春休みに友人の登山デビューにと選んだ奥武蔵・日和田山&巾着田。
その桜と菜の花の景色を堪能したときに、紫陽花が桜と並行するように植わっているのを見て
今度は紫陽花の頃と心に決めていた。
FBで春爛漫だよりをお伝えすると、私も山登りしてみたいと高校時代の友人からのリクエスト。
元祖山ガールの高尾山に続く今年の第2弾は、6/5か6/12(予備日)御岳山から日の出山、つるつる温泉へ。
2週間くらい前から天気予報とにらめっこ。
1日1日と変化する天気に、木曜に決めるところを金曜に延期して、結局6/5は翌週に持ち越しへ。
でもね、6/4はすこぶる天気よくて、絶好の山日和。
いつ巾着田の紫陽花が満開になるか、ネットで調べても6月下旬とはあるけれど、誰かの過去レポとしては見つけられなかった。
通勤時に見かける紫陽花はもう見頃を迎えているというのに、6月下旬まで待ったら逃してしまうのではと焦る心。
御岳山が朝の内に中止と決定してからの6/3のお昼休み、
そうだ! 6/4、下旬じゃなくて初旬だけど、6月だし行っちゃおう! と
急だけどお天気がいいので行ってみない?と駄目元で友人に連絡。
仕事帰りに折り返しが来て、「行く!」とびっくり一言!
思わず明日なんだけど大丈夫?と返すと日曜よりいいと。
飲み物だけ持参、後は動きやすい服装であれば帽子、なかったら貸出可と伝えてから慌てて電車の時間調べ。
髙麗駅にこの時間着でねと送った頃には、
お店が開いていたからリュックと帽子を買ってきたと連絡ありでこれまたびっくり!
でも結局、この帽子は帰宅したら袋に詰めてもらってなかったと
日の目を見なかったのだけど。
当日はその前から同じ電車なのはわかっていたけれど、
飯能駅で乗り換えの電車で車両をひとつひとつ訪ね歩いて合流。
のんびり本を読んでいた彼女。
何が何でも常に一緒にという感じじゃないのが心地いい。
というよりも、そもそも同じ電車に乗っているということに気づいていないんだなぁ。
10:17髙麗駅着。トイレを済ませていざ出発!
前日も雨だったし、スニーカーの彼女がすべるかと心配もあったので、
男坂へと進んだけれど、私もお初な見晴らしの丘へとルートをとった。
一度男岩・女岩を見てみたかったのとチャートの小径というのも歩いてみたかった。
見晴らしの丘では写真撮影だけして歩きだす。
分岐がいっぱいあって、どこを歩いているのかわからなくなる。
声のする方へと引き寄せられると結局男坂に合流。
でも、そこもほんの触り程度で第二鳥居へ。
FBではどんな険しい岩場かと思っていたけれど、
こういう感じだったんだ~と彼女。
盛り盛り写真がバレちゃって大笑いのあとは、
今回も下からの激写で盛り写真を撮りまくる。
穏やかな春の頃とは違って遮るものがない第二鳥居は日差しも強く、休憩は山頂で。
そういえば、初夏の暑さを懸念していたけれど、
山道は木漏れ日が漏れる程度でひんやりと心地よかった。
ひと汗かくこともなくたどり着いた山頂では、
ドリップ珈琲に長野で仕入れた桜井甘精堂のひとくち栗ようかんと
スキー部コーチおすすめのツルヤスーパーオリジナルのトレイルミックスで休憩。
友人は取り立てて感動してる風でもなく何だか拍子抜け…。
女坂で下山。
普段デスクワーク、数年前に一緒に行った高尾山では辛そうだったから心配していたけれど
どうやらコロナ禍でのぽっちゃり解消にリングフィットを毎日30分やっているらしく元気いっぱいだった。
本人も後から、思ったよりもちゃんと歩けてほっとしたと。
下山後は手打ちそば玄蔵でざるそばと天ぷら盛り合わせをいただく。
お蕎麦はとっても美味しくて、つゆが甘め。
天ぷら(茄子・舞茸・海老・ピーマン)は初めて!というくらいサクサクしてて美味しかった!
腹ごしらえを終えたら、髙麗郷古民家へ。
順路通り一周しかけたところで、スタッフのおじさんに声をかけられる。
客殿の前で手を打つと、ピーンと音が響くよ…でひたすら打ちまくってはホーッと感嘆符。
それを終えると飛んできてくれ、特別だよと燈籠と母屋を写し込む映えスポットを教えていただく。
それからもう一箇所、さらにもう一箇所と、私達の反応を面白がってか小出しにしてくる。
「入室はご遠慮下さい」と書いてあるけれど、
絨毯の敷いてあるところは大丈夫だからとあがらせてもらった。
縁側のような廊下を過ぎて客殿にも足を踏み入れる。
もう一度パンパンやってみる。
それからまだ時間あるでしょ!と促されて、南土蔵と納屋も拝見。
写真や切り絵の展示があり、歴史の一端を垣間見た気分。
今年は曼珠沙華祭りを開催するみたい。
この2年間刈り取られちゃって、可哀想だったもんなぁ。嬉しい。
気さくなおじさんとお別れをして、さぁ、紫陽花は咲いているだろうか、
あいあい橋から巾着田に入る。
第二鳥居から見た巾着田には青色は見当たらなかった。
予想通り、みずみずしい緑の葉が美しく、お情け程度に花をつけている紫陽花たち。
こちらの方がやはり遅いのかぁ、予期していたとはいえ残念。
それでも素晴らしい出会いあり。
巾着田の中心部、さんぽ道の先にあった雰囲気満点の大きな栗の木。
しかも花が満開で、栗の花というものを初めて見た。
青い空に日和田山をバックに大きな栗の木、心に焼き付くよい風景だった。
巾着田を一周し14時半、さてお茶でもしようかと、登山口付近まで戻ってカフェGOAへ。
チーズケーキとアイスコーヒーのセットを。
可愛らしい作りのゆったり空間で、贅沢にソファ席を選択して山の格好なのに優雅に寛ぐ。
帰りは西武・電車フェスタ2022 in 武蔵丘車両検修場イベントのための青い車両の臨時電車にお目にかかれてご満悦☆彡
次は彼女とどの山に行こうかしらん。
楽しかったのかどうかいまいちわからなかったけれど、
帰り道お店に立ち寄って取り戻せた?帽子もお披露目したいしまた行きたいとのこと。
スニーカーで駅からハイキングのいい山を探さなくちゃなぁ。
あ、紫陽花だよりとタイトルにつけたのは、
2022年6月5日はまだまだですよとお伝えしたかったので。
期待外れでごめんなさい
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