尾張津島天王祭・朝祭り・7月24日(日)8時40分~
宵祭りの巻藁舟が一夜にして神事を終わらせ、姿を変え朝祭りには6艘の楽車船が、8時40分ごろに天王川に優々と一艘づつゆっくりと現れた、
昨夜の宵祭りの提灯400個の雄大な5艘の船を見ることが出来なかった、一度は見てみたい。
尾張地方に500年以上も続けられている伝統的なお祭りが身近にあるのに,
由来も歴史も知らなかった。
津島市と愛西市(旧佐屋町)に伝わる津島神社に伝わるお祭り
・宵祭りと朝祭り
宵祭りは土曜日の夜,提灯に彩られた津島五車(下構・今市場・筏場・堤下・米之座の旧津島ヶ村)の車楽(だんじり)が参加して行われるものです,
一方朝祭りは翌朝,装いを新たにした津島五車に佐屋町の市江車を加えた6艘に能人形を飾ります.
このように,現在では車楽と呼ばれる山車(船)だけの祭りとなっていますが,明治5年(1872)までは津島5ヶ町から大山と呼ばれる山車(船)が登場していました
先頭の市江車が中ノ島辺りまで進むと,市江車に乗った10人の鉾持ちは麻縄で布鉾を体にくくりつけ,1番鉾から順番に水中に飛び込みます.鉾持ちは御旅所まで泳ぎ進み,身を清め上陸し津島神社まで走り進むのです 。
鉾持ちの14歳から22歳の若者が10名、飛び込む前に拡声器から名前が放送されます。
飛び込んだ瞬間大きな歓声が上がります。