 敗財  絶 正財…運気も低迷、事故等にも注意が必要。

■日干:己
(己から辛卯を見ると…食神 病 偏官)
大運や、四柱本体に偏印があって倒食している場合は注意。それ以外は精神的にはゆったりできそう。男性は色情に注意。
・3月 食神  病 偏官…倒食している場合は健康チェックを!
・5月 偏財 帝旺 偏印…金運は良さそうだが、行き過ぎに注意。男性は女性問題注意。
・9月 偏印 長生 食神…倒食になりやすい時期。女性は子供の事等に注意。
・10月 劫財 養 劫財…他柱に偏財がある男性は女性問題に注意。女性も異性に注意。
・11月 比肩 胎 偏財…やや孤立しやすい月。

■日干:庚
(庚から辛卯を見ると…敗財 胎 正財…誰かから脛をかじられる場合も多い。またモチベーションは上がらない。四柱本体に酉(羊刃)がある人は注意。

・2月 比肩  絶 偏財…運勢の無い時期で、一人での行動が多い。
・3月 敗財  胎 正財…酉を持つ人は注意。厭世的になりお金も流れやすい。
・6月 偏財 沐浴 偏官…男性の場合は女性問題に注意。父親の事も注意!
・7月 正財 冠帯 印綬…不動産の購入等には詐欺等に注意。
・12月 比肩 死 食神…孤独になりやすい時期。

■日干:辛
(辛から辛卯を見ると…比肩 絶 偏財)
事故や怪我、転んで捻挫や骨折には注意が必要。分離運で、ある日…突然?

・2月 劫財  胎 正財…投機等でお金を無くさないように!分離運。
・3月 比肩  絶 偏財…孤独な時期。ある日突然…居なくなる?
・8月 正官 帝旺 劫財…事故や怪我や予期しない事が起こりやすい。

■日干:壬
(壬から辛卯を見ると…印綬 死 傷官)
印綬 死 は成果が消えてなくなる場合もある。母親との縁が薄くなりやすい。

・2月 偏印  病 食神…ネガティブになりやすい。健康チェックを!
・3月 印綬  死 傷官…母親との縁が薄くなりやすい。
・4月 比肩  墓 偏官…自分の世界に入りやすい。古典や宗教・占術に興味がでる。
・5月 敗財  絶 正財…厭世的になりモチベーションも上がらない。運気なし。

■日干:癸
(癸から辛卯を見ると…偏印 長生 食神)
精神面は前年よりも良いが、体調面では注意が必要。大運や四柱本体に食神があって、倒食する人は注意!女性は子供のことでも…

・2月 印綬 沐浴 傷官…考えすぎて物事の方向性が定まり難い。母親との関係も注意。
・3月 偏印 長生 食神…病気の元を作りやすい時期。健康診断を受けましょう。
・4月 劫財  養 正官…賭け事に注意。上手い話で騙されない様に!
・5月 比肩  胎 偏財…悪いところが出やすい時期。分離運。
・7月 食神  墓 偏官…倒食女性は子供のことで苦労しやすい。

※ この内容は、部分的な観点での判断です。
詳しく知りたい方はホームページの有料鑑定へどうぞ!





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