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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(169)<08年「不起立」河原井・根津裁判>

2016年10月19日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
 昨日(10月17日)東京地裁で、▲ 河原井さん・根津さんの08年「不起立」裁判(証人尋問)が行われた。ふたりとも停職6ヶ月の処分だった。
 すでに07年「不起立」処分(河原井さん停職3ヶ月、根津さん停職6ヶ月)については、昨年5月高裁で処分取り消しの判決が出ており、都教委は河原井さんについては上告せず、根津さんついての処分についてだけ上告していた。しかし、今年5月に最高裁は都教委の上告を棄却し、根津さんの勝利も確定した。
 今回の08年処分については、本来なら5月の最高裁棄却を受け、都教委は処分を取り消すのが当然であろう。
 しかし都教委は、河原井さんについては、処分されてからも「全国行脚」をしたとか、根津さんについては「トレーナー」を着たり、学校前に「停職出勤」したから、といった理由を付け、あくまでも自分たちの「正当性」を主張してきた。
 昨日は以下の3人の証人尋問(13:00~17:00)だった。
   (被告)鈴木明・人事部教職員服務担当副参事(当時)
   (原告)根津公子さん(南大沢学園養護学校(当時)
   (原告)河原井純子さん(八王子東養護学校(当時)

 鈴木氏は処分案の検討等、二人の処分に関わった人物である。
 その鈴木氏は、原告側の弁護士の尋問に対して次のような回答をした。

 ・「懲戒処分案については、その後教育委員まで変わらなかったのか」
    ⇒「変わらなかった」
 ・「体罰などの処分はネットで学校名などは公表していないが、日・君については公表している。なぜか」
    ⇒「わからない」⇒「重大なものだと考えていたので」
 ・「体罰などでは何回しても戒告にとどまっているのがあるが、なぜ日・君だけ累積加重処分なのか。ヒドイとは思わなかったか」
    ⇒「わからない」「ヒドイとは思わなかった」
 ・「最高裁判決では累積加重処分を繰り返せば、最後は免職になると書いてあるが、どうだったのか」
    ⇒「免職までは考えていなかった」
    (しかし、このあと根津さんへの尋問で、根津さんは繰り返し「次はクビだ」と言われたことを証言した)
 ・「長期間職場から離すことは生徒への影響も大きい。そのことは考えなかったのか」
    ⇒「配慮も考えた。しかし国旗・国歌は重大なことだ」
 ・「トレーナーなどを着てはいけないという決まりはあるのか」
    ⇒「規定はないがそこに言葉が書かれているから」
     (根津さんは以前から「強制反対 日の丸・君が代」などと書かれたトレーナーやTシャツを着ており、そうした教員は他にもいた。また根津さんは仕事がら汚れるので作業着として着ていた)
 ・「他県などの処分例で、東京ほどヒドイものはない。同じ学習指導要領でやっているのだから、おかしいのでは」
    ⇒「他県の判決のことはよく知らない。」
 ・「当時の新聞などの世論調査でも60~70%は処分反対と出ていたが、考慮しなかったのか」
    ⇒「考慮しなかった」
 ・「最高裁判決の際、宮川意見書では、東京やごく一部の地域では突出していると述べられているがどう思うか」 
    ⇒数字的には認める」

 ご覧のとおり、いい加減、無責任な回答が続いた。

 根津さんへの原告側弁護士の尋問で、根津さんは次のように述べました。
都教委がやっていることは教育に反する行為だ、として、自分は具体的な資料などをもとにして子どもたちが考えられるようにしてやって来た。
また、子どもたちのなかにも『日・君』について考えている子がいる。
『私は起立が出来ない』『うちの家族は反対している。私も反対だ。強制しないでほしい』と言ってきた子もいた。
私の停職処分に対しても、多くの生徒たちが怒りを持っていた
06年3月の処分事案には教え子が証言に来た。
停職出勤のときには自分で作ったパネルを持ってきてくれた。
国旗・国歌を一方的に教え込むことはやっていけないことだ。」
 さらに弁護士に、アメフトのキャパニック選手の「不起立」(今回これに関する資料も提出された)についての考えを聞かれると、次のように述べた。
「たった28歳で選手生命が断たれるかもしれないのに、この方が大事だとして踏み切った。敬意を表する。オバマ大統領の擁護するコメントがあったが、都教委の教育長はこういうことを言えるか。民主主義がアメリカでは根付いている。日本はそうではない。この問題でイギリス人のアレックスが論文を書いているが、アレックスは、日本の状況は世界的にみてヒドイと書いている。」
 他に彼女は、08年3月に処分され強制配転させられたが、その後、それまでの勤務校の職員たちから、生徒や職員と一緒にとった写真のアルバムを頂いたことも紹介した。
 その中には職員たちの寄せ書きもあり、そこには根津さんへの感謝と尊敬の気持ちなどが書かれていた。
 また、トレーナーについては、都教委の弁護士がしつこく「教育活動の一環として着ていたのだろう」とかみついてきたが、根津さんはそれに対し、
 ・それ以前から着ておりそれ以後も着ていた、
 ・いろいろな社会問題があることも知ってもらえればと思った、
 ・作業着としても着ていた
と述べ、最後に、次のように述べた。
豊洲市場が問題になっている。石原が明らかに悪いが、都教委がやっていることと全く同じと確認するに至った。
『職務命令』を校長に出させて処分する。しかし、校長らの声は聞かない。
自分を処分した4人の校長のうち、3人は『10・23通達』に反対だった
憔悴しきっていた校長もいた。涙を流した校長もいた。私(都教委が後ろに控えていた)以外の教員の不起立をあえて現認しない校長もいた。
私を評価し学習指導でAを付け、都教委にBをつけろと直された校長もいた。これが現実だ。」
 河原井さんは、自分の教育に対する考え
 <強制しない、差別しない、おかしいことはおかしいと言おう>
 を述べ、6ヶ月停職処分のきわめて大きな経済的不利益と、教育的不利益を語り、問題となった「全国行脚」に関しては、次のように述べました。
「全国行脚で沖縄に行き東京で起こっていることを話した時、
オバアは『日の丸の赤は同胞の血、君が代は皇室の歌、民衆の歌を早く作らねば。沖縄戦は<ノー!>と言って立ち上がらなかったその結果だ』と述べた。
今社会は刻々と変わっている。
昨年の安保法制ではママたちは『誰の子どもも殺させない』と立ち上がった。
そのような判断ができる教育、命令や強制で動かされない教育、を伝えていきたい。
10・23通達の憲法判断を!すべての処分の取り消しを!」
 昨日の裁判は、都教委が内外ともにいかに突出しているかを浮き彫りにした裁判だった。
 次回は、2012年2月2日(木)10:30~ です。
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 ① 戦争をさせない杉並1000人委員会の学習講演会
   『あれは侵略戦争ではない』という虚構
 <日時>2016年10月18日(火)18時30分開場、45分開会
 <会場>阿佐ヶ谷地域区民センター3階、第四~第五集会室
      (JR中央線・阿佐ヶ谷駅南口下車2分)
 <講師>池田佳代子さん
 <資料代>500円


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 ②都教委包囲ネットは、この秋、以下の取り組みをします。

 ★ 『10・20都教委包囲・要請行動』
 <日時>2016年10月20日(木) 15:30~17:30
 <場所>都庁第一庁舎前に集合、
 <内容>包囲・要請行動
 <スローガン>
   ・10・23通達撤回! ・「日の丸・君が代」強制・処分反対!
   ・道徳の教科化反対! ・国威発揚の「オリンピック教育」反対!
   ・教育の軍事化を許さない! ・若者を戦場に送るな!

 都教委や都に文句を言いたい方々、多数お集まりください。
 要請文、抗議文なども当日提出します。
 提出される方はそれもお持ち下さい。


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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
 http://hinokimi.web.fc2.com/

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