かみさんが入院して、いろいろと教わったことのひとつが洗濯の仕方である。
洗濯ならお安いこと、と言ってた割りに家ではほとんどやったことがなかった。
病院にあるのは、洗濯脱水機と乾燥機が別になっていて、40分の洗濯脱水が終わると、今度は乾燥機に放り込みゴロゴロと一時間ほど回す。
最初はそのまま洗濯物を入れ替えていたら、パジャマなどは縮むのがあるし、乾燥仕上がりが皺々で散々だった。
「脱水後に一度たたんでね、そして両手でパンパンと叩いて皺を伸ばすのよ、それから乾燥機に入れてみて・・・」なるほど、ちょっと面倒だけどそれをすると、仕上がりが断然違っていた。簡単なアイロンをかけたほど、パジャマならこれで十分。主婦の知恵だなあ、いや主婦の常識かも。そういえば昔から洗濯しながら盛んにパンパンとやっていて・・・何か憂さ晴らしでも?と思ったりしてたよ・・・
その後自宅での洗濯(乾燥機はない)にも生かしているが、確かにストレス解消にもなります。
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男やもめの洗濯物、皺々なまま干しているのをたまに見かける。教えてあげたいが、まさかそれは出来ない。
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今日は朝から青空で爽やかである。
シーツ類の洗濯をしよう、そうだ春物もこの際洗濯して仕舞っておこう。
洗濯は苦ではない。
「どうせなら、料理も洗濯も楽しくしなきゃね・・・、」かみさんの口癖である。
ムラサキツユクサ