山口・爆発事件の高3 「ネット参考に2本作った」 (産経新聞) - goo ニュース
山口県光市の県立光高校三年一組の教室で火薬入りの瓶が爆発、五十八人が重軽傷を負った事件で、傷害の現行犯で逮捕された三年二組の男子生徒(18)が山口県警の調べに対し、「爆発物はインターネットを参考にして作った」と供述していることが十一日、分かった。瓶には威力を高めるため、少なくとも数十本のくぎが入っていたことも判明。男子生徒は一組の生徒への恨みを動機に挙げており、県警は殺人未遂容疑での立件も視野に調べている■製造方法サイト氾濫 「興味本位」後絶たず
高度な知識が必要と思われがちな爆発物の製造だが、インターネットでは「マニュアル」などと称して、爆発物の材料や製造方法を掲載するサイトが氾濫(はんらん)している。
過去に発生した少年による爆弾事件でも、大半が「インターネットから知識を得た」と供述。興味本位から安易に爆発物を製造するケースも後を絶たない。
上記、産経新聞の記事を読んだが、昨今の情勢から「さも、ありなん」と思った。
以前から「いじめ」による自殺や、仕返しなどの事件がたびたび報道されているが、事件が起きなければ、闇から闇に葬り去られていることも多いのではないだろうか。
「仕返し」をするためには、「無関係の人が巻き添えになろうと知ったことではない」という、単純な動機にも唖然とするばかりである。
インターネットにはありとあらゆる情報が飛び交い、たやすく手に入れることが出来るのはいうまでもないが、「興味本位」から爆発物を作り、授業中の教室へ投げ込むなどという感覚は、どこから生まれてくるのだろうか。
かつて、過激派学生の爆弾闘争で多くの人々が被害を被ったこともあるが、「無差別」に行われることは防ぎようがない。
こうした事件が青少年の間に起きるのは、いったい、どうしたことなのだろうか。