近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

徳丸北野神社の初詣風景。

2013-01-02 15:53:08 | 民俗・行事
地元の氏神様で菅原道真公をご祭神とする徳丸北野神社は、創建一千年を超える古社である。
学問の神様ということで受験生のお参りも少なくないのであろうが、年々、初詣客が増えているように思える。
ことしの元旦も晴天に恵まれ、一の鳥居の外から二の鳥居を経て拝殿まで長蛇の列であり、お昼近くになっても参詣客の列は絶え間なく続いていた。

毎年の元旦、徳丸北野神社では徳丸宮元囃子連中による寿獅子舞・巫女舞・福徳舞(大黒舞)が奉納されている。
いつもながら年明けと共に行われる初舞台はなかなか見に行けないので、午前11時からの舞台を見に行ってきた。
獅子舞と福徳舞は、いまでも三が日の間に地元の旧家を回って、悪魔払い、天下泰平・招福・家内安全の祈りを捧げているものである。

 【初詣の列と神田囃子】 

 

 【寿獅子舞】 
  
一人立ちの獅子舞で、悪魔祓いはもとより、蚤を取る仕草や蜜柑にじゃれつく仕草など、達者な芸も見せてくれる。

 

 【華麗な巫女舞】 

巫女舞はお神楽でお馴染みだと思うが、小学生の女の子が巫女に扮し、二人一組で振り鈴と扇子を手にして舞うものである。

 

 

 【福 徳 舞】 

福徳舞は大黒様に扮した舞手が、打ち出の小槌を振りながら福を授けるという祝福の舞で、舞の終わり際には打ち出の小槌からお宝が飛び出す。
お宝は福銭のおひねりで、お菓子などと一緒に観客に向けてバラ撒かれるのだが、ことしは福銭1個、小さなお菓子2個しか手にすることはできなかった。

 

 

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