新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

争うのが嫌な星。

2020年10月29日 | 今日の出来事
我が家には3人の子供が居ます。
長男、長女、次女の3人です。
長男は比肩や官星が主体の命式で、言い出したら聞かない性格をしています。
年子で生まれた長女も長女らしい星の並びで生まれていました。

変通星は全部で10個あり、比劫→ 食傷→ 財星→ 官星→ 印星の順番です。
最初の変通星が比肩や傷官なので、長男・長女で生まれた子供は、比較的その様な変通星を持って生まれる場合も多いものです。

妻は、東北の田舎(車で10時間ぐらい)から嫁いできたので、何かと寂しく不安もあったと思います。
その様な妻の気持ちが生まれてきた子供の命式(変通星)に出ていました。…不思議なものです。

末っ子の次女は、お姉ちゃんが生まれてから6年後に誕生…
妻も嫁ぎ先での生活にも慣れ、少しは余裕が出来た頃の誕生でした。
私の年齢も41歳の時でしたので、末っ子は特に可愛く感じました。

親がその様な気持ちの時に生まれた末っ子(次女)ですので、彼女の命式は争うのが嫌いな平和主義者の星で生まれました。
旺相した食神、そして、印綬と弱い正官の並びでした。五行では印星という最後の星(末っ子らしい)も多い命式でした。

長男・長女は少々厳しく育てすぎ、末っ子には甘くなったと思います。
お兄ちゃん・お姉ちゃんは、妹だけ可愛がられてと思ったかも知れません…。
子供にとって、親の愛は生きる源泉。
自分が一番愛されていると思うような育て方が重要なのだと思います。
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比肩 墓 の大運。

2020年10月27日 | 今日の出来事
変通星を季節に置き換えると…
食傷は春、思春期の様なものですね…。
また、財星と官星は、働き盛りの夏運…
そして、稔の秋が印星(偏印・印綬)といえます。
特に印星の十二運が旺相していると秋の稔が豊と見る事もできますが、
印星の十二運が休囚していますと、秋の稔が少ない比肩の様な時期とのいえます。
秋が終わると、寒い冬が来ますが、その冬を表す星が比肩(劫財)ともいえます。

・休囚運(死・墓・絶)
・旺相運(長生・冠帯・建禄・帝旺)
・荒れる運(沐浴)

変通星と十二運は必ずセットで観ますので…
同じ比肩でも、比肩の死・墓・絶もあれば、比肩の胎・養・長生もあれば、比肩の冠帯・建禄・帝旺もあれば、様々です。

冬になると、動物は寒さを凌ぐ為に穴に入り冬ごもりをします。
熊なども穴に入って冬眠をしますね…
それでは、穴に入れておくような十二運は何かといいますと、それは、「墓」とも言えます。
故に「墓」は、入れ物とも言えます。
死人を入れるのが墓…
病人を入れるのが病室…
罪人を入れるのが監獄…
お金を入れるのが金庫… とも言えます。

最近は引き籠りの人もおられます。
私の知り合いのKさん…
昨年から「比肩 墓」の大運。
そういえば、仕事を辞めてから、中々次の仕事が見つからず、いつの間にか部屋に引き籠る日が続いていたとのこと…。(冬眠みたいなものです。)

特に今年・来年は大きな変化の時を迎えています。
正しい価値観を持って流されずに活きたいものです…
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運気が良い時。

2020年10月23日 | 四柱・その他
運気が良い時は、不思議と様々な事柄が整っていきます。
逆に、運気が悪い時は、準備をして臨んでもなかなかタイミングが合わなかったりします。
目に見えない運…「気の流れ」というものは不思議なものです。
その目に見えない運を知るのが占いですが…

この様な言葉もあります。
「変化」とは、目に見えない天が「変わる」と目に見える地が「化ける」というものです。
「原因」の世界が変わると「結果」の世界が化けるということですね…。

例えば、色では…
(無形なる天)が変わると、時間を置いて(有形なる)地が化ける。
・木(春)…碧 ―――――― 春になると雪が溶けて「黒」い地表が現れる。
・火(夏)…赤 ―――――― 夏になると「蒼・碧」い緑で地表が覆われる。
・金(秋)…白 ―――――― 秋になると「赤」い紅葉で地表は覆われる。
・水(冬)…黒 ―――――― 冬になると「白」い雪で地表は覆われる。
※ 天に対して、地が遅れるのは、遅れの法則があるのですね…
1年の中で、一番昼が短いのは冬至(12月)ですが、一番寒いのは1月~2月の冬の終わりから春の初め頃ですね…。

目に見える結果の世界ではなく、目に見えない原因の世界を見て判断するのが占いです。

1. 不動産(家・土地)等の高額のものを購入する時。…不動産を表す財星(特に正財)が生じられたりして良く働いている時に契約すると良いですね…。逆に行運(大運・流年)に劫財や敗財等が並び、強く財星を剋している場合は控えた方が良いと思います。…後に買わねば良かった等の事も生じかねません…。
2. 男女の出会いの時…命式にとって、良い運の時の出会いかどうかが重要だと思います。…男命で偏財(沐浴)等の場合は、単純に「女」を口説きたくなる場合もあります。女命の場合は、偏官(沐浴)等の場合は、見てくれだけの男性を選ぶ場合もあります。(もちろん、命式全体を看る必要がありますが…?)。結婚は現実ですので、運気の良い時の出会いかどうかを見る場合も重要です。
3. 比肩の時の出会いは、別れと出会いが重なる場合もあります。
4. その他、高額商品の購入。投資等も運気の良い時期に行うのが良いですね…。
5. お子様の受験…勉強に集中できる年、つい遊んでしまう年もあります。また、思わぬハプニングに遭遇する年もあります。
6. その他、様々…

運気の良い時は、良い出会いもあり、そして、正しい判断もしやすいもの。
また、運気が悪い時は、良くない出会いがあり、自分の判断も間違うものです。
ご自分の命式の特徴や運の傾向を知っておくことがポイントだと思います。

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少し霊的な星…?

2020年10月19日 | 今日の出来事
四柱推命等の占いに関心を持つ星は…?
変通星では、偏印・傷官・印綬等を多く持つ人が多い様です。
特に偏印は、表に出ない裏のことに興味を持つので、占い等が好きな人が多い様です。

12運では、墓(ボ)、墓(はか)というぐらいですから、先祖や神社仏閣等の古いものに関心を持ち、スピリチュアル等にも興味を示し、マニアック的な傾向もあるようです。
変通星と12運はセットで見ますので、偏印(墓)・傷官(墓)等を命式に持つ方は、中には霊的な人もおられます。

先日、当方の教室を卒業してプロになった方が、この様な事を言っていました。
「先生、最近申込をされる生徒さん、少し霊的な人が多いんです…。」
何でだと思う…? と、私が尋ねると、…自分の命式の大運が偏印(墓)の大運になった頃から、その様な(少し霊的)人の申込が増えたと言っていました。…その人の大運(偏印 墓)が、そのよう「霊的)な人を磁石の様に引き寄せるのだと思います。

また、五行(木火土金水)では、「火」は形がありません。
霊も形が有りませんので、日干:火(丙・丁)で、土の食傷が太過する命式の方も、神秘的なものに興味を持つ方が多い様です。
食傷は様々な目に見えないエネルギー(気)をキャッチするアンテナの様なものですので、火日干で、過傷官の命式の方は、あちらの世界のエネルギー(気)をキャッチするのだと思います。
良いエネルギー(気)をキャッチすると、天才的な閃きを得ることができますが、負のエネルギーをキャッチすると、精神的におかしくなる場合も多い様です。

また、芸能・芸術・技術・スポーツ等、才能で生きる命式の一つに「印綬傷官格」というものがあります。
食傷という感受性と、印星という学問や思考を表す変通星が並ぶ命式です。
両方共に、精神的な星で、感情と理性という交感神経と副交感神経の様な星とも言えます。
野球のイチロー選手等も、五行では印星と食傷に星(●)が固まっています。
その他、スペシャリストに多い命式とも言われています。

この様な命式の方は、芸能・芸術等で活躍されている方が多い様ですが、精神ストレスには弱いので、適度な気分転換を心がける必要があると思います。比肩が弱い(身弱)命式の方は、時々自律神経になる場合もあります。

私のお友達のTさん、命式本体の天干の並びも食神双並びと印綬との「印綬傷官」の並び…
五行も印星に星(●)が3つと、食傷に星(●)が3つで、比肩が1個と身弱で表と裏とが同じ命式。
彼女も目に見えない世界の影響を強く受けているのを感じると言っていました。
特に、最近は、目に見えない世界からの影響を強く受けている方が多い様です。
人間も心(霊)と身体(肉)で出来ていますが、そのバランスを上手く保つことが大切だと思います。

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そろそろ、資格試験の追い込みが始まる?

2020年10月15日 | 今日の出来事
当方の四柱推命は「安田 流」という「高木 乗」先生の流れを汲む流派です。
安田流では、年に1度11月末頃から12月初めにかけて、資格試験が行われます。
生徒さんの中には、お免状を取得したいという生徒さんも多くおられます。

資格試験には、教部と教範とがあり、教部資格は、ご自分や家族や友人の運勢を見たいというレベルの資格です。
通常は、教部資格を取得し、その後1~2年、より深い学びや鑑定実践を行い、その土台の上に教範試験に挑戦します。
教範試験はプロレベルの資格試験で、免状取得後に、錬磨を重ねるとプロとして独立することが出来ると思います。

資格試験に挑戦するには、ある程度のレベルが必要です。
ある程度のレベルになり、教室長から推薦を受ける事を通して受験することが出来ます。
通常10月中半頃から、資格試験の申込が始まります(今年は少し遅くなりそうですが…)。

資格試験に挑戦される生徒さん達も、そろそろ追い込みの学習が始まる頃だと思います。
今日も、横浜から泊りがけで、個人レッスンに来られる方がおられます。

四柱推命は、陰陽五行という、東洋思想の根本原則を中心とした学問です。
宇宙や自然界の法則を中心として、その方の命式(運命の方程式)を作成し、それを解読する学問といっても良いと思います。

自然界では、ミクロの世界(原子)からマクロの世界(宇宙)まで、そして、その中間的な大きさである人間の世界まで、全てが陰陽五行の相生相剋で運行しています。
また、全てが陰陽というペアシステムで構成されているという事は、宇宙の根本が愛で出来ている様なものとも言えると思います。
しかし、愛の反対は恨みですね…。

また、人は目に見えない心(魂)、目に見える体から出来ています。
無形なる心(魂)は愛を欲し、有形なる体は食物(お金)を欲します。
陰陽や有形無形の世界を命式表や行運(大運・流年)の中から読み解くことが出来れば、様々な事を推測することができると思います。

1万年前の今日も、同じ時間に太陽が昇り、同じ時間に太陽が沈みます。
宇宙は、秩序正しく動いているのがわかると思います。
また、人間の細胞は60兆個あるとも言われています。
その60兆個の細胞が一つの個体を活かすために活きています。
しかし、その中で、人間だけは…
自然界(宇宙)の法則である「陰陽五行と愛の法則」を知って、自分自身を知って、それを活かす人生を学ぶのも良いと思います。

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どんな願望がインストールされているか?

2020年10月12日 | 四柱・その他
或る、自己営発セミナーの講師がこの様な事を言っていました。
[願望は強い、意志は弱い]
人間の意志とは非常に弱いものです。
意志と願望が争えば、勝利するのは、必ず願望です…願望は遺伝子から来ているからです。
つまり、人は本質的な部分で、遺伝子からくる基本的欲求を満たそうとして、そのイメージに突き動かされて行動しているに過ぎないのです。
ですから、一時的に意志によって、ある一つのことを克服できたように見えたとしても、絶えず人は本質的なものに向かって行動していますから、必ず願望が勝利するように創られているのです。
その意味で、願望を不明確にしたまま意志だけで成功しようと努力するのは、必ず徒労に終わります。
まず願望を明確にしていくことが大事との事です。

たしかにその通りだと思います。

四柱推命では、その命式の特徴が最も強く表れるのは40代~50代の一人前の年齢になった頃だと言われています。
小さい頃は、親の影響が強いものです。
親が一生懸命になって、子供の為と思って勉強等をさせます。
子供も、親が一生懸命に褒めて励ましてくれるので、その期待に応えようと頑張ります。
例えば…
自分の家系は代々、学者や研究者の家系で、親も研究者だったとします。
そして、親も研究等が好きだったとします。
しかし、その子供の命式を見た時に、食神や偏財等が固まり、遊びやお金を表す偏財が学問等を表す印星を強く剋している場合は、あまり勉学に興味を持たない場合も多いものです。
子供の頃は、親が一生懸命なので、それなりに頑張りますが、大きくなると自分の遺伝子(命式)に学者や研究者になりたいという願望がインストールされていないのに気付きます。
それで、高いお金を出して教育しても、ある時期になると、職業を変えてしまう場合もあるものです。

また、しっかりした比肩や食神の並びで、五行に官星が無い場合などは、若い頃は、一般の会社にサラリーマンとして勤務しますが、ある年代(転換期)になると、自分で独立する道を選ぶ場合もあります。

女命の場合、官星に星(●)が多く、財星に星が不及(無い)の場合、嫁に行っても、一時は家庭で夫や子供の帰りを黙って待ちますが、ある時期になると、社会で仕事をしたくてウズウズしてきます。特に天干に偏官等が並んでいる場合は、偏官が馬力のある星ですので、夫の代わりに仕事をする様な立場に立つ場合も出てきます。それでも、嫁ぎ先の家風が、女(妻・嫁)は、家の中に居れば良いという家風の場合は、子供の教育に目的を持ち、子供が学校から帰って来ると、何時からは学習塾、その後は、〇〇のお稽古と、子供の追っかけをしているお母さんも多いものです。…その様な命式の女性は、目的に向かって走りたいのだと思います。

顕在意識と潜在意識の話がありますが、顕在意識は海に浮かんだ氷山の上の方の一部ですが、海面下の90%の世界が潜在意識の様なものだと思います。
顕在意識では、〇〇をしなければ思いますが、潜在意識はインストールされている願望の様なものですので、最終的には90%の願望(遺伝子:命式)の通りに生きたくなるのだと思います。意思(意識)<願望(潜在意識)。

四柱推命を学んでみると、自分が命式通りに生きていることがよくわかります。
自分自身で考え、自分で選択して決断して生きているようで、結局は命式の通り(運の通り)に生きている自分だったことに気付かされます。
命式は自分の魂の様なもので、インストールされたソフト(願望)の様なものかも知れません。
そのインストールされた願望(ソフト)が何時、スイッチが入るかは、その人の行運(大運・流年)で決まるのかも知れません。

自分には、どの様なソフト(願望)がインストールされているのか…?
そして、それが何時、スイッチが入り、何時、稔るのかを知っておくと計画が立てやすいと思います。

魂が肉体をコントロールしているのですから、その魂(潜在意識)が何を欲しているのかを知ることが幸福や成功のポイントとなると思います。
バランスの良い平凡な命式なら、何とかなりますが、個性の強い偏った命式を持つ方は、自分の命式のコントロールの仕方を正しく知る必要があるかも知れませんね…。

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相性や結婚、その他…

2020年10月09日 | 四柱・その他
男女の相性を観て欲しいという問合せが時々あります。
年頃の男女にとっては、大変興味深い内容だと思います。
簡単に観て欲しいと言われる方が多いですが…
なかなか大変なものだと思います。

単純に男女が惹き合う恋愛運と、現実の結婚とでは少々異なるかも知れません…。
男と女とが好きになる恋愛は、二人だけの相性を観れば良いですが、
結婚となると、二人の背景には両親や様々な関係も付随してきます。

特に、最近は少子化ですので、兄弟姉妹も少なく一人っ子という場合も多い様です。
男性が長男の場合は、将来的には必ずご両親との関係も出てきますし、一人っ子のお嬢さんの場合も同じです。

一人息子と一人娘が結婚した場合、何十年か経つとお互いの両親も歳を取ります。
その場合、お嫁さんになる方は、両方の親の面倒を看る場合も出てきます。
ご両親が裕福な場合は、それなりの施設で楽しく過ごすことも出来ますが、老後の資金に余裕がない方も多い様です。

女性の命式で多財星の命式の方がおられます。
天干に家庭を表す財星が並び、五行も比較的財星が多い命式を多財星の命式と言います。
「財星」は家庭性や優しさを表す星ですので、この様な命式を持つ女性は「扶養の義務」がある命式と言われています。
多財星の女性は「長男の嫁に良い」と言われ、舅姑や夫や子供に仕える星とも言われています。
多財星ですので、あまりテキパキとはしていませんが、舅姑や夫・子供の気持ちを受け留める優しさを持っています。
実際の鑑定でも、年老いた両親に一生懸命に尽くしておられる方が多いものです。

両親のこともそうですが、子孫(子供運)が良いことも大切な事だと思います。
最近は、子供が欲しくないという男女も多いものです。
産む産まないは、強制するものではありませんが、先祖から見たら、血筋が途絶えるのは少々寂しいかも知れません。

ちなみに、女命の場合は、良い食傷と財星があること。そして、結婚や出産の大運が良ければ嬉しい事です。
男命の場合は、良い財星と官星がポイントかも知れません…。
また、傷官が官星を強く剋していないと良いですね…。もちろん、大運も良ければ嬉しいです。
また、男女とも、時柱に吉星が輝いていれば、跡取り運は良いとも言えます。

結婚は現実ですので、相性を観る場合は、下記の内容を考えながら鑑定します。
1. 男女の相性が良いか…強い男には優しい女。反対に強い女には優しい男がポイント。
2. 男女で引き合う縁がどれだけあるか。…特に日柱を中心として命式全体を見ながら。
3. 干支合の数や、干支合で生じた五行(△)が、互いの命式にとって必要な五行になっているか?
4. 二人の大運を見ながら、互いに補完し合う大運となっているか?
5. 二人の時柱を見ながら…。
6. その他、様々…
二人の引き合う縁や性格からの相性。経済面から見た相性。子孫運から見た相性等、様々な観点での相性。
そして、結婚する時の動機がとても重要だと思います。
特に、出会いや結婚する年廻りが良くない場合は、流されて結婚する場合も多いものです。

子供は親を見ながら育ちます。
親の後ろ姿を見ながら、その愛の関係を見て、愛する世界を学ぶのだと思います。
財産を残すのも良いですが、良い愛の伝統を残すのが一番大切かも知れません…。

20世紀は、目に見える物質中心の時代でした。
21世紀は、目に見えない心(精神)の時代に入ります。
自分は何の為に生きるのか…?
私の人生の目的は…そして、この世に生まれた役目は等、私の存在理由を明確にし、個を確立する時代が来ていると思います。
より本質的な、為に生きる世界が求められていると思います…。
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タイプの異なる二人。

2020年10月07日 | 四柱・その他


上図は、タイプの異なる二人の命式です。
時々、この様にタイプの異なるカップルや友人同士もおられます。
(Cさん)
・日干:乙
・天干の並びは、月上の印綬を中心とした食神・印綬との並びの命式。
・五行に土の財星と金の官星に星(●)が不及。
・表の天干の並びと裏の五行とが同じ(表も裏も印綬と食神)

(Dさん)
・日干:甲
・天干の並びは偏官を中心とする偏財双並び(財官双美)
・五行の火の食傷と水の印星とが弱い。
・表(四柱本体の天干)は財官で、裏(五行)も財官に星(●)が多い。

二人の関係は、互いに日干は木で、干支合もそれなりに有り、引き合う縁もあるが、タイプは異なる。
ソフトで柔らかい創造性のあるCさん。中々の才能の持ち主です。
また、責任感と優しさを持ち、やや周りに振り回される現実的なDさん。面倒見も良いかも知れません…。

この二人は、五行や変通星では、お互いに不足のものを持っています。
CさんとDさんとが一つになれば、まん丸いリンゴの様になるでしょう…。
その為には、互いの長所を認め合えば良いのだと思います。

この様に、五行のどこかに星(●)が固まるという事は、どこかが不足するものです。
無いところを見つめて、そこが不足していると指摘するのではなく、有るところの良さを認めてあげると良いと思います。
特に、この様に、五行のバランスが偏る命式の方にはそれが必要だと思います。
「愛によって一つになると、互いのものを相続し合う」という原則があります。
互いの命式の良い面を認め合って一つになれば、その命式の良さが出ると思います。

上手くいかないご夫婦を見ると、無いものねだりをしている場合も多いものです。
財や印星の多い優しいご主人に、強引さやリーダーシップを要求しても、それは無いものねだりと同じです。
官星太過で財星が無い妻に、女は家の中で夫や子供の帰りを待てばよい…と要求すれば、妻はストレスが溜まると思います。
相手の命式の特徴を知って、その命式を活かすことが出来ると良いと思います。

人は、命式(遺伝子)という内的な刺激によって、興味やこだわりが異なります。
ムチやアメという外的な刺激は一時的なもので、長続きはしません。
その人の命式(遺伝子)の欲求を叶えてあげられる様な環境や立場等を整えてあげると良いと思います。

プライベートでは、夫(妻)から父(母)になり、晩年は祖父(祖母)となり、その責任を果たして喜びを感ずることは勿論ですが、
人は、生まれながらに、タイプや役目があり、それらは命式によって異なります。
ビジネスでは、職種や貢献の仕方は命式によって変わってくると思います。
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山登りと見える景色。

2020年10月03日 | 四柱・その他
人生は山登りの様なもです。
山登りは大変で、とても疲れますし汗も流れます。
しかし、苦労して登り切った頂上での景色は格別だと思います。

自分が子供の頃は、両親に連れられて山を登ります。
先頭をお父さんが道を作りながら歩き、その次に長男である自分、そして、その後ろに弟が続き、最後尾をお母さんが守ります。
お母さんは、子供達の様子を見ながら、子供達が遅れると「お父さん、少しペースを落として下さいませんか?」とお父さんに合図をしながら家族は山登りを楽しみます。
5合目、7合目、8合目、9合目と、山は険しくなり、最後の頂上近くはとても大変ですが、頂上に到達した景色や達成感は言葉に表せないものがあると思います。
また、特に長男は、父親の後姿を見ながら育ちます。

自分で山登りが出来るようになった少年も成長して一人前の成人になります。
そして、同じく自分で山を登れる様になった、女性と出会い、一緒に山登りを始めます。
「二人で同じ山を登りませんか…?」…プロポーズの様なものです。
この場合、山登りの到着点が一緒だということがとても大切です。
目的地(価値観)が異なると、調子の良い時期は、仲良く一緒に山登りをしますが、いつの間にかズレが生じて、互いに異なる道を歩む場合も多くあります。
二人で人生という山を登るのですから、最終目的地と互いの体力に合わせたペース配分、そして、山登りそのものを楽しむということがとても大切だと思います。

人には様々なタイプがあります。
目的に向かって走るタイプ…四柱推命的には、比肩や官星(特に偏官)は目的に向かって走る達成型人間が多い様です。
山登りという人生も、「あの山の頂上を制覇素するぞ!」と、目的に向かって走るタイプは比肩や偏官等が多い人かも知れません。

また、目的地に向かってまっしぐらに進むよりも、その場の景色を楽しみながら、山登りをする人もいます。
今を楽しみながら登りたいというタイプの方は、財星(特に偏財)や印星、そして食神といった、女性的な変通星の並びの人が多い様です。
山登りも人生も、今を楽しみながら目的地に到達するという両方が必要だと思います…。

最初は、男女が互いに独りで登っていた山登り。山登りで言えば5合目みたいな景色が見えます。
そして、結婚して夫婦となり、二人三脚で登る山登り…息を合わせて互いに励まし合いながらの登山です。…独りで登る登山とは味わいが変わってきます。7合目から見るような味わいがあると思います。
次にパパとママになり、子供を連れて家族で登る山登り…子供の荷物を持ちながら励まし合って登ります。…この時の味わいは8合目~9合目の景色が見えるかも知れません。
そして、その子供も成人して夫婦となり、孫が出来てお祖父さん御祖母さんとなって見える景色…山の頂上から見るような景色が見えるかも知れません。
汗を流し、皆で苦労して登った山は一生忘れられない思い出になると思います。

・人生の目標が大きいと登る山も大きな山となる。
・大きな険しい山を登る場合は、最後まで登りきるぞ!という決意が大切。
・結婚して二人三脚での登山は、最初の3数(3か月・3年)が大切。…最初がギクシャクすると、最後まで尾を引く場合もある。
・一番大切なのは、目的地が一つになっているかがポイント。
お互いの命式ににとって、良い流年の時の出発かがポイント!
・敗財の流年等は流されながらの出発も多い。
・比肩の流年は、別れと出会いが一緒の場合も…。

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不動産の購入時期

2020年10月01日 | 四柱・その他
変通星は全部で10個(11個)あります。
比肩・刧財(敗財)→食神・傷官→偏財・正財→偏官・正官→偏印・印綬ですね…
比肩は我を表し、女命では食傷は子供を表します。

結婚して夫婦となり、子供が1人・2人と生まれ、家族が増えて来ると賃貸のアポアートも少し手狭になります。
そして、父母となったカップルは、相談します…「私達も30代半ば、家族も増えたし、そろそろマイホームが欲しいわね…。家賃を払うのも家を建ててローンを支払うのも同じだから…思い切ってマイホームを持ちたいわ…」。

その様な事を両親に話したところ…
家を建てる(購入)するなら、年回りを看てもらったら良いと言われた…最近、その様な若い夫婦が来られる事も多いです。
家を建てるということは、一生に一度の大きな出来事です。
大きなお金が動きますし、環境も変わることが多いです。

特に、最近は異常気象で、場所によっては、集中豪雨で川が氾濫したり土砂崩れ、竜巻も起きる場合もあります。
また、マイホームを建てても隣人との関係がもう一歩、という事もあります。
一生に一度の事ですので、ご自分の運をよく知ってから行動に移すと良いかも知れません…。

人によって、不動産運の良い人や、そうでない人もおられます。
家や土地等の不動産の運を変通星で表すと、「正財」となります。

「正財」は固定の財で、固定資産や不動産、定期収入等の意味があります。
命式中に良い正財を持つ方は比較的、不動産に縁がある人が多いようです。

家を建てる場合は、その年の年回りがどうなのかがとても重要です。
大運や流年に強い比肩や刧財(敗財)等が出ていて、不動産を表す正財(財星)を強く剋している場合は注意が必要です。
運気が悪い場合は、スムーズに物事が進まず、お金だけが流れてしまう場合も多いものです。
また、建てた後にも何かとトラブルが生じる場合も多々あります。
良い年、良い月に契約されるとスムーズに運ぶと思います。…特に良い年がポイントだと思います。

上記以外に、倒食になる年や傷官と官星の剋が強い年は控えた方が良いかも知れません…。
良い運気の時は、自然と導かれます。
財星は旺相している方が良いと思います。
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