巨人、４連敗で単独最下位。初３番の坂本が４安打も、４番阿部が大ブレーキ。

原巨人、最下位転落…打順総入れ替え実らず ― サンケイスポーツ

（ヤクルト２－０巨人、２１日、神宮）

巨人は２１日、ヤクルトに零封負けし、４連敗。打順を大幅に入れ替えるも実らず、最下位に転落した。１５試合以上消化しての単独最下位は、２００６年８月４日以来６年ぶり。優勝候補筆頭の前評判だったチームが不振にあえいでいる。

　打順の入れ替えも起爆剤にはならず、スコアボードに９つのゼロが並んだ。今季６度目の零封負けで４連敗。借金は６に膨らみ、最下位に転げ落ちた。

３番・坂本、孤軍奮闘４の４！打率リーグトップ ― スポーツ報知

打順組み換えも奏功せず…巨人６度目零敗で最下位転落 ― スポーツニッポン

澤村奮闘も援護なく４連敗 ― 巨人軍公式サイト

【おとりんの一言】

先発の沢村が初回にまさかの２失点。
１番の田中にいきなり四球、送りバントと３番のセンターフライで二死としたものの、４番のバレンティンにも四球で二死一、二塁。
１番の川端に右中間を深々と破られる三塁打で、走者を一掃された。
２回以降は７回まで無失点と好投したが、またして打線の援護が無く３敗目を記録した。

原監督は大幅に打順を組み替えたが、ヤクルト先発の左腕・赤川にまったく機能せず、５安打散発で零封されてしまった。
１番高橋（由）、３番坂本、５番長野と並べたものの、４番の阿部が大ブレーキ。
１回表、二死一塁で左飛。４回表、無死一塁で二ゴロ併殺。６回表、二死一塁で二ゴロ。９回表、一死二塁で、またも二ゴロの４タコだった。

巨人打線は今季、対左腕には２勝７敗１分けとまったく分が悪いのだが、いつまでこの状態が続くのだろうか。