できたてワッフル

いつも行列か、売り切れましたの札がかかっているワッフル屋さん。
珍しく午前中早くに店の前を通ったら
行列がなかったので、買ってみました。

温かいまま食べたくなって
道端で食べちゃいました。

世界の終わり，あるいは始まり

歌野晶午さんの作品　☆☆☆

以下，ねたばれありありのあらすじです。

幼児の誘拐連続殺人の犯人が自分の息子であるという証拠を
いくつも見つけてしまった父親が主人公。

最初は,息子が警察につかまり，家族がマスコミに追われ，
そのなかで，殺人鬼のような息子を育てた親への復讐として，
娘を誘拐されてしまう。
・・・と思いきや，それは父親の妄想で，
次々と，一家心中を企てようとする妄想，
息子は犯人ではなかったという妄想，
息子と対峙するが息子に嘲笑される妄想，
狂った息子を自ら誘拐して葬り，ホームレスにすべての罪をなすりつけようとしてホームレスを殺そうとするが自分が殺されてしまうという妄想，
・・・・などなど，つぎつぎとプロットが重ねられる。

しかし最終的には，なんとか息子と対峙しようと息子とキャッチボール，
その後の展開は読者にゆだねられる。
パンドラの箱には「希望」が入っていたという話と共に。

一つ目のプロットが妄想だと分かってからは
途中中だるみがするが，まあまあ面白かった。