急な話で、しかも平日になってしまいましたが、6月21日に「花と昆虫のリンク調査=訪花昆虫調査」を行いました。急な呼びかけにも関わらず、高槻さんをはじめ8人が集まってくださいました。
おかげ様で調査がサクサクと進みました。
調査の方法ですが、2人一組で、まず遊歩道に沿って巻き尺を伸ばしました。
それに沿って歩きながら、花に虫が来ているのを見つけたら、時刻と巻き尺のめもり、花と昆虫の名前を記入しました。昆虫は詳しく同定していたら大変なことになるので、分かるものは種名や属名を、そうでなければ、チョウ・ガ・ハチ・アブかハエ・甲虫・その他の6種類のどれかを記入しました。
初夏の草原はまだそんなに花も咲いていないので、虫はそんなに多くありませんでした。
お昼前にはだいたい調査が終わったので、みんなで歓談しながらお昼を食べました。午後からは、ちょっぴり残ってしまった調査区画をみんなで歩いて調査し、そのまま草原内を散歩しながら自然観察を楽しみました。いよいよアヤメが満開を迎えます。キンポウゲやヤマハタザオ、オオヤマフスマ、ニガナ、シロバナニガナ(ニガナの変種)も咲いていました。エゾノタチツボスミレやギンリョウソウはそろそろ咲き終わりですよ。ヤマオダマキ、ノアザミがもう咲きそうでした。
オトシブミをたくさん見ました。
しかも、まさに作業中!! 葉の根元をゴリゴリゴリと噛み切っていたり、葉を二つ折りにして、きつくギュッギュッと巻いていたり。昆虫界きっての細工師さんだと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます