新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

自分という自我の星:比肩。

2020年07月31日 | 四柱・その他
東洋の哲人、「安岡正篤」先生の言葉の中に「自分」というものがあります(以下はその内容です)。

自分というものは良い言葉である。
ある物が独自に存在すると同時に、また全体の部分として存在する、自分の自の方は独自に存在する、自分の分の方は全体の部分である。
この円満無碍(むげ)なる一致を表現して「自分」という。
われわれは自分を知り、自分を尽くせば良いのである。
しかるにそれを知らずして自分、自分といいながら、実は自己自私を恣(ほし)いままにしている。
そこにあらゆる矛盾や罪悪が生ずる。

感慨深い言葉ですね…。

人間は小宇宙とも言われています。
夜の大空を見ると無数の星が輝ています。
一説では、銀河系の中に太陽のように自分で輝いている星は、およそ10の11乗 (1000億)個あるそうです…。

また、人体の大腸の中にも無数の微生物が存在し、その数は60兆個とも言われています。
そして、人はその60兆個の微生物が作る酵素を上手に活用して快適な生を維持しています。
言い方を変えれば、微生物や細胞によって生かされているとも言えます。

人の身体は四肢五体で出来ており、頭一つの中にも、目や鼻や口や耳や様々な器官があります。
勿論、手も足もありますし、内蔵は心臓・肝臓・腎臓・肺臓等様々な器官で構成されています。
その様に様々な器官が、脳を中心に連携し合って、生きているのが人間とも言えます。

その様に考えると、個々が互いに連携し合いながら、大きな存在を活かしているのが分かります。
人間界にも財界・政界・知識人等、様々な分野の方がおられますし、様々な立場の方が、連携を組みながら社会を造成しています。
個人の身体から、家庭、や社会・国家、世界と、互いの為に活きながら世界を構成しています。

東洋思想の中の、「陰陽五行」の関係もその様な内容を表示していると言えます。
陰陽・・・陰(女)は陽(男)の為にあり、男は女の為に…
また、宇宙の全てが陰陽というペアシステムで出来ているということは、宇宙の本質は愛とも言えます。
愛の本質は為に生きるですので、自己中心的な愛ではなく、為に存在する愛となります。

また、五行論では、木は火を生じ、生じられた火は土を生じ、土は金を生じて、その生じられた金は水を生じ、最後に水は木を育てます。
図で書けば、木→火→土→金→水→木・・・ですね。
陰陽五行の関係がバランスよくスムーズに回っていれば、万事がスムーズに進みやすくなると思います。
現在の新型コロナウィルス蔓延の期間は、この五行の流れが止まっている様な期間ともいえます。
人は地球という大きな生き物の中で生きている訳ですが、大きな生き物である地球を汚し過ぎたのかも知れません。
為に生きる活き方に戻す必要があるのかも知れません。

次に、生き物でも何でも、種を蒔いて育てて稔の秋を迎えるまでにはある程度の期間が必要です。
春夏秋冬…命式によって、春や夏、そして稔の秋の年代(期間)が異なる場合も多くあります。
願わくば、結婚して家庭を持ち、子を得るのに良い時期に、その様な星が廻っていれば嬉しいのですが…中にはそうでもない方もおられます。
その場合には、少々の忍耐が必要ですし、先人のアドバイスも必要かと思います。

推命的には、自我を表す変通星は「比肩・劫財・敗財」です。
命式本体に比劫が多く出て、身旺の場合は、「自分」という、自我意識が強くなります。
自分の中から湧き出す欲望がとても強いのかも知れません…。
その欲望が「他の為に」という方向性の場合は良いのですが…「自己中心的」な方向性の場合は少々注意が必要になります。
稔の秋なら良いのですが…そうでない場合も多くあります。
良い意味での、世界が変わる時なのかも知れません…。
良心の声に耳を傾けて生きたいものですね…。
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何かを成す。

2020年07月27日 | 四柱・その他
●求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。
だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。
(ただし、求め続け、探し続け、叩き続けるような、継続性が必要。)
上記は聖書の中の有名な言葉…この内容は7/16のブログにも書きました。

誰よりも強く求め、それを熱心に継続し続ければ、物事を達成できる可能性は大きくなります。
しかし、1日は24時間。
故に、何かを成すということは、そこに思いや時間を集中し続ける必要があります。
極端に言えば、自分で何かを得るということは、何かを犠牲にする必要があるのかも知れません…。
あるいは、人の力を上手に借りることができれば良いのですが…。

1. 求め続けるということは、「好きな事・興味がある」ということがポイントです。好きなものは没頭できすし、研究もします。
2. ビジネスで成功することも重要ですが、サクセス(成功)とハピネスは異なります。ハピネスとは、近い人との良好な人間関係がポイントです。

(四柱推命的には)
・身旺の命式は、自分が主体となりたい欲求が強い人が多いです。…自分の人生の梯子を自分で登りたいタイプですね…。
この様な、命式の方は、若い頃までに自分の人生の設計図を確りと描くことが重要だと思います。
・天干の並びが「印綬・傷官」等で、身が旺ずる方は、才能で生きて行くタイプの方ともいえます。
若い頃から才能を磨き、大運の流れが良ければ、何かの才能で身を立てる事ができると思います。
・また天干の並びが「財官印三宝」や「財官双美」で、身が旺じている命式の方は経営者にも多い様です。
人の力を上手に活用できる運も持っていますので、大運にも恵まれれば、大きな成果を得る事も可能です。

・身弱の命式の方は、どちらかと言いますと女房役(二の立場)が似あいます。
この様な命式の方は、尊敬できる人に出逢うと力を発揮できると思います。
良い上司や、主体的なパートナーに出会うと嬉しいですね…。

(運と優先順位)
1. ある程度比肩が強く(身旺)、気の流れが比肩→ 食傷→ 偏財と流れる命式の方は、損得に敏感で商才が有る方が多い様です。
また、そこに意識を持つ方が多い様です。
2. 命式の天干に財星と官星が並び、五行にも財官が多い方は、お金や仕事という現実的な方が多い様です。
3. 女性の場合、食傷は子供を表し、財星は子供を守る家庭を表します。良い食傷や財星を持つ女性は、子供や家庭の優先順位が高いです。
4. 官星は社会や仕事、財星は家庭という意味もありますが、官星が多く、財星が弱い人は、家庭よりも仕事の優先順位が高くなります。
5. 印星が輝く命式を持つ方は、知的好奇心が強く、そこにこだわりを持ちやすくなります。
6. 星が固まるということは、その固まった星の意味するものに執着するということです。良くも悪くも、それに意識を持つということですね・・・。
四柱八字、全部で8個の星(●)ですので、何処かに星(●)が固まるという事は、何処かが不足するということです。そこが空白状態の様なものとも言えます。
※ 成功のポイントは、自分の命式を確りと知るという事ですね・・・そして、運の巡り(大運)を知って、運の春夏秋冬を理解することも重要です。
その様にして、一生のスケジュールを作成し、そのスケジュールを目的に向かって毎日実行し続ける事だと思います。

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干支の種類

2020年07月25日 | 四柱・その他
天干と地支からなる「干支」をその五行の相生と相尅の関係によって分類すると次の五種類となります。
1から順番に日干の強い順番です。また、自分と配偶者とのなりやすい関係性です。

1. 専旺干支・・・天干と地支が同気・同一五行となる干支。
 (地支が比肩星の気を帯びます)。 自分と配偶者は同等という思いが生じやすい。
 甲寅、乙卯、丙午、丁巳、戊辰、戊戌、己丑、己未、庚申、辛酉、壬子、癸亥。

2. 扶干干支・・・地支が天干を生じる関係となっている干支。
 (地支が印星の気を帯びます)。 配偶者は自分を助けて当然と思う。
 甲子、乙亥、丙寅、丁卯、戊午、己巳、庚辰、庚戌、辛丑、辛未、壬申、癸酉。

3. 漏干干支・・・天干が地支を生じる関係となっている干支。
 (地支が食傷の気を帯びます)。 自分は、配偶者を助ける。してあげる。
 甲午、乙巳、丙辰、丙戌、丁丑、丁未、戊申、己酉、庚子、辛亥、壬寅、癸卯。

4. 蓋頭干支・・・天干が地支を尅する関係となっている干支。
 (地支が財星の気を帯びます)。 自分は配偶者に対する要求が強い。自分が身旺の場合。
 甲辰、甲戌、乙丑、乙未、丙申、丁酉、戊子、己亥、庚寅、辛卯、壬午、癸巳。

5. 截脚干支・・・地支が天干を尅する関係となっている干支。
 (地支が官殺の気を帯びます)。 配偶者が自分に要求する。配偶者が身旺の場合。
 甲申、乙酉、丙子、丁亥、戊寅、己卯、庚午、辛巳、壬辰、壬戌、癸丑、癸未。

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時代が変わる時。

2020年07月20日 | 今日の出来事
今日(7/20)の経済新聞の社説にこんな記事が載っていました。
「コロナ後の世界を映す時価総額の逆転」
世界の市場で株式時価総額の逆転が相次いでいるらしい…
新型コロナウィルスの感染拡大は、経済や産業の変化を加速させる引き金になったらしい。
次の時代をリードしそうな企業が一気に評価を高めて躍進し、既存勢力を追い抜いているとのこと。
産業の地殻変動を読み取る市場メッセージを見逃すなということらしい。

・時価総額=発行済み株数×株価で、市場でついた企業価値。・・・将来的に収益が伸びる期待が大きければ価値は高まる。
コロナ危機で3月にかけて世界的に株価が崩れたが、そこから力強く切り返す企業と、評価を失った企業との間で差が開いているとのこと。

目を引くのが、米電気自動車メーカー、「テスラ」の伸び!
7月で時価総額でトヨタ自動車を抜いて世界首位の自動車メーカーになった。
販売台数ではトヨタの30分の1だが、17日の時価総額は30兆円で、昨年末の3倍超え。
株高の過熱を指摘する声もあるが、低炭素社会を目指すなかで電気自動車の成長期待が大きのは間違いない。
また、自動運転などの技術革新にも注目が集まる。
かたや、既存の自動車大手はコロナで需要が落ち、過剰設備に苦しんでいるとのこと。
時価総額の逆転からみるべきは、市場が先読みする「コロナ後」の未来図だという。

(これからUPする産業)
・デジタル化や非接触化。
・地球環境への配慮。
・健康な生活をもたらすビジネス 等が、これから注目されるものだという…。
また、米国では、動画配信のネットフリックスが娯楽・映画のウォルト・ディズニーの時価総額を超えた。
キャッシュレス決済のペイパルが、バンク・オブ・アメリカを一時上回った。

一方で20世紀の主役だった石油大手は後退し、エクソンモービルはテスラを下回ったらしい。

(日本企業)
工場自動化のセンサーで世界シェアが高いキーエンスはコロナ危機後も評価を集め、時価総額で7国内3位に浮上。
逆に後退したのは銀行や素材とのこと。
医療情報のエムスリーは日立製作所の時価総額を一時抜くなど新たな成長企業も現れているとのこと。

先回のブログにも書きましたが、今年の干支は庚子、来年は辛丑。
庚(かのえ・コウ)、辛(かのと・シン)は更新といって、変化して新しくなる2年間とも言えます。
歴史(時代)は、目に見えない意思の力によってある方向に向かって動いています。
陰陽五行哲理では、陽(天)と陰(地)とがあり、天は無形であり地は有形を表します。
人も無形の心と有形の体で出来ていますが、無形の天が変わると有形の地が化けると言われています。
天か変わると地が化けることを変化というわけです。
今年・来年は大きな変化が内外共に生じると思います。
為に生きる心の変化が求められ・・・
単純な仕事はAIやロボットに任せ・・・
人は、創造性を発揮できる仕事に・・・
民主や共産という政治や思想の世界にも変化が・・・
試行錯誤しながら、良心の声に耳を傾けて生きる世界に近づいている様な気もします。

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新常態「その仕事、AIで」…今日の日本経済新聞の記事から…。

2020年07月19日 | 今日の出来事
本日(7/19)の日本経済新聞の1面にこの様な記事が載っていました。
記事の内容は・・・
新常態「その仕事、AIで」というものでした。
以下は記事の内容です。

新型コロナウィルス収束のめどが立たないなか、人工知能(AI)で業務を自動化する動きが広がっている。
日本経済は新型コロナで変調するまで慢性的な人手不足に苦しんでいた半面、デジタル化は遅れていた。
人の接触を減らすためにも、自動化の機運は高まる。
ニューノーマル(新常態)に備えて働き手の教育を充実し、自動化される仕事から人材を移す必要がある。
自動化されやすいのは定型的な作業が多い事務職や製造業の現場職だとのこと。
そして、自動化を担うのがAIやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とのこと。

簡単に言えば、AIやロボットが、今迄人間が行っていた単純な仕事をする様になるという事です。
もともと、時代(歴史)はその様に動いていましたが、今回の新型コロナウィルスは、それを何十倍と後押しした様なものといえます。
ここ数年で時代は大きく変わるということだと思います。

今年の干支は庚子(かのえ ね)・・・庚(コウ)は更(コウ)で全てのものが改まる時ですし、来年は辛丑、辛(シン)は新(シン)で新しくなる時です。
世の中は、今年来年で随分と変わってくると思われます。
内外共に変わるここ2年間だと思われます。
内的な面では、人々が為に生きる価値観に変わる事が求められるでしょう。
また、外的(科学)な経済活動でも、単純な仕事はAIやロボットが行う様になると思います。

それでは、これからの人間の仕事はどの様な分野が求められるかと言いますと・・・
ロボットや機械ではできない人間のみが持つ「創造性」の分野や芸術や心の分野に焦点が当たって来ると思われます。
1. 創造性。
2. 芸術性。
3. 愛や心という、目に見えない世界がクローズアップされて来ると思います。
人間らしさとは・・・
あるいは、人は何の為に生きるのか?
自分の使命や役割は・・・等、より人間らしい本質が求められる時代が早く来ると思います。

四柱推命的に言えば・・・
一昔前は、良い官星があれば・・・官星とは、社会的な位置や立場の意味もあります。
そして、ここ最近は、良い財星がれば・・・財星とは、資本主義社会ではお金ですね・・・。
官星や財星はある意味では外的な現実的なものです。
そして、これからは、創造性や心の時代に入って行くと思います。
四柱推命的には「印綬 傷官」という内的な精神的な世界に焦点が当たって来ると思われます。
印星・・・精神的な安定や趣味。
食傷・・・閃きや創造性。
今迄は、生きるために仕事をしましたが・・・
これからは、自分の好きなことをして、社会に貢献するための仕事となるでしょう・・・。
外的な世界から内的な世界にシフトされる時が近づいているのだと思います。
その為には、自分の特性や個性を知る事がポイントだと思います。
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日干は同じだがタイプの異なる二人。

2020年07月18日 | 四柱・その他


上図は、或る男女の命式です。
向かって左側は女性、右側は男性の命式です。

左側の女性の命式は・・・
・日干:甲で天干の並びは、月上の正官を中心とする偏印と印綬の並びの命式(官印両全の並び)。
・五行を見ると、金の官星と水の印星に星(●)があり、表の命式と裏の五行とが同じ。
・火の食傷と土の財星に星(●)が不及(弱い)。
・気の流れは、金(官星)→ 水(印星)→ 木(比肩)と流れる典型的な家庭よりも仕事タイプの命式。
・損得よりも、何の為に生きる…等、頭で考えて行動する傾向がある。
・知的好奇心が旺盛で、やや理屈っぽく、何かの資格等を取得して社会で貢献する女性が多い。

右側の男性の命式は・・・
・日干:甲で天干の並びは、傷官と偏財との並びの命式(傷官は双並び:傷官生財の並び)。
・五行を見ると、火の傷官と、土の偏財に星(●)が固まり、表の命式と裏の五行とが同じ。
・金の官星と水の印星に星(●)が不及。
・気の流れは、木(比肩)→ 火(傷官)→ 土(偏財)と流れるタイプで、損得には敏感なタイプ。

このお二人は、日干こそ同じ甲ですが、変通星の並びは全く逆。
食傷や財星は比較的、若い象意を持つ変通星。
そして、官星や印星は、大人っぽい象意を持つ星。
女性から見ると、男性は少々子供っぽく感ずる場合もあるかも知れない…。

もし、この二人が結婚された場合・・・
しばらく経つと、感覚の違いに気づくと思う・・・
知的で理詰めの奥様と、感覚的なご主人様、互いに異なる要素を持ったお二人。
二人が愛によって一つに成れれば、互いの要素を相続し合い、丸いリンゴになると思う・・・
自分を中心として一つになろうと思い、相手に要求した場合は、何であの人は私のことを理解してくれないのだろうか…?
と、互いに相手が理解できなくなる可能性もある。
日干:甲…材質は同じでも、互いに異なる要素を持った相性とも言えるかもしれません。
価値観や目標が一致していえば、お互いの足らないものを補完し合えるのですが・・・
そうでない場合は、理解するまで少々の時間が必要だと思う。
究極の相性なのかもしれません…。
出来れば、男性が官印の方が良いかもしれませんが…。
男と、女は違いますね・・・。
そして、ここまで命式が異なると・・・
違うから、面白いのかも知れません。
男は宇宙の半分、女も宇宙の半分。
二つが一つになって、丸い宇宙が完成します。
互いに相手の事を知る必要があるのでしょうね…。

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求めよ、さらば与えられん。黄金律(マタイ7:7-12)

2020年07月16日 | 四柱・その他
●求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。
だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。
(ただし、求め続け、探し続け、叩き続けるような、継続性が必要。)
●何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。

上記は聖書の中の有名な言葉…。

成功と幸せの両方を手に入れるには・・・
1. 正しい動機と方法で…(為に生きる)
2. 誰よりも強く求め続け、満ちるまで継続し続けると、必ず結果が出る筈です。

四柱推命的には…
「身旺」の命式は、自分の思いを達成したいという思いがとても強い命式です。
また、積極性がり、強気で楽観的で、独立的立場になることを好み、指導力もあります。
「身弱」の命式は、消極的で、弱気なところがあるので、自分が中心的な立場に立つよりも二の立場の方が合います。

天干に強い比肩が出たり、五行に比肩が固まると、自分という思いが強くなり過ぎて、いつの間にか自分中心の価値観になってしまう場合もあります。
自分よりも天を動機ということだと思います。

命式の天干に財星と官星と印星とが並び(財官印三宝の命)、
自星に星(●)が3個ぐらい並ぶ命式の持ち主は、大きな役目を与えられている人かも知れません…
そして、大運の巡りが良ければ、それなりの結果を残せる人だと思います。
その様な方は、その運勢を自分だけの為に使うのではなく、公の為に使う役目を与えられた人だと思います。
良い運を与えられた方は、その運の使い方が大切だと思います。

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偏印

2020年07月11日 | 四柱・その他
四柱推命の変通星に「偏印」というものがあります。
偏印を持つ方は知的好奇心が旺盛で、表に出ない裏の世界に関心を示す方も多い様です。

同じ印星に「印綬」という星がありますが、印綬は学問・古典芸能・栄誉という表の星ですが、
偏印は目に見えない精神性(スピリチュアル)の星で、数理という象意から技能の星とも言われています。

偏印を持つ方は、表に出ない裏の知的欲求から、占い等に関心を持つ方も多いのですが、少々飽きやすいところも多い様です。

また、六親では、印綬は実母を表し、偏印は義母という意味があります。
義母ですので、お祖母ちゃんとか、保母さん等、母以外の母の様な人という意味があります。

先日も、あるお嬢さんの命式を見ましたら、月上の中心星に「偏印」が輝いていました。
その方に、あなたはどなたに可愛がられましたか? と、尋ねると、母親が仕事でい忙しかったので、私は「お祖母ちゃん」に育てられました。
私は「お祖母ちゃん子」ですとのこと。

不思議なものですね…。
命式の中心星に「お祖母ちゃん」を意味する偏印が輝いていると、その様な環境を自然に与えられるのですね…。

「運」とは、成り行きや優先順位の様なものです。
命式の中心星(月上)に正官が輝き(例えば長生・冠帯・建禄)、その正官の隣に印綬が輝ていれば…
男性の場合、「官印両全の命」と言って、目上の引き立ても良く、大運に恵まれれば、社会的に出世する可能性は大。
女性の場合は、家庭よりも仕事で頑張ってしまう傾向も出てきます。
勿論、当の本人も、仕事や社会に対する優先順位が高く、そして、その様な環境が自然に引き寄せられてくるのですね…。
命式という遺伝子にコントロールされている様な感じもします。

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劫殺・亡神

2020年07月08日 | 吉凶星
●劫殺(ごうさつ)・・・(凶星)年支と日支から繰る吉凶星。
劫殺は三局の五行から見て12運が「絶」に当たる地支を取り、凶星の代表的な星とされています。
三局の旺を司る12支が滅びるところ(絶地)をとった神殺で、劫殺の柱に死や絶の12運があれば、その運気を絶の方向に誘導する暗示が生じるといわれている。
(木局)地支➡「亥・卯・未」の場合、「申」が劫殺。 甲(木局)は申が絶。
(火局)地支➡「寅・午・戌」の場合、「亥」が劫殺。 丙(火局)は亥が絶。
(金局)地支➡「巳・酉・丑」の場合、「寅」が劫殺。 庚(金局)は寅が絶。
(水局)地支➡「申・子・辰」の場合、「巳」が劫殺。 壬(水局)は巳が絶。
※亡神を冲尅する星(建禄を冲する星)

破財、損失、口舌、不和を司る星。
交通事故や山岳遭難事故等の外部からの災難の暗示がある。
劫殺が重ねて出る場合は注意。

●亡神(ぼうしん)・・・(凶星)年支と日支から繰る吉凶星。
亡神は三局の五行から見て12運が「建禄」に当たる地支で、三局の五行の気を漏気する干を蔵するので、この名が付けられている。
(木局)地支➡「亥・卯・未」の場合、「寅」が亡神。 甲(木局)は寅が建禄で、蔵干に木を洩気する丙の蔵干がある。
(火局)地支➡「寅・午・戌」の場合、「巳」が亡神。 丙(火局)は巳が建禄で、蔵干に火を洩気する己庚の蔵干がある。
(金局)地支➡「巳・酉・丑」の場合、「申」が亡神。 庚(金局)は申が建禄で、蔵干に金を洩気する壬の蔵干がある。
(水局)地支➡「申・子・辰」の場合、「亥」が亡神。 壬(水局)は亥が建禄で、蔵干に水を洩気する甲の蔵干がある。
身体の気を洩らすので、疾病や内部からの災厄を暗示する。
命式に2つの亡神があると経済的に不安定。3つあると犯罪や性病などの悪疾に悩まされるといわれている。
しかし、建禄の象意から、命式が良ければ運気は安定するとも言われている。
※ 事件発生時の行運に亡神が出ている場合もある。

新栄堂
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遺伝子の欲求

2020年07月05日 | 四柱・その他
人の欲求と遺伝子…。
人の3大欲求は…愛・生命・財産とも言えます。
1. 愛する人と一緒に居たい。
2. 健康で長生きをしたい。
3. 豊かな生活をしたい(地位や名誉や財産)。
この3つの欲求は人類すべての人が共通に持っている遺伝子から来る欲求と言えます。

四柱命式の中に「財官印三宝の命」という星(天干)の並びがあります。
経済や家庭を表す「財星」、地位名誉や社会的な発展を表す「官星」、趣味や文化・精神の安定を表す「印星」の3つが並んだ命式ですね…。
この3つが天干に並び、五行バランスよく星(●)が配置されている命式は良いですね…。
そして、家庭や財が必要な年代(30代~40代)の大運に良い財星が出ているのはラッキーですね…。
また、男性の場合は、地位や名誉を得る40代~50代に良い官星が出ていれば嬉しいものです。
その様な人は、運の巡りに恵まれた人と言えます。
良い命式で、運の巡りも良いと最高だと思います。
運の良い時期は、自然と整っていくのですね…。
逆に運の悪い時期は、頑張っても裏目に出る場合もあります。
自然界に春夏秋冬がある様に、人生にも春夏秋冬があるのですね…。

良い命式で、運の巡りが良い人もいますが…
中には、五行のバランスが非常に偏った命式の方もおられます。
四柱八字、年月日時の干支ですので、全部で8つの星(●)があるわけですが…
その星が全部一か所に固まった命式もありますし、五行の2か所や3か所に星(●)が固まり、残りの3か所や2か所に星(●)が全く無い方もおられます。
例えば…比肩と印星にしか星が無い方もおられます。
この様な方は、自我と能書きの方とも言えます。
印星は知的な好奇心を表し、比肩は自我を表しますので、何かの資格を得て自分のペースでそれを活かすには良いですね…
また、その様な生き方が性に合うのだと思います。
四柱の柱同士が戦っている命式もあります。
そのような命式は遺伝子にキズが付いているとも言えます。
故に命式は、その方をコントロールしている遺伝子の様なものとも言えます。
自分の潜在意識と命式(遺伝子)とは不思議と一致します。

良い命式(遺伝情報)が書き込まれていれば嬉しいのですが、そうでない場合は、その遺伝情報(命式)の良さを出して、悪さを出さない工夫が必要だと思います。
命式のコントロールですね…。
例えば、比肩 建禄を中心に持つ方は、自我が強く、自立心(独立心)も強い良さもありますが、それが悪く働く(比肩太過)と分離や別れを誘引する場合もあります。
年廻りによっては、比肩(独立心)の悪さが離婚に繋がる場合も出てきます。

過去と他人は変える事が出来ないのが、宇宙の法則です。
結婚した夫婦は、とかく相手を変えたいと思うものです。
相手を力で変えようと思えば思うほど、夫婦の関係が変わっていきます(悪くなります)。

人は、力や褒美という外的なものでは変わらないのですね…。
人は遺伝子(命式)にコントロールされているからだと思います。
その場合は、命式の良さを引き出してあげれば良いのですね…。
そして、それを承認してあげることだと思います。
また、自然界の愛の法則を理解すれば、自然と変わりたいと思うようになります。
自分が心から変わりたいと思えば自然に変わっていくのだと思います。
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