新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

病気について。

2019年07月04日 | 健康・病気
今回は病気についてのワンポイントを記入します。

● 手術をするのに注意の時期は…?
・食神を偏印が強く尅す倒食の時期は注意が必要。
・比肩・劫財・敗財等の財星(宝)を尅す時期も注意。
(上記の様な時期は病的な負のエネルギーが強くなりやすい時期なので、術後の経過が思わしくない場合も…。)
・傷官には傷という意味があり、手術しやすい運気の時期といえる。
・傷官と官星の尅が強い命式の場合は、印綬の時期に手術したら良いかも知れません。

● 病気の発見では…。
・星の太過、倒食、比劫の時期は注意が必要。
・偏印の時期は検査をしたら良い(早期発見)。
・偏印で発見した病気は、これから比劫の運気に向かうので、悪化しやすくなる場合もある。
 故に軽く考えずに、きちんと対処しておくと良い。
・将来何処かの時期で手術と言われている持病がある場合は、比劫や偏官の時期に変化が起こる場合もある。
・歯科のインプラント等を埋め込む場合は、旺相する正財の時期が良いともいえる。

※ 偏印の時期に検査、比劫の時期は悪いところが出やすい時期ですね…。
  大運に比劫が出ていて、流年に偏印が廻り、四柱本体の食神を壊す(倒食)時期は嫌ですね…。

※ 偏印は高齢になると強く働く様になる。
※ 五行のバランスの良い命式が良い。
  何処かが太過し、何処かが不及する命式は、運の波が激しい傾向がある。

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炎上格

2015年11月10日 | 健康・病気

上図はあるの男性(80代)の命式です。
日干:丙で、地支に寅午戌と火の三局が揃う炎上格の命式です。
何かと運の良い人ですから、時上に正官がでるのかも知れません。
また、中心星である月上には旺相した偏財が出ていますので、偏財を尅す比肩の大運には注意が必要です。
彼の場合、昨年(2014年)から丙戌 比肩 墓(食神)の大運となりました。
比肩の大運という嫌な大運に入りますし、大運支に戌が来ますと、命式本体の寅午と火局して火に新たなエネルギー(火の▲)がプラスされます。
彼の命式では、火が比肩ですので、月上の偏財と言う宝が強く尅される大運に入った事になります。偏財=宝(大切なもの:健康・お金・人間関係)が壊される暗示があります。
彼の年齢から推測すると健康面が気にもなってきます。
火が強い炎上格の命式ですので、火に関連する病気といえば「心臓・脳溢血・循環器・火傷・目」というものが気になります。
彼の場合は、ある年齢になってから不整脈・そして脚が冷えやすいと言っていました。
血行不良からの脚の冷えだったのでしょうね…、血圧は平常とも言っていました。
心臓や血流の病気は通常は自覚症状が少ないものです、冷えやすい場合は温泉にでも入れば具合は良くなります。
しかし、今年の10月(流月:丙戌 比肩 墓)に突然、急性の下肢血栓症を発生しました。
緊急の手術で元気になりましたが、ここ3年間は無理をしないで欲しいものです。
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食養(東洋医学)

2015年03月17日 | 健康・病気
東洋医学では毎日の食事によって体の不調を改善し、健康を維持することを食養生といいます。
食べ物には体を温める食べ物と冷やす食べ物がある。

● 体を温める食べ物(血液の流れを促進して、体の機能を高める)…長ねぎ・にら・生姜・にんにく・タマネギ・らっきょう・しそ・ししとう・牛肉・羊肉・鶏肉・レバー・チーズ。
● 体を冷やす食べ物…とうがん・トマト・きゅうり・ごぼう・レタス・なす・大根・白菜・スイカ・メロン・バナナ・かに・あさり。

※ 熱(温める作用)、温(やや温めるさよう)、平(どちらでもない)、涼(やや冷やす作用)、寒(冷やす作用)。
寒い日や冷え性が気になる時には温熱の食べ物、暑さの厳しい時やほてりやのぼせがある場合は、寒涼の食べ物が良い。

【季節や気候に合った食べ物】
● 春に適した食べ物(気の流れを良くする)…そば・だいこん・油菜・香菜・せり・セロリ等。
● 夏に適した食べ物(熱を冷ます)…きゅうり・なす・トマト・にがうり。(痰湿の排出)…スイカ・ウリ・豆類・あずき・ハトムギ。
● 秋に適した食べ物(陰を補う)…梨・柿・ブドウ等の果物類、白きくらげ・くらげ・山芋。
● 冬に適した食べ物(体を温める)…鶏肉・羊肉・エビ・にら・コショウ・シナモン。

【体質を改善する食べ物】
陰陽のバランス、気・血・津液の状態によって6つの体質に分類できる。
● 陽虚体質(冷え)…体を温める食べ物が良い。ニラ・とうがらし・生姜・エビ・鶏肉。
● 陰虚体質(ほてり・のぼせ)…白菜・山芋・カニ・イカ・くらげ・梨・ぶどう。
● 気血両虚体質(疲れやすい)…気や血の不足を補う。もち米・にんじん・じゃがいも・豆腐・肉・ほうれんそう・イカ・羊肉。
● 気滞血瘀体質(イライラ・痛み)…気の流れを良くする。そば・大根・みかん・ニンニク・ニラ・きくらげ・酢。
● 脾虚湿困体質(むくみ)…脾の機能を高め、水分排泄を促す。ハトムギ・そら豆・いんげん豆・えんどう豆。
● 湿熱体質(暑がり・肥満)…熱+余分な水分。ハトムギ・あずき・スイカ・キウイ・レンコン・とうがん。

【五味】
五味と効能
● 酸味(汗や尿の排出を防ぐ)…多汗・頻尿・下痢・鼻水等に効果。レモン・リンゴ・梅。
● 苦味(熱、水分を排出)…高熱や便秘・胃もたれに有効。ごぼう・ふき。
● 甘味(滋養強壮、痛みを和らげる)…にんじん・豆腐・牛乳。
● 辛味(気血の流れを促進)…風邪の初期や食欲不振。たまねぎ・にんにく・ニラ。
● 鹹味(かたまりをやわらくする作用)…便秘や肩や首の凝り。しょうゆ・昆布・くらげ。

(よくわかる 東洋医学の本から)
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病気(五行)

2014年08月06日 | 健康・病気
基本的には陰陽五行のバランスが重要ですので、命式中の五行が陰だけとか、陽だけというのもあまり良くないですね。
また、五行がどこかに固まり過ぎるとか、欠けたりするのも良くはありません。
命式や行運の五行が上手くバランスよくとれている場合は、比較的健康な時期とも言えます。
そして、多過ぎる五行を尅す五行や泄らす五行が巡ってきたり、弱い五行を生じる五行が来る年等には五行のバランスが整いやすく、心身の調子も整いやすくなります。

(下記は五行と病気について書いてみました)

○五行の太過と不及のところがウイークポイントになります。

(木)…肝臓・けいれん・不眠症・神経・首から上の病気・癌。

(火)…心臓・眼病・火傷・脳溢血・循環器。

(土)…胃腸・大小腸・ポリープ・癌・足の疾患。

(金)…骨・筋肉・呼吸器・リンパ・歯・骨・アレルギー・三半規管・皮膚・事故。

(水)…腎臓・泌尿器・婦人科・冷え・性病・血液・血圧・アルコール。

・木が強くて、土を尅すと胃腸病になりやすい。
・五行に金と水が固まると、冷えから来る病気に注意。
・五行の木と土に星が多いと癌体質になりやすい。
・木が強くて、金を反尅すると腺病質になりやすい。
・水の太過は婦人科系に注意。
・火が固まり過ぎると心臓や眼病に注意。また、強い水が火を尅す場合にも注意。
・強い火が土を乾燥させながら、金を尅すと皮膚病に注意。強い火が金を尅してもアレルギ等にも注意。
・木の太過や、強い金が弱い木を尅すと肝臓や神経痛・ノイローゼ等に注意。
・金の太過は事故や怪我、骨折等にも注意。

倒食の時期や、荒れる偏印や偏印の十二運に病が付く場合。また、強い比肩(劫財・敗財)が出て、財を尅す時期は病気等に注意。
傷官が強く偏官を尅す年等は事故等にも注意が必要。
反言の流年や比肩星の十二運に墓が付く年も注意。
※ 中年を過ぎたら、偏印の年には健康診断を必ず受けて下さい。

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健康&晩年運

2014年07月28日 | 健康・病気
当方の流派では、月柱は中年期(30歳~50歳)を表し、年柱は(50歳~65歳ぐらい)までを表し、時柱は晩年期の運を表します。ですから、時柱に良い星がある人の命式は比較的晩年の運が良好ですし、子孫運が良いとされてます。50歳の後半ぐらいになると時柱が気になりだしますね…。
だれしも、孫子に囲まれながら健康な老後を過ごしたいですものです。

四柱推命の見方の中に以下の様な見方があります。
日柱と時柱とに同じ干支が並ぶ命式です。

【例】
年柱:○○
月柱:○○
日柱:甲戌
時柱:甲戌

上記の様に日柱と時柱とに同じ干支が並ぶと、当然時柱の変通星は比肩となります。
そして、この様な並びの命式で納音が休囚(自死・時墓・時絶)している場合は、老後健康問題に注意の暗示があります。これを「衝天殺」といいます。

衝天殺となる日干と生まれた時刻は以下となります。

【日干】…【生時刻と時間帯】… 納音

・甲戌 …戌の刻生まれ(19-21):自墓
・乙酉 …酉の刻生まれ(17-19):自敗
・丙申 …申の刻生まれ(15-17):自病
・丁未 …未の刻生まれ(13-15):自養
・戊午 …午の刻生まれ(11-13):自旺
・己巳 …巳の刻生まれ(09-11):自病
・庚辰 …辰の刻生まれ(07-09):自養
・辛卯 …卯の刻生まれ(05-07):自旺
・壬寅 …寅の刻生まれ(03-05):自絶
・癸丑 …丑の刻生まれ(01-01):自冠

※ 実際の鑑定は、命式全体を見る必要がありますが、同じ干支が日時に並ぶのは少し嫌ですね…。


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東洋医学について

2014年05月25日 | 健康・病気
● 東洋医学とは?
<東洋医学の思想>
東洋医学では、人は自然の中の一つであり、自然界の全ての物とお互いに関係し影響しあって存在しており、また体内の臓器等も互いに関連し合って存在し、健康を維持していると考えられています。
西洋医学では、細胞の組織や器官などはそれぞれ独立しているものとみなしますが、東洋医学では、細胞や組織、器官などは異なった機能を持ちながらも互いに影響し合いながら繋がって、健全な機能を果たしている存在(自然の様な)としてみなします。このように、東洋医学は自然を背景としています。その考え方の根底は「陰陽論(いようろん)」であり、「五行論」(ごぎょうろん) です。

● 気とは?
気とは、人間の生命を維持する為に必要な、人間の体から発するエネルギーです。
俗に言う、元気と同じようなものです。
「気」は、体全体に流れていて、すべての生命力、活動力の原動となっており、また各器官の先頭に立って引っ張っていく先陣としての役目もしています。

● 血とは、人の生命を維持する為に必要な体のエネルギー、栄養、燃料になるものです。
現代の医学(西洋医学)の血液と似た観点です。飲食物から栄養が作られ、気の作用により血管から全身に渡って循環して全身の組織を支えています。

● 津液とは、血以外の全ての体液のことで、人体の生命を維持する為に必要なもの。また、体の乾きを潤し、関節の動きをスムーズにする働きをします。
東洋医学では、人体の分泌物をまとめて津液と呼んでいます。簡単に言えば体から出る水分です。

● 陰陽とは、自然のすべての物質は相反しており、陰があれば陽があり、陽があれば陰があるように、互いが存在することで己が成り立つ考え方です。相反する物質同士は、互いに対立関係にある意味を持つと考えられています。
例えば、「水」に対して「火」は相互に代表される性質を持ち、お互いを制御し合いバランスを保っています。これらの相互の対立と依存がから、はじめて事物が発生して、活動し衰退していくとされています。
【例】陽:陰、太陽:月、男:女、火:水、空:海、速:遅、軽:重。上半身:下半身、背中:お腹、体表:体内、六腑:五臓、気:血・津液、表証:裏証、実証:虚証、熱証:寒証。

● 五行とは、自然界に存在するものを(木、火、土、金、水)と言う5つの性質に分けてそれらの、相互関係(相生相克)を理解していました。この考え方を五行といいます。
五行の考え方にあてはめられたものが人体の(五臓六腑)です。

● 五臓六腑とは、体の内臓の事を言います。
また、「貯蔵する」と言う意味もあります。
内臓には、人体の器官が数多くありますが、その中では、臓(ぞう)と腑(ふ)にわけられます。(心、肝、牌、腎、肺)は五臓といわれ、精気を貯蔵しておく場所とされています。
一方 腑は、(胆、胃、大腸、小腸、膀胱、三焦)の六腑で物質を変化させて体の中に貯蔵せず、空間のある構成で精・気・血を動かす働きをする中腔性臓器。

● 血虚とは、西洋医学で言う血液不足のことを指し、失血過多や栄養失調を原因として起こります。例えば、食べ物から営養の吸収が出来なくなり、それが原因で血液にが不足する事を血虚といいます。例:肌がかさついていて、疲れやすく、顔色が蒼白く、めまい、動悸、舌唇の色が淡く、立ちくらみや動悸、疲れ目、手足の冷え、不眠、視力減退、閉経、無気力など。

● 脾虚とは、脾の働きが低下するために(気)が不足している状態をいいます。疲れやすい、風邪をひきやすいというタイプで、顔色が悪く、やせ型、そして声や表情にも元気がなく、暑くなくても少し動くと汗がでるのも特徴。胃腸虚弱や下痢、便秘、気管支炎、喘息などの症状もあらわれ易い。

● 血淤とは、肌の色が浅黒く、くすんでいてつやのない人は、血が停滞している「血淤」が疑われる。体全体に回る血液の流れが悪くなり、汚れた血液が原因で渋滞を起こしていることを指します。唇や歯茎、爪が紫がかった色をしていて、皮下出血も多く、血行不良からくる肩凝りや頭痛、冷えや便秘などになりやすい。

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虚証の病気と実証の病気(東洋医学)

2014年05月23日 | 健康・病気
■ 発病には虚証と実証の二つのパターンがある。
・その見極め方は抵抗力(正気)の強さと病邪の勢いのバランス。
・虚証は正気(抵抗力)が弱っているために起こる病気で、体のどこかに不調があれば、正気(抵抗力)は弱くなる。そのために、病邪の勢いが強くなくても病気を発生する場合がある。病気の症状は激しくないが、だるさや微熱や軽い咳等があらわれ、回復するまでに時間がかかり慢性化する場合もある。

・実証は、体の正気は弱まっていないが、勢いの強い病邪が原因となり、外邪の勢いが強いために病気になる場合である。この場合は、激しい症状があらわれるが、症状は一過性のもので、回復は早い傾向があります。

● 虚証では、正気(抵抗力)を衰えさせる原因によって下記の四つに分類できる。
1.気虚…気の作用が低下していて疲れやすかったり、食欲不振・息切れなどの症状があらわれやすい。
2.陽虚…体を温める陽気が不足している状態で、気虚のの症状に冷えの症状がプラスされる。
3.血虚…血の作用が低下している状態で、肌のつやが無い、目のかすみ、動悸、月経の異常等が起こりやすい。
4.陰虚…血だけでなく、津液や精の働きが低下している状態で、血虚の症状のはか、肌の乾燥やほてり、のぼせなどの症状があらわれやすい。

※ 病気自体を治療するのではなく、病気の原因をとり除く治療も必要。

● 治療法
1.虚証の人…体力の低下、正気の衰えを回復させる治療が必要。その為には正気の衰えの原因を見極める必要がある。正気が弱まる理由として、気・血・津液の不足、臓腑の失調等が考えられる。そして、その不足を補い、バランスを調整する治療が大切。
2.実証の人…病邪を追い出す治療を行う。…そのためには、病邪の種類を特定する必要がある。そして、それを追い出す薬を使う。
(東洋医学の本から)
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東洋医学(健康の三要素と病気)

2014年05月21日 | 健康・病気
■ 東洋医学からみる陰陽

   (自然界)       (身体)       (身体の状態)
【陽】火・太陽・昼: 男・精神・上半身・背中: 活動・消費・興奮
【陰】水・ 月・夜:  女・肉体・下半身・お腹: 休息・滋養・鎮静

■ 東洋医学では「陰陽、気・血・津液、五臓六腑」の3つの要素で健康をはかる。

・東洋医学では体の内外、お腹側と背中側、内臓(五臓と六腑)等は、陰と陽という一対ののものから成り立っていると考えられている。陰は静的なイメージ、陽は動的なイメージと、相反する性質をもち、二つがどちらかに偏ることなく、バランスを保っていると、健康体を維持することが出来ると考えらている。しかし、何らかの原因で陰か陽のどちらかに偏ると体調等をくずすことになります。また陰陽の調和をはかることで、健康を回復することができると考えらています。

・次の要素は気・血・津液(シンエキ)です。気・血・津液とは、血液や体液・エネルギーの様なもので、全身を巡って人間の体を養っています。しかし、何らかの原因で気・血・津液に過不足が生じたり、循環が滞ると、身体に不具合が生じることになります。ですから健康人には、それらの量の調節と、バランスの良い循環がとても大切です。

・三番目には「五臓六腑」がバランスよく働いていることが大切です。五臓六腑とは、消化器や呼吸器、循環器、泌尿器を含めた内臓全般ということですが、内臓は個別に働いているのではなく、それぞれが協調的に働くことによって、全身に気・血・津液を巡らせることができます。ですから、東洋医学的には病名がついていなくても…例えば、下半身が冷えて食欲が無い状態なら、陰陽、気・血・津液に乱れがあり、五臓六腑がバランスよく働いていない不健康体とします。

■ 体の抵抗力と病気の原因。

・気血や五臓六腑、陰陽の過不足や偏りなどは、体の中の不調となり病気の内因となります。しかし、病気の原因になるのは、体の中の不具合だけではなく、体の外から来る病邪(病原菌等)が体内に侵入する外因(外邪)となっても生じます。一般的には体表や口・鼻から侵入し、体を蝕みます。私たちの体は外邪に対する抵抗力を持っていますが、陰陽のバランスが崩れたり、気血津液が過不足になったり、巡りがわるくなり、五臓六腑の働きが鈍ると、抵抗力が病邪に負けて病気となります。

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五行と五臓(東洋医学)

2014年05月17日 | 健康・病気
【五行と五臓】…木(肝)、火(心)、土(脾)、金(肺)、水(腎)
木(肝)
● 五行説的にも肝は、主に「肝臓」の働きと関係があり、血液を貯蔵し、血量を調整します。
また、五臓全体の働きがスムーズに行われるようコントロールします。自律神経と関係が深く、ストレスの影響を受けやすいという特徴があります。
1.「怒」との関係…イライラや抑鬱、ヒステリーなどの情緒障害。
2.「目」との関係…目のかすみ、視力障害、夜盲症、目やに、充血。
3.「筋」との関係…手足の順調な運動の障害、ひきつり、けいれん、ふるえ、麻痺、硬直、腱鞘炎、こむら返り、顔面神経症。
4.「青」との関係…怒ると顔面蒼白、青筋が立つ、唇の青さ。
5.「酸」との関係…酸っぱいものが食薬。肝の疲労したときに酸味がほしくなる。
6.「風」との関係…突発性の病気、痛風、脳卒中、脳内出血、脳梗塞、心筋梗塞。
7.「春」との関係…伸びやかな動きの『春』、伸びやかな一日の始まりの『朝』に『肝』に負担がかかる。
8.「爪」との状態との関係…爪の変形、つやがなくなる。もろくなる→肝臓の異常。
10.「胆嚢」との関係…脂のとりすぎは胆嚢に負担。

火(心)
● 主に「心臓」の働きと関係があり、血液を循環させます。また生命活動を維持する働きを持っています。心=「神」ともいわれ、精神活動とも関わりがあります。心拍動や循環の原動力としての働きのほかに意識や、思考、睡眠とも関わっている。
1.「喜」との関係…心のときめくとき、顔面が紅潮、喜びすぎると心臓に負担。
2.「舌」との関係…言語障害、ろれつが回らない、舌をかむ、舌の痛み、びらん。
3.「脈」との関係…循環器障害、立ちくらみ、めまい、動悸、不整脈、高血圧。
4.「赤」との関係…鼻の赤み、指先の赤み、赤面、目の充血。
5.「苦」との関係…野草の苦みが食薬。
6.「暑」との関係…暑いと心拍動が増し、心臓に負担。熱い風呂は禁物。
7.「夏」との関係…灼熱の『夏』と一日の中では『昼』に心臓に負担がかかる。
8.「睡眠・精神」障害との関係…昏睡、うわ言、寝言、金縛り、痴呆症。
9.「小腸」との関係…灼熱の症状、口内炎、残尿感、排尿時の灼熱感、尿が濃い。笑いは小腸を活性化する。

土(脾)
● 西洋医学でいう「脾臓」とは異なり、消化器系、代謝系などを含む働きを持っています。特に食べ物を消化し、栄養を吸収します。ここで体内に取り入れられた栄養分は、カラダを形成している「気」(カラダを正常に動かす生命エネルギー)・「血」(血液の働き)・「水」(血液以外の組織液・体液)の原料となります。生命力を補充する重要な臓器。同時に病気のもとを作り出す場所。…「気・血・津液(しんえき・水)」の補充や運行の働き。古い血液、リンパ液の処理。
1.「思」との関係…考え過ぎると食欲が無くなる。取り越し苦労、心配、悩み。
2.「口」との関係…唇の腫れ、あれ。口が粘る、口が甘い、味覚異常。
3.「肌肉」との関係…全身の筋肉、皮下脂肪に栄養を送り、手足の力を維持。筋の萎縮、筋ジストロフィー。
4.「黄」との関係…脾臓の疲れが黄色となって手や足、顔に出る。
5.「甘」との関係…疲れたとき、甘いものがほしくなる。穀物の甘みが食薬。
6.「湿」との関係…脾臓は湿気を嫌う。湿度が高いと気分が悪くなる。
7.「長夏」との関係…季節の変わり目『土用』に脾臓の負担がかかる。
8.「統血機能障害」との関係…不正性器出血、血便、皮下出血。
9.「胃」との関係…消化不良、腹痛、胃が重い、胃下垂。

金(肺)
● 呼吸器系・消化器系(大腸)・免疫系を含む働きで、西洋医学でいう「肺」の働きと関係があるのが特徴です。全身に「気」を巡らせ、不要な気を排出するなど、「気」の働きをコントロールします。水分代謝や皮膚とも深い関わりがあります。アレルギー性疾患、汗腺機能、免疫機能。
1.「悲」との関係…泣くと鼻水と涙が出る。
2.「鼻」との関係…蓄膿、鼻づまり、アレルギー性鼻炎、花粉症、嗄れ声。
3.「皮毛」との関係…皮膚の病気全般、アトピー、湿疹、ニキビ、潰瘍、ポリープ。
4.「白」との関係…色白は七難隠す、結核、悲しみで髪の毛が白くなる。
5.「辛」との関係…辛いものを食べると呼吸が荒くなり発汗する。野菜の辛みが食薬。
6.「燥」との関係…乾燥しすぎると肺に負担。適度な加湿が必要。
7.「秋」との関係… 秋、一日のうち夕方に肺に負担がかかる。秋はもの悲しくなる。
8.「呼吸器疾患」との関係…咳、痰、息切れ、喘息、肺ガン。
9.「水分代謝」との関係… 浮腫、尿量減少、多汗、無汗。
10.「大腸」との関係…便秘、下痢、大腸ガン。

水(腎)
● 生命力の源でもあり、生きるために必要な精気を貯蔵しています。西洋医学でいう「腎臓」の働きと関係があり、余分な水分を排泄します。
1.「恐」との関係…高所恐怖症、閉所恐怖症、対人恐怖症。
2.「耳」との関係…耳鳴り、難聴、中耳炎、二陰(尿道、肛門)の病気。
3.「骨」との関係…骨粗鬆症、白血病、リウマチ、腰の曲がり。
4.「黒」との関係…しみ、そばかす、目の下のくま、腰の周りの黒、鼻の下の黒。
5.「鹹」との関係…穀物のもつ塩からさ(ナトリウム)が食薬。
6.「寒」との関係 … 寒いときに腎に負担がかかる。足腰を冷やさないこと。
7.「冬」との関係… 寒い冬、一日では夜に腎の負担がかかる。暗闇は恐怖感を呼ぶ。
8.「歯・髪」と関係…腎が悪いと歯が悪くなり、髪が抜ける。
9.「膀胱」との関係…排尿異常、頻尿、夜間尿、膀胱炎。

(東洋医学の本から)
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健康や病気等について。

2013年02月14日 | 健康・病気
■疾病判断の一部。

●五行から見た病気の傾向性(太過する場合や、その五行が尅される場合にも注意)。

・木…肝臓・不眠・打撲・首から上の病気

・火…循環器・心臓・脳溢血・血圧・眼科・火傷・火事

・土…胃腸・大小腸・ポリープ・消化器・遭難・土砂崩れ。

・金…肺・喘息・咽喉・鼻・呼吸器・脊髄・骨折・ヘルニア・結石・交通事故・金属事故・手術・三半規管・アレルギー。

・水…腎臓・生殖器・膀胱・泌尿器・冷え症・糖尿・子宮・婦人科・アルコール。

※命式本体の五行に太過の部位が持病になりやすい。

・五行の「木」と「土」に星が固まると癌体質の傾向が出る。

・五行に「金」と「水」とが多くなると冷えから来る病気に注意。


●変通星との関係。

(比肩)

・命式の比肩(時星)の五行の部位や症状に注意。

・比肩の行運…病気が発病しやすい時期。比肩 墓で、冲尅する場合は入院する場合もある。


(敗財・劫財)

・敗財・劫財の行運…身体の生理機能が低下しやすい時期(特に地支が休囚している場合)。注意力が散漫になるので、事故や怪我等にも注意。金銭問題で苦労し神経を使うので、消化器系に負担が出る場合もある。


(食神)

・食神は食べるのが好きな星なので、命式中に食神と財星や印綬等が並ぶと肥満の傾向が出て来る…糖尿に注意。

・四柱や大運に偏印が有る人が、行運に食神が出て倒食すると、急に体調が崩れる場合も多い。また、食神の行運は男女問題で流される傾向もあるので、性感染症にも注意が必要。


(傷官)

・命式本体の年柱や時柱に荒れる傷官を持つ人は、怪我や事故・手術等に注意。また、命式に傷官や偏印があり、地支のバランスが悪いと、体質が弱い場合もある。
・命式本体に印星と傷官があり、五行がアンバランスの場合は、精神的に不安定になりやすい。

・傷官の行運は、神経が過敏になりやすい。また、強く官星と尅す場合は、事故や怪我。手術にも注意が必要かも…。


(財星:偏財・正財)

・財星は荒れない星なので、長命の方も多い。ただし、男性の命式で偏財が多くあり、他に色情の星があると、その方面の感染症には注意が必要。

・財星の行運は比較的良好。しかし、偏財には遊びという意味もあるので、遊び過ぎて、身体を壊す場合もある。


(偏官)

・偏官は我を尅す星(七殺)ですので、偏官が暴れる命式の方は、偏官が属する五行の病症に注意が必要…(例)金の偏官で偏官が太過して、「巳酉丑」と三局(金の▲)した時に、何度も交通事故に会い、手術をされた人がいました。

・火の偏官は火難。水の偏官は水難等もある。

・偏官の行運は忙し過ぎて体調を崩す場合も多いですね。官星は呼吸器を意味するので、気管支・喘息・肺炎等にも注意。

(正官)

・吉星の正官も太過すると偏官の様になる場合もあります…太過する場合は、偏官の項を参考にして下さい。

・行運に正官が巡ると、責任感から頑張り過ぎて身体を壊す場合もあります。動いたら休みましょう。


(偏印)

・偏印には慢性病という意味もありますので、命式中に偏印がある方は高齢になったら慢性病に注意が必要です。神経痛やリュマチ等慢性的な病気には注意して下さい。また、食神と並び、倒食した時は急に調子が悪くなる場合も多いですね。印星太過で考え過ぎてネガティブになり、免疫力が落ちる場合もあります。

・中年からは偏印の行運の時期には健康診断をして下さい。病気の元を作りやすい時期です(早期発見)。


(印綬)

・印綬は吉星ですので健康の方が多いです。しかし、命式や五行で印星が太過したりして食傷を尅すと、精神的に不安定になる場合もあります。

・行運に印綬が出て、印星が太過するとネガティブになり精神的に疲れる。

※上記の内容は、部分的な判断です(傾向性)。
実際の判断は、命式全体を見る必要があります。



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新栄堂



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反言の年は気を付けて・・・

2012年11月30日 | 健康・病気
今年(2012年)の干支は壬辰です。
日干が壬辰の方は今年は反言となります。

・反言とは…「反言」とは同じ干支が重なることを言います。
特に日柱反言の場合は、必ず流年が「比肩」となります。
同じ流年の比肩でも「反言」している場合には、突発的な出来事や通常では考えられない様な出来事が起こる可能性があります…注意が必要な時期ですね!
健康面ではまるで「クモ膜下」の様に突然発生する場合もあります。
命式を見て、日支が衰よりも弱い場合や、比肩を抑える官星が無い場合、五行が太過している場合には注意が必要とも言われています。

日柱 反言の年は、通常の比肩の年よりも比肩が持つ分離運が強くなります。
比肩は財を尅す。財=宝(大切なもの)=健康・人間関係・財産その他を流しやすい。

上記の命式はある有名人の命式です。
今年は反言の注意の時期でもありました。
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健康問題について(雑学)

2009年07月13日 | 健康・病気
■健康に注意の時期・生命問題(あくまでも部分的な傾向性です。正確には四柱と五行全体の判断が必要です)

・月柱に比肩星が有って、時柱に財星、そして大運に比肩星(比肩・劫財・敗財)となる場合には注意。財星が挟まれ、強く尅される。
・通常、生命に関しては生時で見ることが基本。生時不明の場合は大運で判断するしかない。
・大運が60歳以降に比肩星・財星の時、健康の問題が生じやすい。
・大運が60歳以降に冠帯が出た場合も石の冠を被る(お墓に入りやすい)大運とも言える。
・五行大過→比肩に7つ以上星(●)が固まる時期は怖い。10個有ったら危険。
・反言(日干反言)は比肩の意味が強くなる(地支は沐浴・衰~絶)。高齢な人は注意が必要。
 しかし官星があれば助かる。
・人間が病気したり、逝きやすいのは若い人では比肩が出るとき。
・静かに死ねるのは比肩の大運よりも財の大運の時と言える。
・比肩の時の方が急に逝きやすい。財星の時はなかなか○○ない。
・病気は印星(偏印)から気を付ける事。
・挟差
 年 正財
 月 印綬 死  …月柱が年と大運に挟まれる(事故等に注意)
 大 正財 死
・傷官は官星の時と、傷官の時が怖い。
・四柱に傷官のある人は、傷官の時に手術したほうが良い。
 (官星の時は手術すると尅して危ない)。
・傷官に帝旺・冠帯・建禄・沐浴のある方は手術しやすい。
 強い傷官があっても、メスが入らない人には精神的に病む場合もある。
・傷官があっても財が多ければ中和して刃物が入らない。
・五行の木と土に星(●)が固まる命式で血統に癌の方が多いと癌体質の傾向がある。
・大運・流年に比肩 死・墓・絶が並ぶ時は注意が必要。
・ピンピンコロリの四柱→官星の多い人、傷官・偏官のある人。比肩星の多い人。
・長生き、細く長くの四柱→多財星、多印星は長生きしやすい。
 食神と偏財は楽しみながら長生きしやすい。
・休囚した正財はサラリーマンの奥さんに多い。
 傷官の冠帯や正財の建禄等は経営者の奥さんに多い。
・五行安定は長生きしやすい。
・財の時の死に方は綺麗な死に方が多い。
 比肩の時はそうでもない。また、香典も少ない。
 印綬の時は世話をしてもらいながら死ねる。
・財星や印星の多い人は長生きしやすい。…無理をしないからですね。
・官殺混雑の四柱はやりたい事をやって死ねる。
 多印星の人はやりたいことをやれずに悔いを残しやすい。
・発病した歳が天徳貴人の歳の場合には助かりやすい。
・困った時には天徳方位の病院にいくべし。
・病気になった場合、自分の日干と尅している流年は注意。
 ○天尅地冲の年
 (例)
  日柱 甲申   丙申
  流年 庚寅   壬寅 …凶災発生の時。
・傷官と官星のある人は体が弱い場合が多い。健康でもどこかに脆いところがある。
・男女共に水が多い人は酒害、酒に対する抵抗力が弱い。
 水が一つか二つある人は免疫があって抵抗力がある人が多い。
・五行に金と水が固まると冷えによる病気をおこしやすい。
・水と火の尅の年は血圧等の悪い人は注意が必要。
・金の太過の人は、事故や怪我等に注意が必要。
・子宮筋腫、乳癌は水の大過の人に多い。
・自然災害も癸亥の年だとかに多い。
・同性愛者(男性)には申酉の多い人が多い様である(金尅木で木は遺伝子を表す)。
・水とは色気を意味する。申酉があって、水が多い人は多少は変わっている。
 また日干水の人は美人系統が多い。
・年月や大運、流年が相尅の時は病気になりやすい。月柱の上下の相尅もその傾向がある。
・食神:偏財は長生きの傾向があるが、食神:偏官、食神:偏印はそうでもない。
・大運の財星が死・墓・絶の時は怖い。月柱の正財の死・墓・絶は頑強ではない。
・官殺混雑(比肩星と官星)の場合は大運に比肩や偏官の時には注意。

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生命

2009年06月21日 | 健康・病気
生命に関する判断は、四柱推命の鑑定の中でも非常に鑑定が難しいものです。
勿論、先天的な運もありますが、後天的なその方の生き方や徳積みによっても変わってまいります。

■晩年や寿命を現す柱は時柱ですので、時柱に吉星が出ることは先天的な長生きの要素が有る一つの要素です。

●四柱の時柱に財星・官星・印星が生じ、その地支星が強く働く場合には概して長生きの方が多い様です。(晩年豊に活躍出来たり、趣味等の生きがいも出来るのでしょう?)。
●時柱に比肩・劫財・敗財・傷官等の凶星が出ますと、年をとっても無理をしたり、孤独で寂しかったりして、生きる喜びを喪失したりして免疫力も下がりやすいですし、時柱の傷官の場合には身体に傷が入る暗示もあります。

●時柱に食神・正財・偏財・正官・印綬の星がある方は、慎重な方が多く、常に健康に注意もされる方が多いですし、概して精神的にも安定しやすいので、長生き出来る要素が多いと思います。


■以下の時期には、特に健康に注意して下さい。

●流年と大運が同じ天干星・地支星となり、並ぶ時期。
●大運が比肩・劫財・敗財星で、流年が偏財・正財星と並び、五行が比肩星と財星に星が大過し、大運・流年の地支星が死・墓・絶・帝旺などの場合。
●大運が印綬星または偏印星で、流年に正財星または偏財星が来て、地支星が弱く、五行が印星・財星に大過している時期。
●干合・支合・三局して、五行大過して、バランスが崩れる時。
●その他etc

※上記は、傾向であって断定ではありません。先天運50%、後天運50%ですから、ご自分の運を知って、生き方や捉え方、また生活習慣を変えたり、生きる目的や夢を持つと、運勢は変わってまります。

※ 生死の問題は軽々しく結論を出すことは慎まなければなりません。絶望視された病人でも精神力の強さや愛の絆によって延命された方は沢山いらっしゃいます。
感謝の心と、生きたいという気持ちが大きく働きます。

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健康

2009年06月20日 | 健康・病気
■ 健康運を見る時には流年でチェックして下さい。
 60歳以上の方は、流年 偏印・印綬・比肩(劫財・敗財)また、五行が大過する時期に、多くの方が発病する傾向があります。

●五行での見方
 四柱及び、大運・流年など五行の木・火・土・金・水の各々の場所に星(●)が6個以上固まった場合は健康のチェックが必要です。

(木気の病)肝臓・内臓・癌・首から上の病気に注意。
(火気の病)心臓・脳溢血・循環器・火傷・目・頭部・肋膜等に注意。
(土気の病)胃腸・大小腸・ポリープ・癌・痔・脾臓等に注意。
(金気の病)骨・リンパ・肺・筋肉・歯・結石・事故等に注意。
(水気の病)糖尿・血液・血圧・泌尿器・婦人科・性病・アルコール中毒等に注意。

●五行大過の場合の事故等
(木気大過)打撲・木材による事故、下敷き。
(火気大過)火事や火傷に注意。
(土気大過)土砂崩れ、山崩れ、山の遭難、土の事故。
(金気大過)金属事故・飛行機事故・交通事故・手術・事件による事故。
(水気大過)水に関する事故、海や川での遭難・津波等。

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健康と病気

2009年04月19日 | 健康・病気
■健康体の基本条件
1)身旺(比肩が強い)
2)病気の星が無い。
3)五行のバランスが良い。
4)十二運が安定している。
5)食神が旺相(旺相して且つ壊されていない)

■病気の星(命式)
1)偏印、特に倒食。(慢性病が多いが、強く尅象が出た場合は急性もある)
2)傷官。特に傷官と官星の相尅。(尅した部分の臓器/事故・怪我・外科)
3)十二運…主に病と死墓絶。
4)五行の偏向と大過。木と土の大過→ 癌体質の恐れあり。
5)発病の時期
  ・偏印 →病気の元を作りやすい。ネガになりやすい時期。(検査の時期)
  ・比肩星→患部の発症、命の危険も?
  ・財星 →医療費がかかるが治る可能性大。
  ・官星 →命の危険あり、特に偏官の時期。(怪我事故)
6)精神的な病…印星と食傷という精神的な星がアンバランスに悪く働く場合に多い。
  (例)印星大過・印星と食傷の大過・印星と財星の大過・傷官と官星の大過etc.

新栄堂

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