◇ 教育公費支出 日本また最下位 OECD 08年調査
経済協力開発機構(OECD)は十三日、二〇〇八年の加盟各国の国内総生産(GDP)に占める学校など教育機関への公的支出の割合を発表した。日本は3・3%で、データの比較が可能な三十一カ国中で最下位だった。
日本は〇五、〇七年も最下位となり、低迷が続いている。今回のデータは自公政権時代のもので、民主党政権で実施した高校無償化などは加味されて . . . 本文を読む
◆ オキナワ、フクシマ、そしてヒノキミ<3>
―― いま変わらないとほんとに終わってしまう ――
◆ フクシマ、オキナワ
人々の意識に直接働きかける場面ではなく社会生活の実体的な場面として、今日の福島の事態は、原発が戦後日本社会の支配構造に深く関わっていることを露わにしました(佐々木賢『教育×原発』青土社 2011年)。
「原子力の平和利用」を唱えるアメリカに追随して原発を推進する政治 . . . 本文を読む
◆ オキナワ、フクシマ、そしてヒノキミ<2>
―― いま変わらないとほんとに終わってしまう ――
◆ 天皇の神格化と学校教育
明治以降、近代天皇制国家を確立していく上で、学校教育が果たした役割は多大なものがあります。自由民権運動など政治の在り方についての根本的な議論や要求を抑えつけながら、天皇の神格化は、紀元節や天長節などの国家祝祭日に行われる学校儀式を重要な場面として形成されていきまし . . . 本文を読む