新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

日支から見た配偶者への傾向性。

2017年01月12日 | 男女の相性と結婚の時期
男女の相性を見る場合は、お互いの命式全体を見る必要があるのは勿論です。
しかし、配偶者に対する傾向性を、パッと部分的に見る方法もあります。
特に日柱は夫婦の柱で、その中でも日干は自分、日支は配偶者とも言われています。
今回は日支の十二運という観点から、配偶者に対する傾向性を出してみました。

日支の十二運と配偶者への傾向性。
(日支)…配偶者に対して、良い面&悪い面。
 胎 …何かと気を配り準備するが、愚痴や不満も多くなる場合がある。
 養 …面倒見が良く、何かと養い世話を焼くが、しつこくなる場合もある。
 長生…素直に優しく接するが、そそっかしくて未熟なところもある。
 沐浴…新鮮(性的)な魅力を求めやすいが、満足できないと移り気から情のトラブルを起す場合もある。
 冠帯…自分を実際よりも格好よく見せたがる傾向があるが、面子に拘り過ぎる場合もある。
 建禄…実際の身の丈で対応する傾向があるが、実利的でムードや夢は乏しい傾向がある。
 帝旺…自分のペースでリードする傾向があるが、時として自己中で我儘になる。
 衰… 過度な要求はしないが、時として淡白で無関心になる場合もある。
 病… 何かと気遣いをするが、時として繊細さからイライラする場合もある。
 死… 静かな安心感を与えるが、時として配偶者を相手にせず自分だけの世界で突き進む場合もある。
 墓… 面倒見は良いが、時としてケチで古い考えに囚われる場合もある。
 絶… 「あっ」と思う様な面白さで楽しませることもあるが、あっさりしてい無頓着な場合もある。

※以上は、あくまでも傾向性です。
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流年による恋愛傾向

2015年11月14日 | 男女の相性と結婚の時期
若い人にとっては恋愛問題は最も興味があることだと思います。
そこで、今回は流年による恋愛傾向を簡単に書いてみました。
まず、流年の前に四柱本体ですね…。
男性の命式で少々注意が必要な命式もあります。
天干に偏財や食神、そして敗財等が並ぶ命式ですね…
特にその十二運に沐浴や養が付いている場合は、優しい性格だが流されやすい傾向があります。
また、女性の命式では天干に偏官や食神等が並び、同じく沐浴等が付いている場合も、異性問題に注意かも知れません…。
そして、男女共に言える事は、命式本体に妬合がある場合も気を付けて欲しいということです。
この様な命式はモテる人も多いが、年回りによっては注意も必要です。
次に行運(大運・流年)ですが…
思春期や若い時期に春の様な大運が廻れば、人生は楽しくなり自然と恋も芽生えると思います。
しかし、中には冬の様な辛い大運が思春期や若い頃に廻ってくる命式の人も居ます。
命式本体のバランスも偏り、大運の廻りも良くない場合は少々忍耐が必要ですね…
この場合は、毎年の運(流年)の良い時を見計らって行動に移す必要もあるかも知れません。
ご自分の命式や運の流れ(行運)を理解して計画を立てると良いと思います…。

さて、それでは毎年の運(流年)毎の恋愛傾向を記入したいと思います。

○ 比肩の流年…自分(我)の思いが強くなり、何かと相手に無理を強いる傾向があります。この様な時期は、自分よりも相手の気持ちを尊重することを優先する必要があります。五行に比肩が固まる人の場合は、遠距離恋愛の方が想いが募る場合があります。また、自分を優先し過ぎると別離の道を歩む場合もあります。

○ 劫財・敗財の流年…真面目に努力したり、二人の関係を高めるのも面倒となり、自分本位で何かとギクシャクした関係となりやすい時期といえます。エゴや誤解の果てに二人の関係が壊れたり邪魔が入る場合もありますし、既婚者の場合は相手を裏切る場合も出てきます。

○ 食神の流年…受け身になりやすく誘惑にも乗りやすい気持ちとなり、独身者には恋愛のそよ風が吹いてきます。既婚者の方は浮気等で家庭を壊さない様に注意して下さい。特に偏財と並んだり、沐浴が付く場合は要注意です。

○ 傷官の流年…現実と理想のギャップでイライラしやすい時期でもあります。女性の場合は焦りから恋人や夫との関係に亀裂が入る場合も出てきます。

○ 偏財の流年…社交性が強くなり付き合いも多くなります。そして、男性の場合は女性を口説きたくなる時期でもあります。特に食神と並んだり沐浴が付く場合、既婚の男性は家庭を壊さない様に注意して下さい。

○ 正財の流年…安定した時期で、男女共に良き伴侶を得られる時期とも言えます。

○ 偏官の流年…未婚女性の場合は結婚等で環境や人間関係が変わりやすい時期といえます(発情期)。しかし、既婚女性の場合は、逆に夫に対する不満が出る場合もあります。
また、男性の場合は仕事に夢中となり、女性や家庭の事はおろそかになる傾向もあります。

○ 正官の流年…未婚の女性の場合は急速に結婚話がまとまる傾向があります。…偏官と同じ様なものです。

○ 偏印の流年…内向的になりやすく、多印星の方は迷いが生じる場合もあります。また、人によっては昔の恋人が現れることも稀にあります。旺相した印星の場合は二人の関係が熟してくる時です。

○ 印綬の流年…偏印の時とほぼ同じと考えて下さい。目上の紹介等で良い人に縁がある時ともいえます。

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相性について・・・4

2015年05月06日 | 男女の相性と結婚の時期
相性の続きです…。

相性に関しては、恋愛以外の人間関係にも適用できます。
今迄書いた内容を参考に、四柱組織全体と大運までを見て判断する必要があります。
また、自分の運が良い時には、比較的自分にとって良い人に出会いますし、運が悪い時には自分にとって良くない人に出会うことが多い様です。私は、男女の相性を見る時には何時出逢ったか(好意を持つようになったか?)…の「出会いの時」を重要視して相性を見ます。
また、相性の良い二人でも互いの大運が悪かったりすると上手くいかずに別れる場合も多くあります。お互いの命式にとって悪い大運がめぐって来ると、命式の悪い面が出てしまうからですね…。

確かに相性が良いのが一番ですが、相性が悪い場合はどうすれば良いのか…?
相性が悪い場合には「愛する努力」が必要です。
自分の欠点を克服し、相手の長所を見出すことがとても重要です。
何かが秀でているということは、何かが欠けているということです。
また、すべてがバランスよく備わっているということは、ある意味では平凡ともいえます。
私たちは、ともすれば「ないものねだり」をしますが、相手の良いところを見つけることがとても重要です。

恋愛の場合は単に男女の相性を見れば良いのですが、結婚の場合は少々複雑になります。
特に長男の嫁の場合はその様な傾向があります。
嫁ぎ先のご両親との関係も考えなくてはなりませんし、その家系が商売などをやっている場合は、その家業に合うかどうかも気になります。
また、最近は少子化でお互いが一人っ子の場合もあります。
両親はお嫁に行っても良いよ…。と、言ってはくれますが、やがては親も高齢になります…。

最後に互いの大運を見る必要があります。
女性が、ある男性と結婚する場合、二人の性格等の相性が良くても、お相手の男性のこれからの運(大運)が下がっている場合には、この女性は結婚後に苦労することが予想されます。
男性の運が下がっている時期に、反対に女性の運が上がっていれば、その女性の運で何とか乗り越えることができると思いますが、互いに同じ時期に冬運(比肩・劫財・敗財等)がめぐっている場合には、この期間はかなりの試練の時となります。

最終的には、相性+運気+人柄+生活力等の総合的な判断が必要となります。

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相性について・・・3

2015年05月05日 | 男女の相性と結婚の時期
相性の続きです。
【男女の干支合から見た相性】

天干は精神性や社会性を意味し、地支は肉体的なものを意味しています。
ですから、男女の互いの命式の関係で干合があると精神的・社会的に縁が深くなり、支合・三局があると、肉体的な縁が深くなると言われています。
夫婦の場合は心身共に縁が深い方が良いので互いの命式の関係で干合と支合(三局)の両方があった方が良いとされています。
また、干合・支合・三局によりあらたなエネルギー(五行)が発生しますが、新たに発生したエネルギー(五行)が、互いの命式にとって必要な五行に出る場合には、その結婚によって運が良くなることを暗示します。
しかし、互いの命式にとって必要ではない五行に出る場合は、必ずしも良いとは言えません。…例えば干支合や三局によって生じた五行が時星(比肩)となる場合は、あまり良い関係ではないが、腐れ縁となって別れることも出来ない関係とも言えます。

当方の四柱推命では干合によって生じるエネルギーを△で表し、支合によって生じるエネルギーを△、完全三局(三合)によって生じるエネルギーを▲で表します。またそのエネルギーの強さは、三局▲、干合△、支合△の順です。

(例)
(男性)
年:甲寅 偏官  
月:庚午 食神
日:戊申
時:壬子 偏財

(女性)
年:乙卯 食神
月:丙戌 正財
日:癸巳
時:丙辰 正財

1.日柱同士は干支合でとても良い関係。火△、水△。
2.男性の月上の庚と女性の年上の乙が干合。金△。
3.男性の日時に十二支の申子と女性の時支の辰で水局。水の▲。
4.男性の年月の十二支の寅午と女性の月支の戌が引き合う火局▲。
5.互いの月日時の柱の十二支が引き合う。
※ 日柱同士が強く惹きあい、完全三局もダブルで出るので、とても縁の深いカップルとなる。

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相性について・・・2

2015年05月03日 | 男女の相性と結婚の時期
先回の相性の続きです…。
【変通星」から見た相性】
当方の流派では、主に月上の天干星(変通星)を中心として変通星の並びを見ます。
変通星から見た相性も月上の天干星(変通星)を中心としながら相互の天干星が生じあっていれば吉、尅しあっていれば凶という見方となります。

(例:良くない相性)

(男性)  (女性)
年:食神 ← 偏印
月:偏官 ← 傷官
日:
時:敗財   比肩

女性の月上の傷官が、男性の月上の偏官を尅す。(傷官と偏官の尅は少々嫌です)
女性の年上の偏印が、男性の年上の食神を尅す。(倒食)

特に避けたい相性は、傷官太過の女性と官星太過の男性の結婚等ですね…。
この場合の結婚生活は荒れやすくなります。
しかし、太過する傷官と官星の尅を中和する財星や印綬がある程度多ければ何とかなります。

上記の命式の場合は、時上に敗財や比肩ではなく、旺相した財星が出るか、五行に財星がしっかりとあれば、偏印の倒食性も抑えることができますし、傷官と偏官の尅し合いも緩和することができます。
この様なカップルの場合は、生まれた時間でずいぶんと変わるものです。
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相性について・・・1

2015年04月30日 | 男女の相性と結婚の時期
「相性」といいますと、一般的には男女の恋愛についてのことを言いますが、その他下記の様な相性もあります。

性格上の相性と運命上の相性とがある。
性格的な相性が良くても、運命的には互いに運気を傷つけあう相性もある。
また、男女の命式で干支合が多く、互いに引き合う縁が多くても腐れ縁となり、仲が悪くて離婚したくても出来ない様な相性もある。そして、男女としては仲が良くても子供が出来難い相性もあるし、カップルの相性は良くないが、子供は出来やすい相性もある。
恋愛の時は単純に男女の相性のみを見れば良いが、いざ結婚となると、様々な角度で相性を見る必要がある。
例えば、嫁ぎ先の環境(家風)に適した相性か…?等、様々な事が考えられる。
箇条書きにすると以下の様な項目が考えられる。
先にも述べたが…
1.男女(カップル)の相性としてはどうか?
2.子孫運としての相性。
3.経済面から見た相性。
4.行運の流れから見た相性。
5.特に長男の嫁の場合は、嫁ぎ先の親との相性。
6.その他

それでは相性の見方は…?

1.日柱の相互関係から見た相性。
2.変通星から見た相性。
3.二人の命式間の干支合と十二支から見た相性。
4.日干と月支の関係から見た相性。

【日干の相互関係からみた相性】
日干は自分自身を表しますので、その干支が互いにどの様な関係になっているかを見る。
(干合の関係は良い)
男-女
甲-己
庚-乙
丙-辛
壬-丁
戊-癸
男性の日干から見て、女性の日干支が「財」となるのが良い。
これは女性の側から見れば、男性の日干が「官星」となることを意味している。
逆に女性の日干から見て、男性の日干が「財」となるのは良くない(男女の関係が転倒している)。

次に日干が生じ合いっている相性も良い。
例えば、女性の日干が(水)で男性の日干が(木)等も良い。

日干が同じ五行同士の場合は、吉凶共に出やすい。
この場合は、同士の様な結婚となるが、流年・流月・流日が同じ様になり、運気の上がり下がりが一緒となり、互いの運気の補完がし難くなる。

【日支から見た関係】
日支同士の関係を見た時に、互いの日支が「相生・三局・支合」しているの吉ですが、「冲・刑」するのは凶と見ます。特に注意が必要なのは日柱の干支が「天戦地冲」となって場合です。
例えば…
庚午⇔丙子、甲申⇔戊寅、癸巳⇔丁亥 等ですね…。

その反対に日柱の天干地支が干合・支合・三局している組み合わせは良い相性と言えます。
例えば…
(男性)―(女性)
 庚寅 ― 乙亥
 壬辰 ― 丁酉 等ですね…。

また、日柱が「魁ごう」同士の夫婦も注意が必要と言われています。

続く…。
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結婚運、そして相性。

2014年07月10日 | 男女の相性と結婚の時期
四柱推命では日干は自分、そして日支は配偶者を表します。
故に、以下の様な捉え方ができます。

■男性の命式(男命)では、生日地支(日支)に正財(妻)があり、女性の命式(女命)では、日支に正官(夫)があるのは、配偶者の座に配偶者の星(変通星)があるので、配偶者が地を得ることになり、結婚生活は幸福であると判断します。(あくまでも日柱のみの判断とはなりますが…?)
また、当方(新栄堂)の無料自動プログラムでは、この場合には日支が偏財か偏官になりますので、男命では日支に財星があれば、女命では日支に官星があれば、配偶者の座に配偶者の星(変通星)があると判断します。
そして、男命の場合、日支が財星ではなく食神でも、食神は財星を生じるので結婚生活は良い。女命の場合は、日支が官星でなくても財星があれば、財星は官星を生じるので結婚生活は幸福という判断になります。
しかし、その十二運は健旺の方が良いですね。日支に官星や財星が出ていても、その十二運が沐浴とか死墓絶している場合は注意が必要ですね。
※ この見方は、あくまでも日柱という限られた柱のみでの判断です。実際の鑑定は、四柱や五行全体を観て判断する必要があります。
続く…。

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結婚運について。

2014年07月08日 | 男女の相性と結婚の時期
今回は結婚運について書きたいと思います。

まず、占い以前の基本的なことから記入します。
太極とは、陰陽が一つに溶け合った状態をいいます。
太極は第一原因です。…その原因に陰陽があるので、結果の世界(万物世界)全てに陰陽があります。
万物の霊長は人間です。故に人間にも陰陽がります。
陰的世界の代表が女性で、陽的な世界の代用が男性です。
そして、結婚とは男女が一つになる(陰陽が一つになる)ということですから、結婚することを通して太極に似るということになります。また、太極に似るということは、完成に近づくことでもあります。
結婚するという事は、心(魂)の完成に近づくことの大切なことだと思います。

さて、子供にとって一番影響を与える存在はその子の両親です。
また、その両親が独身の時に一番影響を受けた存在はその両親の親です。
四柱推命は四つの柱から成り立っていますが、月柱を親の柱、そして年柱を先祖の柱とも言っています。

まず、結婚前に重要な事は、両親から正しい愛で愛されるということです。
子供は、少なくても20年間は親の影響を強く受けます。
人の心は、愛を味わうことを通してが育ちます。
仲の良い両親のもとで育った子供は、日常の生活の中で夫婦のあり方を学びます。
知識で学ぶというよりも、生活の中で体恤するようなものです。
また、仲の良い兄弟関係の延長線上に友人との関係があります。
ですから、仲の良い家庭環境はとても大切です。
独身時代を学校で例えるなら、小学校・中学の様なものですね…。
中学までの愛の義務教育を卒業したものは、高校に入学することができます。
高校とは結婚生活の様なものです。
裏口入学をしたものは、高校へ入ってから苦労が多いですね…。

四柱推命で、男女の相性を見る場合のポイントを下記に記入します。
1.男性の日干と女性の日干を見る。そして、男性の日干が陽干の場合、女性の日干と干合している場合の相性は大吉と見ます。
※干合の関係は下記です。

【男】甲:丙:戊:庚:壬
【女】己:辛:癸:乙:丁

男女の日干同士が上記の関係の場合は、大吉の関係で、精神的な繋がる縁が強いと判断します。
結婚は独身生活の終了ですが、一つの次元が終了するということは、次のより高度な次元の出発になります。故に結婚はゴールではなく出発になります。出発ですから、これから夫婦愛を築いていくことになります。二人で夫婦愛を育てていくことがとても大切になります。その様な自覚を持ち、努力を継続し、さらに上記の様な干合の関係の相性ならば、二人の結婚生活は楽しいものとなるでしょう…。

日干同士が干合の場合は最高の相性となりますが、次に良い相性は相生の関係となります。
下記が相生の関係となります。
木生火、火生土、土生金、金生水、水生木の関係ですね。
自分が相手から生じられる場合は、相手から助けてもらうような関係になりますし、自分が相手を生じる場合は、相手を助ける関係となります。…この関係は吉ですね。

次の相性の関係は「比和」の関係です。
…この関係は日干の五行が同じですね。
同士の様な夫婦関係ですね。…この関係は良い面と悪い面とが出ます。

最後は、陰陽不配偶の尅の関係ですね。
日干同士がこの関係の場合は、避けた方が良いかも知れませんね…。

続く…。


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日柱で見る結婚後の夫婦の関係?

2013年05月17日 | 男女の相性と結婚の時期
■ 日柱は夫婦の柱で、日干は自分、そして日支は配偶者とも言われています。
実際の鑑定は、夫婦二人の命式を出して判断しますが、ご自分の日柱だけでも或る程度の傾向性は出るかも知れません。…今回は、結婚後の二人の関係の傾向性という観点で書きたいと思います。

① 日干が日支を生じている場合(漏干干支:尽くすタイプ)。
(日柱の干支⇒甲午・乙巳、丙辰・丙戌・丁丑・丁未、戊申・己酉、庚子・辛亥、壬寅・癸卯)

●男性の場合は、妻を守ろうとする思いが強くなり、妻から見たら頼りがいのある夫かも知れません(男性的な命式ならば…)。
●女性の場合は、夫を立て、献身的に夫に尽くす傾向が出て来ます。


② 日支が日干を生じる関係の場合(扶干干支:尽くして欲しいタイプ)。
(日柱の干支⇒甲子・乙亥、丙寅・丁卯、戊午・己巳、庚辰・庚戌・辛丑・辛未、壬申・癸酉)

●男性の場合は、妻に尽くされるタイプで、妻に尽くされて当然と思っている場合も多い様です。
●女性の場合は、夫に守ってもらえる女性です。夫が自分を助け、援助してくれるのがあたりまえだと思う傾向があります。


③ 日干が日支を尅す関係の場合(蓋頭干支:支配したいタイプ)。
(日柱の干支⇒甲辰・甲戌・乙丑・乙未、丙申・丁酉、戊子・己亥、庚寅・辛卯、壬午・癸巳)

●男性の場合は、妻に対して要求しやすいタイプになります。特に比肩が強い場合には気遣いや優しさが少なくなる場合が多いです。また、ワンマンになる場合も多いですね。
●女性の場合は、夫に対して注文や要求が多くなり、夫を厳しい目で見る傾向も出て来ます。


④ 日支が日干を尅する関係の場合(截脚干支:苦労させられるタイプ)。
(日柱の干支⇒甲申・乙酉、丙子・丁亥、戊寅・己卯、庚午・辛巳、壬辰・壬戌・癸丑・癸未)

●男性の場合は、妻から突かれたり、圧迫を受けやすい傾向が出て来ます。妻に神経を使つたり気を使う傾向が多くなります。
●女性の場合は、夫から注文をつけられたりして、何かと夫に対して神経を使わざるを得ない傾向が出てくる傾向があります。何かと気を使う夫婦生活になるかも知れませんね。


⑤ 日干と日支が、同気・同一五行となる干支の場合(専旺干支:男女同権タイプ)。
(日柱の干支⇒甲寅・乙卯、丙午・丁巳、戊辰・戊戌・己丑・己未、庚申・辛酉、壬子・癸亥)

●男性の場合は、夫婦が対等で、自分と同じ様な働きを相手にも臨む場合もある。互に我が強い傾向もあります。
●女性の場合も、男性と似ており、共稼ぎの人も居ます。夫が封建的だとストレスが生じやすくなります。

※ 実際の鑑定は、夫婦それぞれの命式を確りと見る必要があるのは勿論です。…上記の内容はあくまでも傾向性ですね(部分推命)。


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配偶者運・・・?-2

2013年05月03日 | 男女の相性と結婚の時期
■ 日支の変通星によって考えられる配偶者の事柄(この様な配偶者と縁が有ることも考えられる…?)

(日支:変通星) ――→ (事柄) 

・比肩(日支)…生一本で我を張るために、夫婦間のトラブルが生じやすい相手。官があると抑えるかも。

・劫財…比肩よりは、表面は穏やかで、協調性もある様に見えるが、金使いが荒くガサツな面も目立ち、夫婦のトラブルも起こりやすい。食神がそばにあると良いかも。

・食神…あっさりしてのんびりした性格。また、ポチャとして食べることが好きかも。偏印がそばにあると良くない。

・傷官…少し神経質でピリピリしたところがある。気位高く隠しごとができないでおしゃべり好き。印星と財星の制化があると良い。女性は傷官美人…?

・偏財…社交好きで如才なく派手好きで協調性もある。恋愛結婚をするかも…。比肩がそばにあるのを嫌う。

・正財…真面目できちんとした性格でルーズな事は嫌う。奥様には良い。劫財・敗財がそばにあるのを嫌う。

・偏官…物事をクヨクヨ考えるかも知れない。やや短気で活発に活動するが夫婦間のトラブルも起こりやすい。食神がそばにあると良い。

・正官…真面目な人柄で夫婦円満にいきやすい。傷官がそばにあるとイヤ。

・偏印…頭は良いがムラがあり、気が変わりやすいのが欠点。月支が食神だと夫婦間で問題が起こりそう。

・印綬…理知的で学者的なタイプの人。やや自己中で我儘だが夫婦は円満かも?他にも印綬があると口うるさい。

※ 四柱推命は命式全体を看て判断するのですが、日支から傾向性を見ることもできます。実際の鑑定は、その人(配偶者)の四柱全体を看る必要があるのは勿論です。

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配偶者運・・・?

2013年04月26日 | 男女の相性と結婚の時期
☆配偶者の見方

・日支の変通星でどんな配偶者に恵まれるかを見ることができます…(最終的には配偶者自身の命式をむる必要があるが?)

・配偶者をあらわす変通星が、命式にとって良い働きをする変通星ならば良い配偶者、悪い働きをする変通星ならば悪い配偶者という見方もあるそうです。

・年柱と日柱が同じ場合は、転祉殺(てんしさつ)と言って、夫婦円満ではないことを示す場合もあるようです。


☆自分はどんな配偶者に恵まれる傾向があるか?

・日支と月支の冲があれば…特に申寅の冲、卯酉の冲は、男女関係のトラブルを意味するので良くないと言われている。

・日支と月支の支合は夫婦仲の良い事を意味しています。

・日支の変通星が自星なら、日干と同じ五行になりますので、友人的な同じ考えや趣味を持つ配偶者になる傾向があります。そして、命式が身弱ならば自分の支えになる良い配偶者と考え、身旺ならトラブルはあると見ます。

・日支の変通星が泄星の場合は、日干から生じるので自分がサービスしていく形となり、エネルギーは抜かれるので、消耗気味となります。ただし命式が身旺又は良い五行であれば、良い配偶者となるでしょう。そして身弱ならば、疲れる配偶者かも知れません。

・日支の変通星が財星の場合は、日干から尅す五行となるので、自分から積極的に働きかけて結婚する人と見ることが出来ます。命式にとって良い五行なら、尚更良い配偶者の可能性があります。

・日支の変通星が官星の場合は、日干を尅す五行ですから、自分がプレッシャーをかけられる配偶者です。自分が身旺であれば、適当にセーブしてくれる良い配偶者かも知れませんが、身弱の場合は疲れる配偶者になる場合もあります。

・日支の変通星が印星の場合は日干を生じる五行ですから、自分を甘えさしてくれる配偶者ともいえます。身旺の人であれば、母親的な配偶者でなくても良いのですが、身弱の命式の場合には自分を助けてくれるうれしい配偶者かも知れません。


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二人の女性。

2012年11月21日 | 男女の相性と結婚の時期
上記の命式は、ある男性の命式です。
日干:甲で、中心星に正財(月上)を持ち、年上:正官、そして、時上にもう一つ正財が並ぶ命式です。双並びの正財と正官の並び(財官双美型)。

・五行に星が満遍なく配置されている。
・得に天干星は財官という現実的な星の並びで、五行にも財官が多い…現実的な価値観の人。
・現在は大運に食神が来ているので、食神→正財→正官と気の流れは良い。しかし、数え年37歳から、大運に敗財がめぐるので、この時期から気の流れが不安定になる。

・男命の場合、日干:甲から己を見ると干合で正財となる。正財は妻という意味で、干合が二つあるということは、二人の妻(女)に縁があるという事にもなる(妬合)。
・この流年は己丑 正財の年だが、行運に新たに干合が生じる時期に、命式本体の内容が表面化する場合が多い。…この時期に、同時に二人の女性と付き合うという暗示が表面化するということですね。

・食神・正財・正官・印綬という吉星は天干星に一つ出るのが良いですね。二つ出ると濁ります。
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四柱推命という運命学から看た恋愛や結婚等について…(4)

2012年07月20日 | 男女の相性と結婚の時期
今回は出逢いや結婚に適した時期を書きます。

その命式にとって必要な良い星(変通星)が行運(大運・流年)に廻ってくると、その命式の運は良くなります(命式の気の流れが良くなる)。運が良い時には、その人にとって、良い出会いがあります(人でも仕事でも)。そしてその方自身の捉え方や選択も宇宙の原則に合った正しい判断が出来ます。ですから、結果的に幸福へと繋がっていきます。
しかし…
その命式にとって必要ではない星(変通星)が行運(大運・流年)に廻ってくると、その命式の運は悪くなります(命式の気の流れが悪くなる)。運が悪くなると、その人にとって、良くない出逢いが生じます(人でも仕事でも)。そして、その様な時には、その方自身の捉え方や選択も宇宙の原則からずれてしまい正しい判断や選択が出来なくなります。(昔から魔がさすといいます)。
ですから、その結果として不幸な方向へと繋がってしまいます。

1年には春夏秋冬の4つの季節があります…当然冬の様な運気の時期は忍耐が必要な時期です。100努力しても20しか実らない時期ですね…
運気には…
冬運…草木もじっと耐える時期です。
春運…新芽が出て花も咲き始める時期です。
夏運…太陽の日差しの中で植物が繁茂する時期です。
秋運…物事の稔の時期です。

結婚でも仕事でも、何か物事を出発する時はその命式にとって、必要な良い星(変通星)が廻る時期(良い運気の時期)が大切です。例えば、飛行機も離陸するときがとても大切です。大空に飛び立ってしまえば自動操縦でもOKです。しかし、離陸の瞬間はとても気を使います。飛び立つスピードや角度もとても重要です。

もう一つ重要なことは、宇宙の原則を知るということです。
東洋思想では「宇宙の原則=陰陽五行」です。
宇宙の原則…正しい原則を知ることですね!

例えば…南に行くことが幸福になることだとします…!
しかし、南がどちらなのか分からねば南には行けません。
一生懸命に車を走らせても、南がどちらかわからない場合は、到着したら北の果てだったということもあります。
若ければ、やり直しもできますが、それを悟る時は人生の後半が多い様です。
ですから、若いうちに宇宙の原則を確りと知ることが重要です。
そして、原則を中心に、それに自分を合わせることが重要ですね。
しかし、ともすれば、私達は自分を中心に原則を合わせたいと思います。

そして、正しい宇宙の原則ではなく、私達なりの原則や価値観で物事を判断している場合がとても多いです。また、その様な教えや書籍も巷に氾濫しています。

正しい原則を知らずに、自分なりの原則や価値観で選択・行動しても、運気の良い時期には、何も悪いことは起こりません。しかし、私達が宇宙の原則から外れた思考や行動や選択をした場合、運気が下がってきた時には様々な問題が発生します。

ですから、大切なことは…
① 陰陽五行(宇宙の原則)を正しく知る。
② その時に合ったことを行う(時期を選ぶ)。
③ そして、努力が必要。



新栄堂

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四柱推命という運命学から看た恋愛や結婚等について…(3)

2012年07月13日 | 男女の相性と結婚の時期
四柱命式を分析すれば、その人物がどの様な運を持ち、どの様な性格を持った人かがすぐにわかります。
宇宙の原則からいえば、男性は仕事、そして女性は家庭が基本です。
今の世の中、女性でバリバリ働いている人も居ますが、その様な女性は、確りとした自星の土台の上に、月柱:天干に旺相した官星を持っている人が多いものです。

それでは、理想的な夫婦の命式は…?三柱で表せば…
男性の場合は、自星が3つぐらい(比肩は表に出ずに裏に)で、中心星(月柱天干)に旺相した官星(正官・偏官)を持ち、年柱の天干に財星(旺相した)が出れば良いですね。
いわゆる「財官双美の命」ですね。
優しさと責任感。妻の助けを得ながら社会的運も得られる、お金と仕事の両方の運を持った並びです。
そして、時柱に確りした印星(印綬・偏印)が出て、五行がバランスよく出るなら最高の命式(財官印三宝の命)となります。この様な命式を持ち、大運の流れもその年代に合った変通星が出るなら、成功間違いないでしょうね!

また、女性の場合は財星が月柱天干に出て、食神が年柱にで出れば優しく可愛らしい家庭的な女性になると思います。そして出来れば財星も食神も旺相している方が良いですね。
官星は裏に出る方が良いかも知れません。女性の場合は五行のバランスが良い方がベストですね…!

実際の鑑定は、命式全体を観て鑑定します…単純ではありません。

1.お互いの命式を観て、主体性の強い男性には優しい対象的な女性を。
2.比肩や官星が多く、家庭よりも仕事で活きる主体的な女性には、やや優しい男性が良いでしょう。
3.行運等で、男性の運勢が下っている時には、逆に女性の運勢が上昇している方が良いですね。
4.男性の命式を観て、子孫運が弱い場合には、子孫運の強い女性が良いですね。

恋人同士の間柄では、似たようなカップルでも良いですが、いざ結婚となると現実が求められます。二人の関係は勿論ですが、親や兄弟との関係も子供(子孫運)との関係も無視できません。
似たような要素を持ちながら、互いの不足分を補えるカップルが良いですね!
そして、二人の関係も互に惹きあう縁が必要となります…干合・支合・三局等を見ながら、お二人の引き合う縁を観る。そして合によって化したエネルギーがその命式にとって良い五行なのかも大切な判断となります。
その辺を確りと確認する必要がありますね…

次回は、出逢いや結婚に適した時期を書きます。

新栄堂

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四柱推命という運命学から看た恋愛や結婚等について…!(2)

2012年07月05日 | 男女の相性と結婚の時期
天干と地支というものがありますが、当流派では天干から割り出した星を「変通星」、そして、地支から割り出した変通星を「地支による変通星」といいます。
そして、天干星(変通星)は表に現れる事柄で、地支(地支による変通星)は表には現れない裏の面をいいます。年・月・時と、表には3つの変通星が出ますが、月柱の天干に現れる変通星が中心の星となります。この月柱にどの様な星(変通星)が出ているかで、その方の中心的な運や性格等が決まってきます。

月柱の天干星には、男性の場合は、官星(正官・偏官)が良いかも知れません。官星は仕事や社会を表すからです。
また、女性の場合は財星(正財・偏財)が良いと思います。財星を持つ女性は優しく家庭的ですね…
女性の命式で、月柱の天干性が偏官で、しかも五行に官星が多い女性は間違いなく家庭よりも仕事に意識がいくと思います。中には、夫の代りに仕事をする女性も居ます。
また、男性の場合は自星(比肩星)が五行に3つぐらいが理想ですね…そして、女性の場合には、2つぐらいが良いと思います。その理由は、男性の場合には、家族を養いながら、人生の荒波を乗り越える強さが必要だからです。また、女性の場合は五行のバランスが良いのが理想です。
また、比肩は表(天干星)には出ないのが理想です。

女性の命式(女命)では子供を表す変通星は食傷です。特に良い食神と財星(特に正財)とが並んだ命式は優しい母親になる運があります。この様な並びの女性の場合は、学校を卒業したら花嫁修業をすると良いでしょう。…行運が悪くなければ、理想的な主婦になるでしょう。

女命で、月柱に偏官が出て、他柱の天干星にも官星が出る女性は再婚しやすい要素があります。
この様な命式の方は、家庭より仕事に意識が行きやすいですね。また、変な男に従うなら、自分で稼いだ方が良いと思うタイプですね…
財星には従うとか受け留めるという意味があると書きました。特に多財星(財星が多い)の命式の女性には扶養の義務があります…長男の嫁には良いですね。夫や舅姑に仕えることができる運を持っています。

次回は、ちょっと注意!の内容を書きたいと思います。

新栄堂

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