当日は朝7時集合にして、最寄り駅発5:48、6:47集合駅着。早かった。
ちなみに隊長はいつも5時過ぎには目が覚め、
Kさんも普段の出勤時間と変わらないらしく…。
むしろ6:47に駅に着くと途中で連絡してしまったものだから、
予定より1本早い電車に慌てて変更してくれたみたい…。
朝頑張ったけれど渋滞があったり、ちょびっとだけ道を間違えちゃったりで
つつじヶ丘登山口に着いたのは9時半は回ってた。
晴れて22℃まで気温が上がるとなっていたのに、
どんより雨が落ちてきそうな曇り空に空気は冷え冷え。
身支度しながらこの寒さだったら温かいものがほしくなるかもと、
結局お昼のあれこれは全部持って行くことに。
3人分のカップものと水2本、水筒1本、自分のペットボトル1本
レインウェアにダウン、行動食やらを入れたらやたらとかさばってしまい、
アルミのやかんはKさんにお願いすることにした。
つつじヶ丘の登山口を8:55出発。
写真を撮りたかったらいつでもストップしてねとスタートで隊長に言われたのに
ここはいいやとスルーしたのが大失敗!
Kさんの登山デビューの一コマをそろそろ撮り始めますかと
スマホを出そうとしたら、サコッシュ毎車中に置いてきたことに気づく。
地図も入っていたのに、痛恨のミス!
でもまあ、心に焼き付けるいい登山になった。
弁慶茶屋跡に着いたのは10:35。
ここまでの道のりは鈍色の空で視界なく、
3歳くらいの男の子と抜きつ抜かれつ励まし合いながらのデットヒートを繰り返す。
二人にとっては長いアイドリングとなりちょっときつかったご様子。
ベンチに腰掛けこのまま根っこが生えそうな休憩具合。
さっ、そろそろ行きましょう!と声をかけ、重い腰を上げてもらう。
ここからは奇岩巡りのお楽しみ。
弁慶茶屋跡ではぽつぽつあたっていた雨もいつの間にか感じなくなり、
弁慶七戻りから始まるいくつかの奇岩を
ほ~!やらへ~!やらの感嘆符で鑑賞しながら歩みを進め
裏面大黒に着く頃にはすっかり晴れ渡りぽかぽか陽気に。
Kさんがどうか山登りを楽しめますようにとお参りをした屏風岩の神社では
ひんやりとした風がとても心地よかった。
大仏岩をよく表現したね~と通り過ぎて、いよいよ岩場の始まりかなと思われるところから渋滞が始まる立て看板。
今日は大丈夫そうだねと高をくくっていたら、2番目の立て看板を通り越したところでとうとう渋滞に突入。
狭い岩場に登りの渋滞だけでなく、そこに下りてくる人も加わるから
岩場の不得手だけでなく譲り合いで渋滞になっている。
やっと着いたと思ったら、女体山頂に到達するための長い列が別にできていた。
この行列で並ぶこと30分以上。
山頂の神社の前には混雑時3分以内滞在の張り紙もあった。
こんなに並ぶなら山頂からの景色はいいかなと思っていたけれど
この景色が関東平野を360℃見渡せる素晴らしいスポットだった!
ここを見ずにして筑波山を語るなかれの絶景。
何より空がとってもとっても近くて…感動!
二人は怖いからと先の方までは行けなかったけれど、
Kさんは感無量のご様子で、何よりそれがほっとした。