一期一会の日々

日々のあれこれ

雪上山歩きの赤城・地蔵岳

2024-04-03 17:13:40 | スポーツ

2024.4.1 mon.

筑波山、高尾山に続いて3回目となる登山の方とご一緒に。
ここなら眺望もいいし、私もまだ登っていない長七郎山もセットにと予定した。
どうせならつつじの頃と思っていたけれど、
隊長が春休み中の平日に行こう!とぐいぐいで…。
この冬は雪が少ないところが多かったけれど
ここにきてドカッと降った地域もあって
何となく検索したら雪が積もっている3/28の山行き記録を見たのが3/29。
これは大変なことになったと、ライブカメラを見たり、
土日のピーカン上昇気温で雪が溶けていないか
ヤマップの記録を見るを繰り返し…
使ったこともない軽アイゼンとスノーブーツ持参で
現地でどうするか決めようとなる。

7時、隊長の最寄り駅集合。
冬季は閉鎖しているところの多いトイレ情報。
赤城ビジターセンターに登山前にと寄ったけれど、㈪休館。
おのこ駐車場公衆トイレへ。
入口まで見に行って、雪が深くても結構固まっているという隊長の言葉を信じて
八丁峠から結局いつものザンバラン登山靴だけでスタートしたのは10:10。

先頭を歩いて足場を作っていっているつもりだったけれど、
なかなかついてこない後続の二人は、
下山のために木段を少し見えるように雪を脇によけながら登ってた。
木段と木段の間は通常空いているから、そこにずぼっと落ちないように。
ところどころ50~70cmくらいずぼっとはまっている靴型の穴あり。
ポールを突いてもいつものバスケットだと小さくて
腕を下ろしきった状態に、こんなに雪が深いんだとわかるばかり。
緊張感溢れる雪上歩き。
 でも何だろう、すごく楽しい!

途中、隊長が私の足場作りに御不満なのか優しさなのか先頭を代わる。
自分の足跡をそのまま踏んでくれば大丈夫というけれど
二番手の私の重みでずぼっといっちゃうのでは?!と恐る恐る。
後々聞くと、三番手の筑波さんその恐怖がマックスだったみたい
時々立ち止まっては振り返る長七郎山をバックにした小沼の白が美しい。
頂上手前のガレ場になると、途端に雪が消えてほっとするも
かえってゴツゴツして歩きにくい感じが不思議。

地蔵岳頂上到着11時。
お地蔵さまが並ぶ前からの眺望は相変わらず素晴らしい。
黒檜山前に半分が白く凍っていて、半分は水面が広がる大沼。
その白さを筑波さんが洗濯の泡みたいと評して
二層式を知っている世代だけの表現だねと大笑い。

風が強いので小沼が一望できる方へと移動してお湯を沸かす。
各自用意したおにぎりやパンの昼食。
隊長はたぬき蕎麦のカップ麺、我々二人はコーヒーを。
山頂ガスバーナーお初の筑波さんは感無量のご様子。
そういう姿を見られるのは嬉しい。
 
楽しくて楽しくて寒いことをすっかり忘れていたけれど
下山前になってダウンと手袋着用。

12時下山開始。
時間が経ったからか、登りよりも雪がゆるくなっていて
下りの方がつるっと滑ってそのままお尻で滑り落ちそうで怖い。
適度な距離を保ちつつ、一歩一歩丁寧に足を出す。
誰かが踏み抜いた穴の先には、ちょろちょろ水が流れていた。
歩いたことないけれど、クレバスを歩いているみたいって
大袈裟だけど気持ちはそれ
それでも下山の方が早くて、八丁峠到着12:45。

途中で出会ったのは登りで下ってくる4組、頂上で1組。
ほぼほぼ貸し切りだった地蔵岳。
時間も体力も雪山で持っていかれてしまったのと
この後のお楽しみもあるので長七郎山は断念したけれど、
雪山登山が思いがけず経験できて、とっても楽しかった!



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