昨日、娘が無事退院できてひとまずほっとした。
同じ病院だったので、入院中も母親を看ていてくれたが、これから一週間も私に看護させてとのこと、妻も喜んでいる。
大きな手術直後で本来なら休養期間なのに、くれぐれも無理はしないで欲しいのだが。
この期間に私も英気を養っておくことにする。
妻の病状は相変わらずあまり芳しくない。
肺炎や皮下出血に加え、腹水や浮腫が酷く脚がパンパンに張っている。
浮腫は血液濃度が薄くなり、浸透圧で血管から水分が滲み出すことによるとのこと。
口から栄養(タンパク質)が摂れると改善されるが、栄養点滴だけではいけないらしい。
口内炎や歯痛などをおして、食事をしようと努力している妻が痛々しい。
そんなに頑張らなくてもいい・・・
主治医と話し、治療は暫く休んで副作用の症状緩和とQOLを大事にしていくことにする。
この大学病院は歯学部とその専門病院が併設されていて、手厚い口腔治療が受けられることで助かっている。酷いときには毎日のように歯科医と歯科衛生士が往診してくれて、それはそれは丁寧に治療や指導をしてくれる。白血病の治療環境としてはこの上なく恵まれているといえる。
立秋が過ぎ、さすがに残暑という気候になってきたが、日中はまだまだ暑い。
各地で集中豪雨があるようだが、ここ瀬戸内では通り雨程度で川も干上がってきた。
まとまった降雨と秋の訪れが待たれる。
AFの発作も夏が山場、妻共々この夏を無事乗り切りたい。