◆◇◆ 学校屋上への携帯電話基地の設置を許すな!! ◆◇◆
豊多摩高校屋上にドコモの携帯基地局建設
十分な説明も終わらないうちに5/27から工事再開!?
春休み間近3月の職員会議で、突然工事計画が示されました。実は2年前から水面下で交渉が進められて、08年6月には都教委が「東京都教育財産使用許可書」を発行していたのです。校長が、職員会議にも企画調整会議にも諮らずに、校舎の使用に同意していたことになります。その後『東京新聞』の報道(4/5)もあり工事は一次中断していましたが、ドコモは近隣住民に戸別説明を済ませたとし、工事再開を通告してきました。
校長は「利便性・公共性・教育活動への支障はないとの観点から、断る理由はない」と言います。あまりに思慮が浅いとしか言いようがありません。アンテナの真下で生活する子どもたちや教職員の健康や安全を本当に考えているのでしょうか。
「電磁波の人体に与える影響」については科学的にグレーゾーンで、数年後に影響が出ることもあると言われます。既に「電磁波過敏症」の症状も知られています。特に成長途上の若者には影響が蓄積されやすいと言われます。
しかも本校屋上は立ち入り禁止ではなく、天文台があって天文部の生徒が天体観測のためにアンテナの傍を通り長時間活動をします。直下の美術室は屋上に向けた天窓がついています。このような状況を責任者である校長は把握し損なっていたのか軽く見すぎていたのではないでしょうか。
また「利便性」も「公共教育施設」とは相容れません。一部ユーザーの利便性の向上がどうして「公益」と言えるのでしょうか。ドコモという一つの企業の利便性をはかることは公平性を欠きますし、学校での携帯電話使用について文科省が自粛通知を出している中、「便利にしておいて使うな」とはどう考えても矛盾しています。生徒たちにどう指導しろと言うのでしょうか。
近隣住民からも「建設反対」の声が上がり、署名活動も始まりました。「無用な混乱を招くから求められなければ説明しない」という校長の態度は、「開かれた学校」として失格です。設置者の責任として、納得のいく説明を求めます。
■説明責任を果たさない「閉じられた学校」の校長に抗議打電・FAXをお願いします。
【宛先】〒166-0016 東京都杉並区成田西2-6-18
東京都立豊多摩高等学校 校長 三田清一
TEL:03-3393-1331 / FAX:03-3398-3746
■子どもたちの健康への鈍感な都教委を糾弾する
全国でも希な学校施設への基地局建設許可を、教育委員会にも諮らず一部局だけの判断で行ったことはあまりにも軽率です。「安全」という結論はドコモの一方的な説明を鵜呑みにしただけではありませんか。「許可」を凍結・撤回して下さい。
【都教委担当部署】教育庁 都立学校教育部 高等学校教育課 施設係 電話:5320-6764
■ドコモの社会的見識を問う
学校や病院にあえて基地局を建てる強引さに反感を持たれたら企業イメージが低下しませんか。学校関係者・地域住民の声に耳を傾けて下さい。
【担当部署】株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線アクセスネットワーク部 品川分室 5461-4850
『3支部ニュース』(2009/5/21)
豊多摩高校屋上にドコモの携帯基地局建設
十分な説明も終わらないうちに5/27から工事再開!?
<豊多摩分会>
春休み間近3月の職員会議で、突然工事計画が示されました。実は2年前から水面下で交渉が進められて、08年6月には都教委が「東京都教育財産使用許可書」を発行していたのです。校長が、職員会議にも企画調整会議にも諮らずに、校舎の使用に同意していたことになります。その後『東京新聞』の報道(4/5)もあり工事は一次中断していましたが、ドコモは近隣住民に戸別説明を済ませたとし、工事再開を通告してきました。
校長は「利便性・公共性・教育活動への支障はないとの観点から、断る理由はない」と言います。あまりに思慮が浅いとしか言いようがありません。アンテナの真下で生活する子どもたちや教職員の健康や安全を本当に考えているのでしょうか。
「電磁波の人体に与える影響」については科学的にグレーゾーンで、数年後に影響が出ることもあると言われます。既に「電磁波過敏症」の症状も知られています。特に成長途上の若者には影響が蓄積されやすいと言われます。
しかも本校屋上は立ち入り禁止ではなく、天文台があって天文部の生徒が天体観測のためにアンテナの傍を通り長時間活動をします。直下の美術室は屋上に向けた天窓がついています。このような状況を責任者である校長は把握し損なっていたのか軽く見すぎていたのではないでしょうか。
また「利便性」も「公共教育施設」とは相容れません。一部ユーザーの利便性の向上がどうして「公益」と言えるのでしょうか。ドコモという一つの企業の利便性をはかることは公平性を欠きますし、学校での携帯電話使用について文科省が自粛通知を出している中、「便利にしておいて使うな」とはどう考えても矛盾しています。生徒たちにどう指導しろと言うのでしょうか。
近隣住民からも「建設反対」の声が上がり、署名活動も始まりました。「無用な混乱を招くから求められなければ説明しない」という校長の態度は、「開かれた学校」として失格です。設置者の責任として、納得のいく説明を求めます。
■説明責任を果たさない「閉じられた学校」の校長に抗議打電・FAXをお願いします。
【宛先】〒166-0016 東京都杉並区成田西2-6-18
東京都立豊多摩高等学校 校長 三田清一
TEL:03-3393-1331 / FAX:03-3398-3746
■子どもたちの健康への鈍感な都教委を糾弾する
全国でも希な学校施設への基地局建設許可を、教育委員会にも諮らず一部局だけの判断で行ったことはあまりにも軽率です。「安全」という結論はドコモの一方的な説明を鵜呑みにしただけではありませんか。「許可」を凍結・撤回して下さい。
【都教委担当部署】教育庁 都立学校教育部 高等学校教育課 施設係 電話:5320-6764
■ドコモの社会的見識を問う
学校や病院にあえて基地局を建てる強引さに反感を持たれたら企業イメージが低下しませんか。学校関係者・地域住民の声に耳を傾けて下さい。
【担当部署】株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線アクセスネットワーク部 品川分室 5461-4850
『3支部ニュース』(2009/5/21)
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