乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

12月の自然観察交流会レポート

2022年12月03日 | 乙女高原観察交流会

レポートを角田(晴)さんが書いてくださいました。写真入りのものはブログで公開しています。

 牧丘はなかげの郷に9時集合、車2台で乙女高原に杣口経由で向かいました。

 サワラ林で車を降り、氷華を探しましたがカメバヒキオコシの氷華は暖かいせいか見当たりませんでした。キツネノチャブクロ(狐茶袋)発見 袋を押すと胞子が出てきました。12月に入り冬の気配ですがまだまだ苔の緑が美しい世界が広がります。

 次に小楢山林道にも寄り、カメバヒキオコシに氷華が残っていました。氷華はじめて見る花?自然現象。初冬の寒い朝、茎の維管束の中にある水が凍りついて、茎から氷が花のように出現する現象を「氷華」と呼んでいる。

 知ってましたか‼ 乙女高原山頂? 地図上にはありません。

咲き終えた花を自然観察しました。

富士見百景 美しい富士山 見事です!来て良かった‼

 乙女高原湿原のミズゴケも美しかったです。

 フユシャク オス

 

 フユシャク メス

 

 フユシャクを見ました。フユシャクとは冬に出現するシャクガ(尺蛾)。冬なのにひらひら飛んでる蝶?蛾? フユシャクという蛾でした。フユシャクのオスは普通の蛾なのに、メスは翅(はね)が退化していて、とても蛾の仲間とは思えない奇妙な姿をしています。お互い似ても似つかないオスとメスが交尾している場面に遭遇すると、私たちのすぐそばで、人知れず繰り広げられている小さな自然のドラマに感動することができます。

 今日一日が素晴らしい体験でした。

 

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