毎度新宿を訪れるたび、必ず通る思い出横丁の細い道。
いつの間にかアジアなお店になってしまっているけれど
一度はお店に足を踏み入れたいと思っていた。
そんな予てからのちょっとした夢を叶えてくれたのは
穴子の刺身をいただいたあと。
線路沿いの側にある「安兵衛」。
もうすっかり満腹だったけど、肴にいただいたのは
うるか…鮎の塩辛。これはこれは、正真正銘酒の肴だ!
へしこ…鯖の糠漬け。あーこれもお酒好きにはたまらないであろう一品!
うざく…胡瓜と鰻の酢の物。ほっと箸休め的な存在。
夜も長いのかと思いきや、23時閉店と案外早い店じまいだった。
昭和チックな雰囲気と、隣の席の会話が丸聞こえの大衆居酒屋。
何だか急に呑み助になったような錯覚に陥る、思い出横丁。
昔はしょんべん横丁で通っていたそうな。
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