じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

安心して子育て出来る国に

2014年03月19日 | 日々のこと

べビーシッターによる思いもよらない事件があった

表向きにはあまり知られていなかったベビーシッターですが

Netで検索してみるともう溢れるほどのサイトが載っている。

もちろん必要、要請があってこそ成立する仕事なのだろう。

だが中にはアルバイト的な得体の知れないビジネスも交じっていて、

こういう事件も起こるべくして起こったといえそうだ。

利用者責任で済まされるものではない。

 

これはもう政治の問題である。

女性の社会進出を謳いながら掛け声ばかり、実態は子育てには何と難しい世の中。

 

大企業には職場に近いところに至れり尽くせりの保育所があって育休も取れやすくなったようだが、一般的にはまだまだ制度も保育所も圧倒的に不足している。

保育所があっても病気や緊急の場合はやむを得ず上記のようなベビーシッターに頼らざるを得ない。一方では貧困など格差社会の差別も一因だろう。

 

 

私も結婚して共働き、妻は産休明けとともに仕事に就いた。

近くに親や親戚はいなくて、ゼロ歳児保育もなかったため同じ社宅の友人に預かってもらった。何よりも信頼できるベビーシッターであった。

二人目の出産の後やむなく退職したが、3年後に再就職する。

二人の子供を近くの瑞応寺の幼稚園に通わせながら・・、

http://blog.goo.ne.jp/ottchsan1886/d/20090611

 

よくぞやり繰りしながら、仕事を続けてきたものです。

今思えば、妻は計り知れない苦労をものともしなかったように思う。

「ごちそうさん」の時代のように戦争や戦のない世の中だったこと、

これは当たり前のように考えますが、過去では稀有で幸せな時代だったのです。

 

今の働く若い母親も同様、もしかしてもっと過酷なのかもしれない。

安心して子育ての出来る国にしていってもらいたいと切実に思います。

老い先短い高齢者のことは二の次で良い。

東北の復興ももちろん大事だが、子育て支援にもっともっと予算手当をすべき。

少なくとも保育所の充足などは何故やれないのか、政治・行政の怠慢。

1403191

 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする