近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

ようやく開き始めたクリスマスローズ

2008-02-11 14:06:13 | 花好きずき
 きょうはほとんど雲もない上天気だが、あすはまた雨の予報である。
先日の雪で覆われてしまったクリスマスローズだが、別名「雪起こし」といわれるだけあって、ようやく少しずつ蕾が開き始めた。
 クリスマスローズは、たいてい花が下を向いてしまうので、写真に撮るにはむりやり上を向かせないと絵にならない。







【クリスマスローズ】

・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Helleborus niger(クリスマスローズ)
    Helleborus orientalis
              (レンテンローズ)
     Helleborus : ヘレボラス属
     niger : 黒色の,黒い
     orientalis : 東方の
 Helleborus(ヘレボラス)は、ギリシャ語の「地獄」に由来する。
 荒れた土地に自生することから。
・いい名前ですねー。
 「クリスマスローズ」は、クリスマスの時期に咲く、バラ(ローズ)に
 似た花、ということから命名。
 多くは2月の節分頃から3月頃の開花だが、クリスマスの時期に咲く品種も
 あるらしい。
 「レンテンローズ」は、キリスト教のレント(受難節、イースターまでの
 40日間)の頃に咲くためにそう呼ばれる。
 季節で言うと2月頃から3月頃まで。
・ヨーロッパ原産。
・白く清楚でやや大きめの花。ピンクもある。
 神代植物公園でたくさん植栽されていた。 とても人気がある。
・花はなぜか下を向くものが多い。(花を雪から守ってるのかな?)
・学名の niger は、地下に横たわる、黒く短い”根”にちなんだ名前。
 この根は、ヨーロッパでは古くから薬用として利用していたらしい。
・別名 「雪起こし(ゆきおこし)」、
    寒さに強く、冬枯れの大地で雪を 持ち上げて花を咲かせる
    ところから。

(出典:「季節の花300」)