印星太過

上図は私の友人の息子さんの命式です。
彼の命式は、日干：甲の天干に印綬と偏財とが並び、五行（木火土金水）を見ると、印星（印綬）に星（●）が５つと固まった命式です。…印星太過の命式です。
印綬という変通星は六親では母親を表します。
また、印星は我が身を生ずる星ですので、身内（親族）を表す場合もあります。

この息子さんは、天干に印綬と偏財という優しい星が出ているので、優しい性格ですが、印星が比肩星を生ずるので、内面は頑固なところもあります。
五行図（まるい円）を見るとわかると思いますが、水の印星に星が固まり過ぎています。
良くも悪くも母親や身内との縁が深すぎる命式といえます。
男の子の場合、この様に印綬が多すぎるとマザコンになる場合もあります。
彼の場合は、代々女性が多い家系の中で初めて生まれた男の子でした。
ですから、身内や母親から大切に大切に育てられました。
少々過保護に育てられ過ぎたとも言えます。
水の印星が多すぎると、過保護に育て過ぎて、甲（大木）の根が腐ってしまう場合もあります。
命式通りの環境が与えられる…不思議なものです。
ある程度の年齢になったら、早く親元から離して独立させる工夫が必要かも知れません。

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豪栄道、史上初のカド番から全勝優勝。

上図は大関 豪栄道の命式です。
（ｽﾎﾟﾆﾁ）
　大相撲秋場所千秋楽は25日、両国国技館で行われ、優勝を決めている大関豪栄道は琴奨菊を下し、全勝で締めくくった。カド番からの全勝優勝は史上初。綱獲りとなる九州場所へ弾みをつけた。

（ｳｨｷﾍﾟﾃﾞｨｱ）
豪栄道 豪太郎（ごうえいどう ごうたろう、1986年4月6日 - ）
大阪府寝屋川市出身で境川部屋所属の現役大相撲力士。
本名は澤井 豪太郎（さわい ごうたろう）、愛称はゴウタロウ、豪ちゃん。
身長183cm、体重160kg、血液型はB型。
得意手は右四つ・寄り・出し投げ・切り返し・外掛け・首投げ。
趣味は格闘技テレビ観戦、漫画雑誌を読むこと。
好きな食べ物は牛肉、嫌いな食べ物は生魚、納豆、漬け物。
最高位は西大関（2015年7月・2016年5月場所）。
締め込みの色は現在は黒色。

（相撲のきっかけ）
明和小学校1年生の頃から相撲を始める。
当時の豪栄道が同級生の子供らの中で偉そうにしているのを見かねた家族が「相撲大会で大きい子にやっつけてもらおう」と市の相撲大会に出場させたところ、思いがけず優勝してしまった。
それ以来本人は相撲の面白さの虜になったという。

（彼の命式）生時不明
日柱 庚辰（魁ごう日生れ）で、天干に食神と偏官とが並ぶ命式。
生時不明だが五行のバランスはまあまあ。

食神と偏官との並び…この星の並びは比較的、親分肌の人が多く義理人情にも厚い。
目下や困っている人を見ると一肌脱ごうかという人でもあります。
当たりはソフトなところも見うけられますが、内面はプライドが高く責任感もあり、とにかく頼られると弱いタイプ。
人に頼る事は嫌いで煽てに弱い所もあり、筋を通さない事は嫌いね人が多い様です（生まれた時間で多少は変わります）。

流年は丙申 偏官 建禄
流月は丁酉 正官 帝旺
と、モチベーションの高い時期でもあったと思う。
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五行のバランスの良い星と悪い星。

当方の四柱推命では、

まず、月上の天干星（変通星）を中心として、年・時の天干（変通星）の並びをみます。
その後、五行図で五行のバランスを見るわけですが…。

天干の星（表）と五行（裏）の星が重なる命式の方も多くおられます。
簡単に言えば、五行の一ヵ所に星（●）が固まる命式の事ですね…。
四柱八字、全部で８つの干支が出るわけですが、その８つの干支（●）が５つ（五行：木火土金水）ある五行の一ヵ所に固まるわけです。
星（●）が固まり過ぎると、その星の悪い部分が出やすくなりますし、星（●）が無いところは、その部分の意識が薄くなります。
平凡な人生をそれとなく生きるには、木火土金水にバランスよく星（●）が出ている方が生きやすい傾向があるともいえます。
反対に、何処かに星が固まるということは、星（●）が無いところがでるということです。
この様な命式の方は、平凡な生き方がし難い場合があります。

例えば、比肩に星が固まる人は、個性が強く、自分のペースで生きたいと思うタイプの人が多いものです。この場合、相性や環境が合わない場合には、人間関係で苦労する場合もでてきます。
食傷が固まり過ぎれば、敏感で感受性が強くなります。
印星に星（●）が固まり過ぎれば、考え過ぎてネガティブなる場合もあります。
特に感受性（心）を表す傷官が固まり過ぎたり、傷官背禄化して、悪く働くと○○症候群等の病名がつけられる場合もあります。
この様に、命式によって個性や特性が異なりますので、その命式を活かせる環境や人との相性がとても大切です。

五行のバランスの良い人は、平凡ですので何とかなりますが、バランスの悪い人は、その特性を活かせる環境や相性でないと苦労します。
バランスが悪い人は、、非凡な役目を持っている人が多いものです。
自分に合わない事をするのは苦しいものです。
個性的な五行を持った人は、その個性を活かせれば天才的な才能を発揮できるかもしれません。
自分の命式を知って、それを活かす事が大切ですね。
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卓球の「愛」ちゃんが結婚

上図は卓球の「福原 愛」ちゃんの命式です。
【東スポWeb 9/22から】
リオデジャネイロ五輪卓球女子団体銅メダリストの福原愛（２７＝ＡＮＡ）が２１日、台湾のリオ五輪卓球代表・江宏傑（２７）と結婚報告会見を都内のホテルで開いた。新婚生活をスタートさせる一方で、福原は４年後の東京五輪を目指す意向を表明。妻と選手の両立という難題をこなす福原にとって、江は最良のパートナーだという声が台湾メディアから上がったが、その理由とは――。
美男美女の国際アスリートカップルは終始見つめ合い、幸せオーラ全開。お茶の間のアイドルだった「泣き虫愛ちゃん」が、きれいなお嫁さんになって人生最良の日を迎えた。

江の献身的な励ましが卓球界のアイドルの心をつかんだ。「私がケガをして落ち込んでいる時に連絡をもらった。どんなささいなことも相談に乗ってくれたり、いろんな言葉をかけて支えてくれた」（福原）。リオ五輪期間中も毎日連絡を取り合い、互いを支えたという。

【福原 愛】1988.11.1.未の刻生れ。満27歳。宮城県仙台市生れ。日本の卓球選手。
【江 宏傑】1989.2.22.生時不明。満27歳。台湾新竹市生れ。台湾の卓球選手。

福原さんの命式。
日干：庚の食神を中心とする偏印・傷官との並び（仮傷官倒食）
今年の流年は丙申 偏官 建禄、女性にとって、偏官は男を表し、配偶者を表す日支（申）の流年での入籍だった。

江さんの命式。
日干：癸の天干に正財と偏官とが並ぶ命式（財官双美）。
今年の流年は丙申 正財 死、男性にとっては正財は妻を表す。

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最近は女性の活躍が目立っている。

上記は昨日（9/15）に民進党代表に選出された、「蓮舫」氏の命式です。
女性初の都知事の小池氏に続き、最大野党の民進党でも女性初の党首となった。

下記は、ウィキペディアからの抜粋です。
蓮舫（れんほう、Lien-Fang、本名村田 蓮舫（むらた れんほう）、1967年（昭和42年）11月28日 - ）
日本の政治家、マルチタレント。
民進党所属の参議院議員（3期）。夫はフリージャーナリストの村田信之。
祖母は、戦時中、日本軍に戦闘機を２機寄贈し、戦後は黒い霧事件で自由民主党との贈収賄や不正融資が疑われ第０５２回国会農林水産委員会議事録に名の残る台湾人政商であり、駐日華僑の中心人物、陳杏村。台湾の政治家陳唐山とは遠戚。

15日に民進党代表に蓮舫氏が選出され、政府・与党には憲法改正の与野党協議が進むとの期待が広がった。
「安倍政権での改憲には反対」（岡田克也前代表）との姿勢の転換を蓮舫氏が代表選で掲げたからだ。
一方、台湾籍を巡る蓮舫氏の説明が変遷した問題は尾を引き、「蓮舫民進党の支持率上昇は限定的」との見方もある。

蓮舫氏は国会議員票の54％を得たものの、獲得した党員・サポーター票は6万票で、17万人以上がその投票用紙に「蓮舫」と書かなかったらしい。また、投票率も約41%と先回の代表選よりも低下したとのこと。

（彼女の命式）生時不明
日柱：丙申、天干に正財と敗財とが並ぶ命式。
丙申…納音「山下火」：山の下に日が沈む夕日の美しさを意味していることから、美意識の強い人が多く、芸術家にも多い星です。…彼女のセンスの良さもここから来ているのかも…？
存在感があり、こうと決めたら目標達成に向かって、障害を乗り越えつつ、粘り強い根気で、前進するする人も多い。
しかし、管理職や組織のリーダーという感じではなく、自分の才能によって独自な世界を持ちながら、生きて行くタイプの人が多い。
色白の人が多く、女性は一本気で負けず嫌い。やや熱しやすく冷めやすい傾向があり、時代の流れにも敏感なところがある。

月上の中心星が正財、しかし、年上にその正財を尅す敗財が出ている。
不明の生時に通関神となる食傷が出るか、敗財を抑える官星が出ていれば良いのですが…？

気になるのは行運です。
当方の流派では、大運が丁卯 敗財 沐浴となり、流年は丙申 比肩となります。
また、来年（平成29年）は大運・流年共に敗財がダブルで巡って来ます。
今年・来年の２年間は、年上と行運の（敗財・比肩）が月上の正財を強く挟んで尅します。
おそらく、苦労の２年間だと思います。
内部の結束が上手くいくかどうかが要だと思います。
最大野党の党首としてその重責に耐え、正しい選択をして欲しいと思います。
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歳をとっての倒食は健康に注意

上記は、米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントンさんの命式です。
【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官（68）が11日、ニューヨークで行われた同時テロ15年の追悼式で体調を崩し、肺炎だったと発覚した問題は、高齢のクリントン氏の健康問題に焦点が当たる契機となった。
クリントン氏が追悼式を途中退席した後の様子とみられるインターネット上の映像では、よろけて両脇を支えられながら車に乗り込んでいる。
共和党候補のドナルド・トランプ氏（70）は「（過激派組織）『イスラム国』（IS）と戦うには精神的にも体力的にもスタミナ不足だ」とクリントン氏を攻撃しており、この映像のイメージだけでも一定の打撃となる可能性がある。

ヒラリー・クリントン
生年月日： 1947年10月26日 (満 68歳)

日干：戊で、月上の中心星が食神の彼女にとって、今年の行運は、大運が印綬、そして流年に丙申 偏印 病 がめぐっています。
食神の天敵は偏印ですので、今年は倒食という、中心星の食神が壊される年となります。
偏印には病気という意味もあり、しかも、その偏印の十二運に病（やまい）を表す病が来ている年は年配者の場合は、とにかく健康問題に注意の暗示があります。
特に流月では8/7～9/6の期間が丙申 偏印 病の月運でしたので、中心星に食神を持つ彼女にとっては、要注意の年月でもありました。
米国の大統領選はとにかく長丁場。
11月の本選挙まで、健康管理には気を付けて戦ってもらいたいと思います。
印星（偏印）は年齢を重ねる程強く働くと言われています。
偏印がでることを通して、生命力を表す食神が壊される傾向があります。
ただし、彼女の場合は丙が天徳星でもあるので、倒食という嫌な年回りのなかでも、善なる先祖の守りがあるとも言えます。
彼女の善戦を祈ります。
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比肩星の強い人

比肩は分離を表す星です。
月上に旺相した比肩を持つ人で、その比肩を抑える官星が無い命式の方は、とかく我儘な傾向があり、ちょっとしたことで、自分の世界に入ります。
そして、ともすれば別れという気持ちが湧いてきます。
不思議なものです…。

月上に旺相した比肩があるということは、大運の最初（幼少期）が必ず比肩となります。
幼少期は親の愛情を最も必要とする時期ですが、その幼少期の大運に比肩が廻っていると、何らかの理由で両親の愛情を受けきれない環境が与えられる場合が多いものです。

「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、幼少期の７歳までは思いっきり愛されることが必要です。
人の心（魂）は愛によって育つからです。

本当に愛された記憶が少ないと、大人になっても我儘となり、人を信じることができなくなる傾向があります。

また、比肩が強い人は、独りで生きる様な環境が与えられる場合が多いですし、自分もその様な環境を選択する場合も多いものです。
そして、少々孤独な傾向がありますが、少しぐらいの苦労ではびくともしない強さも持っています。

その星を持つと、その星の意味する環境が与えられる傾向があります。
運とは不思議なものです…。

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