朝からどんよりとした曇り空で、雨上がりのせいもあってなんとなく
蒸し暑い。
染井吉野などの桜も散って、八重桜が咲き始めている。
わが家には、ピンク系と白色の八重桜が1本ずつあるが、ことしは花が
少し少ないようだ。
【八重桜(やえざくら)】
・薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus lannesiana
Prunus : サクラ属
lannesiana : 園芸家「ラネス」さんの
Prunus(プラナス)は、
ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。
・開花時期は、 4/15頃~ 5/ 5頃。
・野生の山桜に対して人里の桜ということから
里桜(さとざくら)とも呼ばれる。
また花の形から牡丹桜(ぼたんざくら)とも呼ばれる。
「八重桜」「里桜」ともに総称名です。
・桜より咲き始めが2週間ほど遅い。
「あれ、もう桜は終わったのでは・・?」という頃に、
葉をつけた状態で咲き出す。
・枝垂桜(しだれざくら)と逆に、枝が上向きに伸びていく。
・「普賢象(ふげんぞう)」「鬱金(うこん)」などの種類が
よく知られている。
・鈴なりの花をいっぱいつける。
運動会で子どもが踊りに使う「ポンポン」みたいです。
・花びらが多い。なかでも兼六園菊桜という種類の八重桜は、
花びらがなんと250枚以上もある。
・塩漬けにした花にお湯をそそぐと「桜湯」になる。
塩辛いです。「茶」=「濁す」ということから
お茶でなくこの桜湯を婚礼の席でよく使います。
・大阪市造幣局(ぞうへいきょく)の有名な
「通り抜け」の桜はこの八重桜です(毎年4月中旬)。
・「いにしへの 奈良の都の 八重桜
今日(けふ)九重(ここのえ)に 匂ひぬるかな」
伊勢大輔(いせのだいふ) 詞花集 百人一首(61)
(出典:「季節の花300」)
蒸し暑い。
染井吉野などの桜も散って、八重桜が咲き始めている。
わが家には、ピンク系と白色の八重桜が1本ずつあるが、ことしは花が
少し少ないようだ。
【八重桜(やえざくら)】
・薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus lannesiana
Prunus : サクラ属
lannesiana : 園芸家「ラネス」さんの
Prunus(プラナス)は、
ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。
・開花時期は、 4/15頃~ 5/ 5頃。
・野生の山桜に対して人里の桜ということから
里桜(さとざくら)とも呼ばれる。
また花の形から牡丹桜(ぼたんざくら)とも呼ばれる。
「八重桜」「里桜」ともに総称名です。
・桜より咲き始めが2週間ほど遅い。
「あれ、もう桜は終わったのでは・・?」という頃に、
葉をつけた状態で咲き出す。
・枝垂桜(しだれざくら)と逆に、枝が上向きに伸びていく。
・「普賢象(ふげんぞう)」「鬱金(うこん)」などの種類が
よく知られている。
・鈴なりの花をいっぱいつける。
運動会で子どもが踊りに使う「ポンポン」みたいです。
・花びらが多い。なかでも兼六園菊桜という種類の八重桜は、
花びらがなんと250枚以上もある。
・塩漬けにした花にお湯をそそぐと「桜湯」になる。
塩辛いです。「茶」=「濁す」ということから
お茶でなくこの桜湯を婚礼の席でよく使います。
・大阪市造幣局(ぞうへいきょく)の有名な
「通り抜け」の桜はこの八重桜です(毎年4月中旬)。
・「いにしへの 奈良の都の 八重桜
今日(けふ)九重(ここのえ)に 匂ひぬるかな」
伊勢大輔(いせのだいふ) 詞花集 百人一首(61)
(出典:「季節の花300」)