【目次 : 九木崎原生林】①序章, ②迷路のような道, ③オハイへ, ④オハイブルー, ⑤頂山を登る, ⑥ハカリカケ岩, ⑦帰還, ⑧エンドロール
猪垣広場の猪垣を越えて,九木崎先端にある柱状節理の岩場,オハイを目指して原生林の中を行く.この辺りから,道が途端に狭くなる.常に崖伝いを歩くことになるので,なかなか気が抜けない.
そして,樹木に巻かれたピンクテープが目立つようになる.これを目印に歩いていけば,道からコースアウトしないで済む.もしこのテープがなかったら,遭難してしまうことだろう.
道は踏みならされてないし,同じような景色が続くので,道から外れてしまう可能性が高い.目先にピンクテープがあることを確認しながら,進んでいく感じだ.平坦だった道も,ついに登り坂が連続するようになる.
この日の気温は30℃を越える予報が出ていた.原生林の中は比較的に涼しいけれど,この連続する坂道を登っていくことで,額から雫のような汗が落ちてくる.ちょっと休憩することにしよう.
ちょうどいいところに,金属製のベンチが設置してあった.ベンチの前に広がるのは,明け方の白んだ熊野灘だ.ベンチに腰掛けて,タオルで汗をぬぐって一息つく.そういえば,朝からまだ何も食べていなかった.
九鬼町へ向かう前にコンビニで仕入れてきた朝食をとることにした.原生林の中で熊野灘を眺めながらの食事は,コンビニ飯でも最高だ.正面に見えるのは,ちょうど九木崎の真南に位置するナサ崎で間違いないだろう.
さて,休憩もそこそこに先を急ぐことにしよう.依然として坂道は続くが,心拍数をあげながら黙々と登っていく.辺り一帯には亜熱帯性または暖帯性植物が踊るように繁茂している.これら樹木のうちのいくつかは,ここ九木崎が生息地の北限だという.
途中,金属製の梯子が掛けられているポイントがあった.景色だけでなく,道も変化に富んでいておもしろいと思う.とは言え,まだ一向に海の方へ下って行く感じはない.これから先の展開に期待して,気持ちはどんどん高ぶっていく.
梯子を越えると,道はアップダウンを繰り返しながら,徐々に海の方に下りて行く.そして,ついにオハイまであと20分のところまでやってきた.原生林の色はなお濃いが,海はもうすぐ先だ.
猪垣広場の猪垣を越えて,九木崎先端にある柱状節理の岩場,オハイを目指して原生林の中を行く.この辺りから,道が途端に狭くなる.常に崖伝いを歩くことになるので,なかなか気が抜けない.
そして,樹木に巻かれたピンクテープが目立つようになる.これを目印に歩いていけば,道からコースアウトしないで済む.もしこのテープがなかったら,遭難してしまうことだろう.
道は踏みならされてないし,同じような景色が続くので,道から外れてしまう可能性が高い.目先にピンクテープがあることを確認しながら,進んでいく感じだ.平坦だった道も,ついに登り坂が連続するようになる.
この日の気温は30℃を越える予報が出ていた.原生林の中は比較的に涼しいけれど,この連続する坂道を登っていくことで,額から雫のような汗が落ちてくる.ちょっと休憩することにしよう.
ちょうどいいところに,金属製のベンチが設置してあった.ベンチの前に広がるのは,明け方の白んだ熊野灘だ.ベンチに腰掛けて,タオルで汗をぬぐって一息つく.そういえば,朝からまだ何も食べていなかった.
九鬼町へ向かう前にコンビニで仕入れてきた朝食をとることにした.原生林の中で熊野灘を眺めながらの食事は,コンビニ飯でも最高だ.正面に見えるのは,ちょうど九木崎の真南に位置するナサ崎で間違いないだろう.
さて,休憩もそこそこに先を急ぐことにしよう.依然として坂道は続くが,心拍数をあげながら黙々と登っていく.辺り一帯には亜熱帯性または暖帯性植物が踊るように繁茂している.これら樹木のうちのいくつかは,ここ九木崎が生息地の北限だという.
途中,金属製の梯子が掛けられているポイントがあった.景色だけでなく,道も変化に富んでいておもしろいと思う.とは言え,まだ一向に海の方へ下って行く感じはない.これから先の展開に期待して,気持ちはどんどん高ぶっていく.
梯子を越えると,道はアップダウンを繰り返しながら,徐々に海の方に下りて行く.そして,ついにオハイまであと20分のところまでやってきた.原生林の色はなお濃いが,海はもうすぐ先だ.
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