じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

夢物語

2006年07月28日 | 日々のこと
今日のNHKニュースで「水で走る自動車」の見出し
燃料タンクに水を補給している場面が流れた。
おっと、まさかそんな・・・と思わず聞き入ってしまった。それも日本のベンチャーが。
それならノーベルなんてものではないぞ・・

若い頃、よく議論していた。
水H2Oは、そもそも水素と酸素だから究極のエネルギー源のはず。
また、H・OHと表せば、モノアルコールとも解釈できなくはないのだから、これも燃料となるはず・・・などと
不可能ではないはずなのだけど、実は分解して水素と酸素を得るにはそれ以上のエネルギーを要するため効率的ではないのだけれど。
それでも素晴らしい触媒反応とか、生物利用などによって効率的に分解する技術が開発されるかも知れないし、未来には究極のエネルギー、となるのではないか、などと夢のような議論を真剣にしていたものだった。

ニュースの続き、
実は燃料は別の圧縮水素で、水素を燃焼するときにシリンダー内に水を噴霧すると、一瞬で水蒸気になり膨張する、その力でピストンを押し上げるというものだった。
なんだ、水素自動車に毛が生えただけのことではないか。ちょっと拍子抜け。


コメント
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