おしょうしなでは秋、知人のリンゴ農家さんから大量のリンゴを買い、そのリンゴを庭の雪の中にコンテナごとすっぽり埋めてひと冬保存します。
雪に埋まったリンゴはみずみずしさそのまま、
さらに不思議なことに、雪の中で甘みが次第に増していくのですよ。
自然の力は偉大で神秘的です。
このところの暖かさで庭の雪も少なくなり、雪に埋めたままだったりんごも全部掘り出すことになりました。
雪埋めりんごをグラニュー糖でサッと煮て、少量のバター、レモン汁、シナモンで味を整えてホシノ天然酵母のパン生地で巻いたりんごパン。
ホシノ天然酵母でじ~くり発酵させたパン生地と、グラニュー糖控えめに煮たリンゴ。両方のホッとするような自然な甘さがマッチしています。
こちら、しばらくパン作りサボっています。
雪の中で林檎が美味しくなる。知りませんでしたが、北海道の和寒(わっさむ)では、キャベツを雪の中で保存して冬の野菜の無い時期に雪を掘って出荷しているんですよ。
甘味が増して凄く美味しくなるんです。
これと同じ原理かな?
ほんと、雪から掘り出したキャベツの美味しいことといったら~!
雪の中でじわりと旨み、甘みが増していて、それは美味です。
生のままざく切りにして味噌マヨネーズを付けてバリバリ食べるのがおススメです。
達五郎さんも次の冬にはぜひお試しください。
一方、今日最後の大根を掘ろうとしたら、もうネズミに喰われて全部ダメになっていました。ちょっと掘り出すのが遅すぎたみたいです。悔しいな~。